ダイアバトルス V2
(マシン編)

バトルス01 バトルス02 バトルス03 (+ボレットファイター)

ダイアクロン(1980〜)

 

 

 

 

タカラトミー製 プラトイ

ダイアクロン ダイアバトルスV2

 

90年代後半、変身サイボーグやミクロマンが市場で再始動した頃より置いてきぼりを

喰っていたダイアクロンが遂に復活。 30年前のオリジナルストーリーを引き継いだ

世界観と練り込んだ設計&デザインで発表から大きな話題となっていたダイアバトルス

V2は、ネオアタックシステムの第1弾として華々しいデビューを飾りました。

勿論、スケールは1/60となっています。

 

2016年5月28日発売/メーカー希望小売価格:16200

 

 

真の主役、ダイアクロン隊員の皆さん!

 

本モデルには4体のダイアクロン隊員が付属。 その内、画像右にある全身赤色の隊員は

ダイアバトルスV2初回限定版に付属するものとなっています。

 

21世紀のダイアクロン隊員はオリジナル隊員と同じ身長:約3cm(1/60スケール)で

オリジナル譲りの足裏磁石も完備。 しかも何とこのサイズで全身9ヶ所の関節が

可動するという優れもの! 新たなドラマを紡ぐに相応しい‘主役'達です。

 

ダイアクロン隊員の部屋へ!

 

 

メタルラベルが付属→

本モデルには画像の鉄板シールが付属。

バトルスメカに貼ればその上に隊員を立たせる事が可能となります。

説明書に所定の位置が記されているのですが取り敢えず現時点では貼らずにおきました。

 

 

それでは各バトルスメカを順にご紹介!

バトルス01

宇宙空間から海底まで活動可能な万能マシン。

チーフパイロットが操縦しダイアバトルスV2のコアとなる。

機体中央に高機能マルチセンサーの集合体‘ヘッドユニット'が格納されている。

(付属するパンフレット記載の設定より)

 

 

SIDE VIEW

全長:約10cm

 

小型戦闘ポッド然としたバトルス01は3機の中で最もSF色が強いデザイン。

非常にコンパクトに纏まっていますがロボ時には頭・胸・腰・太腿を構成する欲張りぶり。

それにしても設定を読むまで海底まで行けるとは思いませんでした。

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

 

主武装である4門のフリーゾンパルスターキャノンが存在感を主張する上・底部。

バトルス各機には結構細かなモールドが走っているんですが

01の上・底部に関しては少々大人めなものとなっています。

 

 

FRONT & REAR VIEW

 

全体に溢れる丁寧な仕事っぷりは開口された砲口からも伺う事が可能です。

垂直に伸びる2本のコズミックセンサーには軟質樹脂が使用されており、曲がり癖が

気になったりもするのですが遊んでいるとこれはこれで正解だったのかとも思えたり。

何より宣材写真も曲がりまくってるんですよね、先手を打ってるんだよなぁ〜。

 

 

前部に比べ地味めな後部ってのはよくあるパターン。 ロボ時に太腿となる部分(銀の樽

状部分)が01の推進用スラスターだと思うのですが、ダクト状のモールドを含めたセンス

良い造型が剥き出しになった四角いジョイントからくる見た目の悪さをカバーしています。

 

 

01を弄っているとその不思議な格好良さから匂ってくる古き良きオリジナルSF玩具臭に

歳のせいでしょうか、暫し時間が経つのを忘れちゃうんですよねぇ〜。

 

 

着陸!

 

後部スラスターユニットを90度下方に向ければ着陸態勢に。

先述の四角いジョイントをランディングギアに見立てる強かさに関心至極です。

下部のランチャーにランディングギアを設けたデザインも格好良し!

 

 

キャノピー開閉可能!

