ゼンダマン秘密基地

登場作品:ゼンダマン(1979

 

 

 

 

タカトク製 Zキャラクター&プラDX

タイムボカンシリーズ第3弾として登場した「ゼンダマン」の玩具は例によって

タカトクより合金を中心に幅広く展開。秘密基地に関しては画像右の大型プラトイも

‘プラDX’のブランドで発売されました。タカトクは嘗て‘ホビック’というブランドで

プラトイを展開していて「タイムボカン」時にもホビックアイテムが出ていたのですが

「ヤッターマン」時には既に消滅していた様です。

 

1979年発売/定価:1750円(合金)・?円(プラDX)

 

 

 

 

それでは合金版とプラDX版を比較形式で紹介!

 

 

SIDE VIEW

全長:約10cm(左・合金)/約19cm(右・プラ)

 

「タイムボカン」と「ヤッターマン」の基地は純然たる建築物だったのですが

ゼンダマンの基地は有事に自走可能な乗物タイプとなっています。

ポピーを始めとする他メーカーの基地玩具もそうですが、割りと早い時期から基地も

乗物としてデザインされたものが多かったですね。(特に宇宙船タイプ多し)

個人的には建築物タイプの方が好きなのですが…。

↑実際のサイズ比

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

上の合金版はカラフルな色使いが楽しくアニメのイメージにも近い感じ。

ゴム製のキャタピラによる転がし走行が可能なのも嬉しいところです。

下のプラ版のキャタピラは残念ながらダミーで、車輪による転がし走行となっています。

 

 

FRONT VIEW

主役メカであるゼンダライオン同様にSLっぽさを基調としたデザインの中に

窓やエレベーター等の建築物的アイテムを盛り込んだユニークなデザイン。

下のプラ版を見てみるとSLで言うところのボイラー部全体をクリア成型としたところが

目に付きます。上の合金版は側面の窓だけをクリアとして外観の再現に拘りを見せますが

プラ版はより玩具的な遊びの部分に拘りを持たせる方向性で造形されています。

 

 

REAR VIEW

ディティールに拘る合金版とギミックに拘るプラ版の様子は後部にも見られます。

外観的特長である両サイドに設置されたエレベーターは合金、プラ共にクリア成型と

なっており、後述のギミックを外側から楽しめる様になっています。

 

 

ACTION

まずは合金版のギミックから!

基地前部は画像の様に前方に開く事が可能で、その後部にはシールで再現された

ゼンダライオンの姿も。内部にはターンテーブルがあり付属のミニロボ(消しゴム人形)

を載せれば劇中イメージを楽しめます。ミニロボは3体付属して本モデルの場合は

下の3体が付属していたのですがゼンダシロクマ、ゼンダビーバーは良しとして

何故か残りの1体がヤッターパンダに。パッケージにもヤッターペリカンが

写っていたりするのがまた…ランダムで入っていると思うのですが

主役であるゼンダライオンは必ず入れて欲しかったですね。

 

 

ターンテーブル回転!

本体後部にあるダイヤルを回すとターンテーブルが回転可能。

輪ゴムで繋がっているので劣化が心配だったりします。

 

 

その他のギミック

前部のドアが開閉可能(画像左)

 

左右側面のエレベーターが上下に可動(画像中)

エレベーターにはゼンダマン1号、2号、アマッタンがシールで再現されています。

 

上部左右の窓を開けば収納されていた発射機からミサイルを発射可能(画像右)

ミサイルは6発付属します。

 

 

次にプラDX版のギミックを!

合金版には消しゴム人形が3体付属しましたがプラ版には画像の6体が付属。

車輪で転がし走行が可能とはいえ板状ってのはどうも…な感じですね。

でもゼンダマン1号&2号は一寸嬉しいかな?

 

 

後部ハッチオープン!

後部のハッチを開くと2階建ての基地内部を楽しむ事が可能。

早速、鉄ちゃん(1号)とサクラちゃん(2号)を置いてみます。

 

 

エレベーター可動!

2階フロアから左右にあるエレベーターに人形を乗せて上部のダイヤル(画像左下)を

回すとエレベーターが1階に降ります。ダイヤルを逆に回せば昇るのですが

左右で2基あるエレベーターが互い違いに上下するという点が楽しいところ。

 

 

司令塔がポップアップ!

2階フロア中央にあるエレベーターは司令塔となっており、

上部のレバーを押すとポップアップします。

 

 

1階は格納庫に

付属のゼンダメカを3体格納可能となっています。

格納庫前方には発進用の線路の姿も。(画像右)

 

 

ゼンダメカ発進!

合金版同様に基地前部は前方に開く事が可能。

後部のダイヤルを回せば前方の線路が左右に動くので3ヶ所ある発進口の何れかに

線路をセット。予め前部のドアを開けておいた後にダイヤルを押せばセットした

発進口に格納されていたゼンダメカが滑り降りて発進!となります。

物語の舞台が現代であれば画像の様に基地前部から発進するのですが、

時を越える場合には基地内で開かれるタイムトンネルに入って出動して行きます。

 

 

ミサイル発射!

これまた合金版と共通したギミック。

ミサイルは3発付属していましたが…何か少ない様な…欠品してたのかな?

 

 

ヘッドライト回転!

ヘッドライト横にあるツマミを回すとライトが回転。

目玉とリアル造形なライトを切り替え可能です。

プラ版はその造形と色味から目玉の方が似合うかなと思ったので

ここでは目玉を基本としました。但し劇中では基地に意思は無かったと記憶しています。

 

 

放映終了から20年後にはこんなものも!

これは2000年にユニファイブから発売された超真合金ゼンダライオンに付属する

基地の一角で、ゼンダライオンのディスプレイに一役買っています。

 

 

♪あれはゼンダマン 正義の守り神

ゼンダマン1号&アマッタンのミニソフビを加えて記念撮影。

ゼンダマン2号のソフビが中々入手出来ません…。

 

乗物的スタイルに建築物的魅力を上手くミックスしたゼンダマン秘密基地。

外観に気を配った合金版と基地玩具らしい遊びを優先したプラ版、

突出したものはありませんが双方共に良い玩具だと思います。

 

 

ゼンダライオン等も展示中!

画像をクリックするとゼンダライオンの展示室へ!裁判メカの展示室へ!展示室へ入れます。

 

 

 

 

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