登場作品:赤い光弾ジリオン(1987)
パッケージ
セガ製 プラトイ
モスピーダやガーランド等、変形バイクが華盛りだった80年代。
ジリオンにもアーモレーターという人型に変形する3輪バギーが登場、
この作品でキャラクター玩具界に初参戦したセガのメイン商品となりました。
1987年発売/定価:4500円
SIDE VIEW
全長:約27cm
タツノコメカとしてはモスピーダに次ぐ変形バイク(バギーだけど)。
変形というファクターを抜いて車両単体として見ると
ライディングセプターの方がカッコイイかな?
TOP & BOTTOM VIEW
変形システムを優先させたデザインなのでシルエットの美しさは望めないか。
ゴム製のタイヤはパターンも正確に再現。
大きな後輪には左右両方にプルバックゼンマイを内蔵、走行可能となっています。
↓キャラクター玩具初挑戦故かこのモデルには何箇所か造りの甘い処が。
画像は前輪アームの基部。
変形に関るこの部分の玩具的処理がイマイチ甘い為によくスッポ抜ける。
アームを金属製にしたまでは良かったのだが…。
FRONT & REAR VIEW
ライディングセプター同様、可能な限り設定に対し忠実に造形されている。
そう、印象は悪くないんだ。
悪くないんだけど…↓
上の画像はフロントカウル内で、アーモレーター時に腕となる部分。
ここに設計上のミスがあった。
向かって左側に見える青いパーツは下腕部の装甲パーツなのだが
画像の様に左右がキチッとはまらない。
これは再現された腕部のメカ(向かって右側に見える)のモールドに対し
装甲パーツ側の造形が対応出来ていない為。
生産ロットによっては改良されているのかもしれませんが…。
RIDE ON!
付属するJJのアクションフィギュア(身長約12cm)を乗せてみる。
ライディングセプター同様にサイズがアンバランスだ。
フィギュアは単品売りもされています。
↑付属のシール。右はJJ用。
TRANSFORM
全高約22cmのアーモレーター形態に変形! 関節は割と自由に動かせます。
ライディングセプターに付属するキャノン砲を持たせることも可能。(画像右下)
付属のフェイスガードを装着。(画像左)
後輪のプルバックゼンマイを利用して、画像右の様な状態で走行可能。
ニールドフォームって名付けられていますね。ガキーンを思い出しました(笑)
セガ製 Jr.アクションシリーズ
ライディングセプターでも展示したミニサイズのプラトイシリーズで、
トライチャージャーは画像の2種がラインナップされていました。
1987年発売/定価:?円
全長:約10.5cm(バギー)/全高:約10.5cm(アーモレーター)
バギーはプルバック走行、アーモレーターはゼンマイで歩行します。
シリーズには他にもオパオパやノーザレイカーも出ていました。
デザイン的にも商品的にも力の入ったトライチャージャーですが、
劇中では思ったほどの活躍は見せてくれませんでした…残念。