 

付属の新ダイアクロン隊員が搭乗可能。 この隊員達がバトルスのスケール感を一気に

アップさせ、また無限のドラマ性をも与えてくれます。 ダイアクロンの肝ですね。

 

 

小変形させてみる

 

んー、やはり単機では限界値が低いナ…まぁこれはしゃーないッスね。

 

 

オプションパーツを付けてみる

 

上部のランチャーは上下に可動し俯角を変更可能です。

下部のランチャー基部はフレキシブルアームマウントとなっており様々な動きに対応。

 

モデルには長砲身のスラッグキャノンと角型のハンマーマグナムが付属。

フリーゾンパルスターキャノンをランチャーから外して換装する事が可能です。

この辺にも後に繋がる拡張性を持たせてある様ですね。

 

 

バトルス02

優れた操縦性を高速飛行戦闘マシン。 腕部武装ユニット+空中機動ブースターと

それらを制御する単座型ボレットモジュール機で構成。 腕部武装ユニットは

多数の機能別オプションがあり、作戦内容により選択〜換装を行う。

(付属するパンフレット記載の設定より)

 

 

SIDE VIEW

全長:約11.7cm

 

大きな主翼が飛行メカとしての解り易さを強調している02はロボ時に背中の翼と腕部を

構成する機体。 機首を形成するコクピットブロックが前方に向けやや下方に

垂らしてある辺りにデザイナーのセンスを感じたりします。

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

翼長:21.4cm

 

思いの外、複雑な構造である事が解る上・底部。

加えて各部に施されたモールドが高密度なディティールを演出しています。

鳥的シルエットですが飽くまで無機質なデザインに徹している辺りに好印象を受けたり。

 

 

 

FRONT & REAR VIEW

 

機体横にあるのはインテークではなくフォノンメーザー砲でロボ時の肩部になります。

主翼の間にあるユニットは武装も兼ねた推進器で、前部はフリーゾンプラズマボール

発射口という設定。 同部位を後方から見ると前後逆なのかな?と思っちゃいますね。

 

 

ロボ時の都合もあってか前進翼とし、更に翼端に角度を付けた事により

有機的なイメージを持たせた02には空神丸っぽさを感じたり?

 

 

 

キャノピー開閉可能!

 

煽りで見ても画になる02。 01同様にキャノピーが開閉し、コクピットに隊員を着座

させる事が可能です。 そう言えばオリジナルのバトルスを初めとする旧ダイアクロン

メカってキャノピーの無いものが多かった様な…昔の隊員はハードだったんだなぁ。

 

 

着陸!

 

02には‘もう1つの太腿部'が装備されています。

01同様にここを回転させランディングギアとして使用します。

前方にある小さなジョイント爪が前部のランディングギアとする強引さも魅力だったり?

 

 

小変形させてみる

 

主翼には3ヶ所、尾翼は根元で可動軸が装備されており様々な表情を付ける事が可能。

特定の角度で保持出来ますが遊んでいる内に緩んだり折れたりする不安も若干ですが…。

 

 

腕部となるユニットを回転させれば後方を向いていたガトリング砲を前方装備出来ます。

また主翼基部には回転軸もあって360度回転可能、後退翼にする事も可能です。

 

 

 

バトルス03

陸上攻撃用ハイパワーマシン。 短距離であれば空中機動も可能。

脚部可変機動ユニットとそれを制御する複座型ボレットモジュール機で構成。

ボレット機の後部格納庫に地上攻撃支援用の武装バイク:ロードヴァイパーを装備。

脚部機動ユニットは多数の機能別オプションがあり、作戦内容により選択〜換装を行う。

(付属するパンフレット記載の設定より)

 

 

SIDE VIEW

全長:約11.4cm

 

3機中、唯一の走行型メカである03

ロボ時の脚部にボレットモジュールと呼ばれるコクピットユニットを付けただけの

デザインですが、その纏まり具合は中々のもの。 この辺もセンス1つなんでしょうね。

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

 

並列複座型とした事で大型化しているコクピットが良いアクセントになっています。

底部に見える前後のクローラー間にある部位はロボ時の足裏なんですが玩具的構造を

剥き出しにしたかの様な複雑なディティールも演出だったりするんでしょうか?

 

 

FRONT & REAR VIEW

 

陸上攻撃用という事なんですが、外観上目立った武装は無いのでどちらかと言うと

探険車的な感じを受けますね。 03に関しては車台部よりもボレットモジュールの方に

趣を置いている様なのですが、それは後述する事とします。

 

 

 

キャノピー開閉可能!

