ガスパビリオン
ガス館ホステス

江崎グリコ製 食玩 タイムスリップグリコ 大阪万博編0613

出展:社団法人日本瓦斯協会/テーマ:笑いの世界

敷地面積:3600u/高さ:31

 

蚊取り線香の入れ物の様な外観のユニークさは全パビリオン中、随一。 パンフレットに

ある一文「火を使う事と笑う事が人間だけに与えられた特権」が示す通り‘トータル・

ガス・エネルギー・システム’という新時代の生活様式を笑いを交えながら提示します。

 

20分毎に380人ずつ入館、スロープ〜エスカレーターで3階へ上り床を挟んだ左右190

ずつの映像ホールへと招かれ、正面・左右の壁面・床面にあるスクリーンに映し出される

‘5楽章’から成る映像作品「笑いのシンフォニー」が上演されます。

 

「笑いのシンフォニー」は音楽を軸にした笑いを種々の角度から捉えた内容で、

第5楽章ではクレイジーキャッツの演奏会も上演されていました。

 

モデルサイズ/縦:約6cm×横:約3.5cm×高:約2.7cm

 

映像が終わるとスロープで1階へ移動、スペインの芸術家ジョアン(ホアン)・ミロによる

5m×12m・陶板640枚の大作「無垢の笑い」やユニークな形状のオブジェ作品を展示。

彼自身が来日して内壁に画いた2m×25mのスロープ壁画も見どころでした。

 

出口付近にはレストラン「ガス灯」を設置、壁面のガラスを挟み館内からはガス調理器具の

様子が、レストランからは館内にあるミロの壁画を眺めながらの食事が可能という趣向。

 

パビリオンの電源は全て地下に設置したガスエンジンによる発電で賄っており、入口前の

来館者が順番待ちする赤いテント内に設置した屋外冷房機の電力も供給しています。

 

モデルはシリーズ中でも小品な感じですが「口」の中にある照準器みたいな模様も丁寧に

再現、四隅にある細い照明塔はユーザーが組立てる仕様なんで紛失・破損に要注意です。

 

 

 

 

13ガス館ホステス

モデルサイズ/全高:約7.4cm×全幅:約4.7cm×奥行:約3.2cm

 

シリーズナンバーの最後を飾ったのはガス館で働いていたホステス(コンパニオンに非ず)

さんで会期中90名が在籍。 高島屋によるデザイン&製作で赤ラインが交わる胸の部分は

テーマである笑いの口を表現、因みにモデルは冬服?で夏季は白地に青ラインでした。

 

フィギュアの命である顔はやや古風なべっぴんさん風で良い感じなんですが付属の解説書

に写っている原型?写真とは大分印象が違う…まァ、どちらも美人なんで無問題か。

敢えて問題点を挙げるともう少し銀の発色が良いと嬉しかったかな…個人的に、ですが。

 

「トータル・ガス・エネルギー・システム」から50年経って時代は「エネファーム」へ。

災害時等のリスクヘッジを考えるとガス・システムの潜在的需要は更に高まりそう?

 

 

 

 

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