三波春夫

…でございます。

江崎グリコ製 食玩 タイムスリップグリコ 大阪万博編08

モデルサイズ/全高:約6.2cm×全幅:6.4cm×奥行:約4.1cm

 

万博開催3年前にリリースした「世界の国からこんにちは」で一躍万博の顔になった

三波センセをスタンドマイクを前に歌う姿でフィギュア化。 命である顔の造型は無理を

せず、イラストチックな方向性としたのが功を奏したか良い感じになっています。

 

バックにはステージセットの様に左から日立グループ館、古河パビリオン、みどり館、

富士グループ・パビリオン、太陽の塔、サンヨー館を配置して気分を盛り上げます。

一番後ろにあるのはエキスポタワーですが何故これだけ黒くしたのか…?

 

 

後姿も神々しいセンセ、お着物も良い感じでございます。 「東京五輪音頭」から4年、

44歳でもう一度ミリオンヒットを飛ばし55歳で「ルパン音頭」、69歳の時には真逆の住人

電気グルーヴとのチグハグなコラボをこなし77歳で永眠…と、実に天晴れな方でした。

 

「世界の国からこんにちは」

作詞:島田陽子/作曲:中村八大/歌唱:8社9組競作/初版発売日:1967年3月1日

総売り上げ枚数:300万枚超、内140万枚ほどが三波春夫でB面は万国博覧会音頭。

 

三波春夫(テイチク)/坂本 九(東芝音楽工業)/吉永小百合(日本ビクター)

山本リンダ(ミノルフォン→徳間ジャパン)/叶 修二(日本グラモフォン→ポリドール)

弘田三枝子(日本コロムビア)/西郷輝彦&B面:倍賞美津子(日本クラウン)

ボニー・ジャックス(キングレコード・B面は石川 進のオバQ万博へいく)

 

ver.中、最も売れたのが三波版との事ですが万博開催の功労者である堺屋太一氏によれば

「1位は弘田版、2位が吉永版で三波版は4位だったのを誤って記憶されている」…と。

 

個別の売上げに関する正確なソースが見つからず集計期間や三波の英語版をカウント

しているかどうかも判らなかったんで何とも言えませんが、2020年現在に至るまで

最も大衆の記憶に残っているのは三波版である事に間違いはなさそうです。

 

 

 

 

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