 

特筆すべきは何と言ってもキャノピーが左右独立して開閉する点。

この辺の手間の掛け方に玩具ファンとしては喜びを隠せません!

 

車台前部にあるクロー状の部位は…何でしょう? 多分何らかの武装だと思うのですが

その基部はロボ時の膝関節となっており画像右の様にチョイと表情を付ける事も。

あ、何かちょっと可愛いかも?

 

 

ボレットモジュールを前後逆にしてみる

 

宣材イラスト等ではこちらのスタイルで描かれていたりするんですよね。

色味的にもすげぇシックリくるんですが何故膝ジョイント部を前としたんでしょうか?

 

 

車台(脚)部の接続について

 

03車台部はロボ時に脚部となる為、基本的に同一のユニットを左右連結させています。

で、左右の接続はそれぞれの側面にあるツメを引き出す事によって成されるのですが

ポイントは1つのユニットにこのジョイントが2つ装備されている点で、

これにより3つ以上の脚部を連結させる事が可能となります。

 

という事は本モデルを2個以上購入した人は更なる拡張性を与えられる事に!

 

 

ボレットファイター

 

ロボ時に不要となる0203のコクピットは合体して3人乗りの支援戦闘機に!

単機でもそこそこ格好良いんですが合体すると更に格好良くなりますね。

 

 

SIDE VIEW

全長:約12.3cm

 

各バトルスメカは飽くまでロボットのパーツであるのに対し、

ボレットファイターのデザインにはメカとしての純粋な魅力を感じますね。

曲面を廃した複雑な平面構成ですが各バトルスメカ同様に格好良く纏まっています。

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

 

角度の狭い二等辺三角形なシルエット。 大きな主翼を持たないデザインですが

飛行メカっぽく見えるのも良センスの賜物か。 垂直離着陸用と思われる

スラスターのモールドを底部に設ける辺りにも抜かりはありません。

 

 

FRONT & REAR VIEW

 

3基の着底用スキッドは何れも03ボレットに装備されているもの。 後方のスキッドが

装備されている主翼部は折り畳み可能で各バトルスとの合体時に対応します。

因みに前方のスキッドも合体用に前方に倒れます。

 

デザイン的にちょっとだけ不満なのは後部に推進用スラスターの姿が見えない事。

フリーゾンのミラクルパワーで飛ぶってのは解るんですが、やっぱり少々寂しいですね。

 

 

 

後部には格納庫が

 

03ボレットの後方には格納庫が装備されており、内部には攻撃支援用バイク

ロードヴァイパーを格納。 ハッチをオープンして出動準備を整えます。

 

ボレットの形状に合わせ開いたハッチが地面に着く様になっていたり、

ハッチオープン時を考慮してバイクを天井部にホールドする様にしたりと

その設計の拘りっぷりにまたもや眼を奪われます!

 

因みにロードヴァイパーは前輪を前方に伸ばして完成なのですが収納時のままでも

充分格好良いですね。 良く動く隊員のお陰でラインディングポーズもバッチリ!

勿論、転がし走行も可能なんですが購入したモデルは何と前輪に組立てミスがぁぁ…

 

 

これだけでも充分、楽しかったり!

 

ボレットファイターとロードヴァイパー、そして隊員達…。

これだけでも半端無い満足感、無限の脳内ストーリーを彼らが体現してくれます!

 

 

0102

 

02のボレットを外し、そのまま合体。

翼の角度を調整したり腕部を前方に廻したりしましたが案外‘普通感'が拭えなかったり?

基本形の合体パターンが基なので格好悪くは無いんですけどね。

 

 

後退翼でも無問題

 

ま、意外性は無いッスな。

 

 

ちょっと冒険

 

お、腕部無くても案外イケますね。

また02は上下逆にしても合体可能。 新しい扉が開きそう?

