LAND-CARID
登場作品:赤い光弾 ジリオン(1987/TVアニメ)
全長:24.46m/最大速度:時速136 km
(劇中設定より)
セガ・エンタープライゼス製 プラトイ
ハイディティールアクションシリーズ
「赤い光弾ジリオン」に登場する大型輸送機ビッグポーターのプラトイには合体可能な
3種の中型メカ、エアロキャリッド・ランドキャリッド・アクアキャリッドが付属。
3種のキャリッドマシンは其々単品販売もされていました。
1987年発売/定価:4980円・単品版は680〜780円ほど?
SIDE VIEW
全長:約11cm(約1/222スケール)
ランドキャリッドはホワイトナッツが使用する多目的装甲車とも言うべきマシンで
他のキャリッドマシン同様にビッグポーターで長距離輸送し最前線に於ける
拠点機能の他にも巨大車両ならではの輸送機能や攻撃能力も有します。
モデルは平面構成の車体を雰囲気重視で再現、基デザインは特殊車輪による前4・後6の
装輪式となっていますがモデルでは微妙にアレンジ。 フォルム優先という事と
本モデルの持つ性格を考えるとこの辺は然程気にならない感じですね。
TOP & BOTTOM VIEW
平面主体からくる無機質さの中に亀っぽいというか虫っぽい有機的イメージを持つ上部は
一見シンプルながら複雑な面構成となっており、モデルの造型はその辺頑張った感じ。
底部に見える合計10輪の特殊車輪のアレンジ具合は画像右の通りでモデルはプルバック
ゼンマイによる走行ギミックを搭載。 車輪は総プラ製ですが駆動輪である左右中央の
2輪のみ、車輪にグリップ力を与える為のゴムベルトが巻かれています。
FRONT & REAR VIEW
ボディと足回りを独立させたスタイルなのが判る前後部。
ボディ上部が8角形なのに対して断面は6角形なのが個人的に興味深い点。
前部には援護射撃用でしょうか2連装の50mm機関砲を装備しています。
後部に見えるこのサイズにして巨大な4基のノズルは、主にビッグポーターから
空中で分離し地上まで短時間飛行する際等に使用されます。 後述しますがモデルは
ボディ左右に装備した主翼も再現、画像上は主翼を展開した状態になります。
陸上走行時は不要っぽいので主翼を収納してみました。
この辺、劇中では出番が少なかったんで覚えが…どうだったかな?
ACTION
モデルは前部の機関砲が上下に可動。
ビッグポーター搭載時は主翼や前部のスタビライザーをボディに収納します。
ランドキャリッドをジョイントオン!
他のキャリッドマシン同様、ボディ側面に設けられたスリットにビッグポーター側にある
ジョイントパーツをスライドインさせる事で搭載完了。 ランドキャリッド側の
ゼンマイ動力がビッグポーターに還元されないのが少々残念なところです。
輸送機で車両を運搬するってのは最もシックリ来るスタイル。
このスタイルをもう少し劇中で見られると良かったんだけど…
SF戦闘車両の憂鬱
書物等では惑星マリスの荒れた地表では活躍の機会が少なかった的な記述をチョイチョイ
見かけるんですが、そういった場所でこそ活躍出来るメカなんでないかと思うんスよね。
作風から来る諸々な制約の中で埋もれちゃった感がある本機…何とも残念です。
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