ワイヤレスフォン

江崎グリコ製 食玩 タイムスリップグリコ 大阪万博編12

モデルサイズ/全高:約8.8cm×全幅:約3.5cm×奥:約4.2cm(台座含)

着座しているのは同館のホステスさん

 

日本電信電話公社(後のNTT)&国際電信電話株式会社(後のKDD)が出展する

電気通信館は人間とコミュニケーションをテーマにワイヤレスフォンの体験展示を設置。

400uの部屋に100台程が用意され、来館者は無料で全国へ通話する事が可能でした。

 

出展者としての目的は技術の実証ではなく一般ユーザーが持ち運べる電話をどの様に使用

するかを見る事で、当初は時間無制限で端末を持ち歩いての体験を予定していたが予想外

に長電話する人が多かった為に途中で制限時間&ブースを設置という展示方法に変更。

体験時間は30分程、時間が来るとホステスさんが通話終了を促していたそうです。

 

 

当時の資料を見ると透明ブースの形状には様々なバージョンがあった模様。

モデルの上部にあるのはアンテナではなく天井と繋がるケーブルになります。

尚、当時の慣習だと思いますが表記は「ワイヤレスホン」が一般的だった様です。

 

端末の重量は660gで単2ニッカド充電池使用により10時間程度通話可能、電卓機能も

装備していました。 技術的には隣の交換室を介して通話する方式で、現在のコードレス

フォンに近い感じ。 何でも体験者を観察すると親指でボタンを押す人が多かったとか。

 

 

 

 

万博会場へ戻る

タイムスリップグリコ大阪万博編へ戻る

 

 

inserted by FC2 system