 

 

0103(公式合体)

 

画像左:ホッパー

歩行・跳躍・格闘等の戦闘機動に特化した‘メックモード'と呼ばれる形態。

脚部ユニットのパワーを最大限に活用し超高速での走行・

跳躍機動でアクロバチックな攻撃を行う。

 

画像右:クローラー

飛行・走行等の戦闘機動に特化した‘ヘビーマシンモード'と呼ばれる形態。

不整地走破機動に特化し走行移動攻撃や安定した長距離砲撃を行う場合に適用される。

 

(共にパンフレット記載の設定より)

 

 

 

クローラーにチョイ足し

 

うわぁ、シックリくるわー(笑)

画像右はメカアクロイヤーを目指したんだけど届きませんでした。

 

 

更にボレット足し

 

画像左なんかは割と纏まり良いんだけど既存のイメージの範囲内って感じかな?

自分自身、無意識に冒険するのを避けている気もしますが…。

 

 

0203(公式合体)

 

画像左:メックモード/グライド

格闘と空中機動攻撃に特化した形態。 偵察機動時に適用される場合が多い。

 

画像右:ヘビーマシンモード/フォートレス

高い防御力と攻撃力を兼ね備えた移動要塞形態。 敵陣突入時に適用される場合が多い。

 

(共にパンフレット記載の設定より)

 

 

準人型として遊ぶ

 

グライドの楽しみ方は最早、人型ロボットと変わらぬものとなっていますね。

画像右はガウォークっぽい感じでパチリ。 マクロスの影響下から抜け出せていない

感じですが公式のホッパーからしてグラージっぽいしなぁ…マクロスって凄いッスわ。

 

 

模索してみる

 

02の翼ユニットが想像以上に自己主張が強く且つ少々扱い辛いんで自ずとパターンが

限定されてしまうんですが元よりブロック玩具として設計した訳ではないとの事なので

これは仕方ないところ。 自身の想像力の低下を実感しちゃってます…

 

 

 

結局、定番っぽい形に落ち着いちゃう

 

有り勝ちな形態ですが、やっぱりシックリきちゃう。

何処かトライダーっぽいところも個人的ポイントかな?

 

 

3機合体 スクランブルモード!

 

01後部に03が合体。 03ボレットを分離後、ボレットを分離させた02

01後方上部に合体させれば基本合体が完了。 この形態はスクランブルモードと呼ばれ

作戦地点までの移動や敵機追撃等の短距離高速移動時に適用、との事です。

 

分離した2機のボレットも合体して先述のボレットファイターに!

 

 

そしてダイアバトルスV2モードへ!

 

個人的にスクランブルモードに於いては腕ユニットを前方にスライドした方が好みなので

画像上の様な状態を基本として遊んでいます。 ここから本モデルの本懐であるロボ形態

‘V2モード'への変形は差し換え無しのシステマチックぶりで‘魅せて'くれます!

 

 

脚部を下方へ倒し、脛と半ば一体化した足首を所定の位置に移動します。

また、同時に腰のフレキシブルアームマウントを後方へ回します。

 

 

背部の主翼と尾翼を腕部と共に下方へ倒せば基本形となります。

この時点で1つの形態として見ても良さそうですね。

 

 

ガトリングナックル収納!

 

前腕部のカバーを開きガトリング砲を回転させ裏側にあった拳を出します。

再びカバーを閉じれば腕部の変形完了! スーパーロボット然としていて良いですね〜!

 

 

ビッグアイ、起動!

 

01後部にある銀のスイッチ(画像左・黄丸部分)を押すとゼンマイ動力によりコクピット

が後方へスライドすると共に収納されていた頭部が‘ゆっくりと'せり上がってきます。

加えて後頭部にある集光部を通し眼が光っている様に見えるというニクイ演出も。

 

設定ではこの頭部に戦闘用対話型人工知能( Battle-Integral-Generator-A.I ):

通称ビッグアイを搭載しており、チーフパイロットを補佐します。

 

 

変形完了 V2(決戦)モード!

 

因みにパンフレットの記載によるとアルファベット表記で‘ DIA-BATTLES V2 MODE '

日本語表記で‘ダイアバトルスモード(決戦モード)'と、名称に関しては少々の混乱が。

 

 

V2(決戦)モードの展示室へ!

スーパーロボット格納庫へ戻る

ダイアクロン隊員の部屋へ!

 

 

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