WING GALIBER
登場作品:テラクレスタ(1985)
タカラトミーアーツ製 プラトイ
シューティングゲームヒストリカEX
単機編で紹介した本モデルにセットされし5機のメカはゲーム同様に様々なパターンで
合体可能、しかも本来は有り得ない合体パターンも楽しめる高プレイバリュー仕様です!
それでは いざ、合体!
画像はパッケージに紹介された合体パターンの例で、
中には自機であるアルファ号を介さないパターンもあったり。
まずは2機合体から!
1:アルファ号+ベータ号
2番格納庫から出現するベータ号との合体は初プレイ時に誰もが1度は通る道。
攻撃力アップのメリットよりも被弾面積アップによるデメリットの方が大きいのが難点。
モデルの方も頼もしさより鈍重さを感じるデザインに見えてしまったりです。
ガンマ&デルタ号用合体パーツ
ここでオプションパーツを紹介。 アルファ号にガンマorデルタ号を合体させる時は
其々に用意されている合体用パーツを使用する必要があり、デルタ号用部品はアルファ号
の機首に嵌めれるんですが、ガンマ号用部品は単なるスペーサーといった感じで何か…。
2:アルファ号+ガンマ号
ガンマとの2機合体は被弾面積もそこそこで後方攻撃も可能な使い勝手の良いパターン。
ただアルファの前部斜め上方に合体するので横から見るとデザイン的に少々不恰好かも?
3:アルファ号+デルタ号
ガンマの代わりにデルタと合体すれば貫通弾が発射可能に。
ただ、総合的にはガンマとの合体の方が上かな?
イプシロン号、合体準備!
イプシロン底部にある合体用ジョイントを展開させれば準備完了。
個体差なのか本モデルはヒンジが少々緩くてパカパカ開いちゃう…。
4:アルファ号+イプシロン号
後方バリアが加わり防御力アップのパターン。 このバリアは敵弾に対しては無力ですが
通常弾で倒せる多くの敵機には有効なので攻撃兵器として使用する事も可能です。
イプシロンを有効活用出来るかどうかはプレイヤーの腕次第、といったところ?
5:ベータ号+ガンマ号
自機であるアルファを介さないパターンその1。
ベータのエンジン前部を前方に伸ばす事によりガンマとドッキングします。
形的にも色味的にも案外シックリきますね。 尚ベータ+デルタは不可だったりします。
6:ベータ号+イプシロン号
アルファ抜き・その2
これ自体が合体パーツにしか見えないパターンだな、こりゃ。
3機合体!
7:アルファ号+ベータ号+ガンマ号
アルファが下側となるのでベータ+ガンマのスタイリッシュさをキープしつつ、
攻撃力は増し増し。 被弾面積のアップは防御力アップと割り切りましょうか。
8:アルファ号+ベータ号+デルタ号
ガンマの代わりにデルタと合体。 デザインの纏まり具合はこちらも中々です。
デルタの貫通弾は魅力もあるんでプレイヤーの好み次第といったところですかね。
9:アルファ号+ベータ号+イプシロン号
防御力優先の割り切りパターンで、デザイン的にも少々魅力に欠けたり?
10:アルファ号+ガンマ号+デルタ号
ん〜…ゲーム中の使い勝手は兎も角、立体として見るとツライパターンだな。
11:アルファ号+ガンマ号+イプシロン号
ふむ、攻守に安定した感じのパターンでモデルの纏まりも良い感じ。
12:アルファ号+デルタ号+イプシロン号
ガンマが良いか、デルタが良いか…立体としての格好良さはどっこいどっこいな感じ。
13:ベータ号+ガンマ号+デルタ号
アルファ抜き・その3
アルファは下側に付くので無くても目立たないんですよね。
14:ベータ号+ガンマ号+イプシロン号
アルファ抜き・その4
ご主人が居なくても大丈夫な感じですが、底部のスカスカ感は如何ともし難い感じ。
4機合体!
15:アルファ号+ベータ号+ガンマ号+デルタ号
お、ここまでくると攻撃番長な感じで頼もしさが出てきますね。
16:アルファ号+ベータ号+ガンマ号+イプシロン号
レベルアップした攻撃力と防御力とデザインの格好良さは大きな魅力なんですが
分離してのサイクロン・フォーメーションは正直イマイチなんだよなぁ。
17:アルファ号+ベータ号+デルタ号+イプシロン号
これまたガンマかデルタかで悩むところ…デザインも含めてお好み次第かな?
18:アルファ号+ガンマ号+デルタ号+イプシロン号
ベータ抜きの縦長フォルムは中々に特徴的。 イプシロンが入る事により先述の
アルファ+ガンマ+デルタの3機合体時よりデザインの纏まりがアップしていますね。
19:ベータ号+ガンマ号+デルタ号+イプシロン号
アルファ抜き・その5
後はヨロシクってな感じで、ほぼほぼ5機合体とフォルムが変わりません。
そして5機合体!
漸くフル合体となったウイングギャリバー号。
合体直後は約8秒間、火の鳥となり無敵状態に!
SIDE VIEW
全長:約18.2cm
嘗てインストやファミコンのパッケージ等で描かれたイラストを憶えている身としては
この格好良さはナニ!?…って感じ。 貫禄タップリな機影は最早、飛行要塞の様です。
TOP & BOTTOM VIEW
5機合体は被弾面積も最大となるので実質、クロス・フォーメーションと合体との
コンビネーションで難所を切り抜けるという使い方がメインになりそうかな?
FRONT VIEW
機首を構成するデルタが本機のデザイン的な方向性を決定付けている感じ。
アルファやベータの主翼に付けられた下反角が全体のイメージを作り出しているので
デルタの主翼を上反角としたのは良いアクセントとなっている様です。
REAR VIEW
アルファ、ベータ、イプシロンの積み上げ感が強い後部。
下からの煽りで見ると戦闘機というより大型宇宙船の様ですね。
80年代メカ特有の平面主体デザインを徹底的にブラッシュアップした感じの本機。
単機でも情報量の多い機体なだけに合体するとその密度は単純計算で5倍に!
モデルは少々粗もありますが、ほぼ理想的なアイテムとなっているんじゃないかな?
ウイングギャリバーは当時から合体可能な食玩やフックトイも出ていたという人気メカ。
出来ればゲームのインスト等にあるイラストに忠実な立体物も欲しかったりです。