電脳警察 サイバーコップ

198810月2日〜1989年7月5日(全36回)

 

ビットスーツを装着し TOKYOシティを護る警視庁0課装甲警察部隊( Zero-section

Armed Constable )通称サイバーコップの下に23世紀から来た青年・武田真也が

未知の能力を秘めたジュピタービットと共に現れ仲間になるが彼には記憶が無く…

 

 

 

 

タカラ製 ソフト人形4体セット

 

東映以外の特撮ヒーロー番組としては1983年の「アンドロメロス」以来?となる本作。

玩具展開したタカラ的には1976年の「バトルホーク」以来の特撮玩具でソフビは…と言うと

これが初なのかな? 展示した主役4体セット以外にもジュピター&マーズにハルコス&

オミノスを加えた「サイバー対決セット」も発売されましたがルシファーは未発売でした。

 

1988年発売/定価:1200

 

 

 

 

ジュピタービット

身長:約12.5cm

 

主役である武田真也が装着する23世紀のビットスーツ。 モデルは見た目のメリハリを

考慮したか頭部の角(アンテナか)はサイバーボミング発動時の展開状態なんですが、

背中のフィンは通常時の収納状態となっています。 モデルの造形は及第点を与えても

良いと思うんですが、塗装の省略が相当響いていて勿体無い感じなんですよね。

 

 

 

 

マーズビット

身長:約12cm

 

サイバーコップのリーダー・北条 明が装着するのがこのマーズビット。 重装甲の攻撃型

という事でデザインも剛健さが窺えるものになっています。 モデルはジュピター同様に

頑張った造形を見せているんですが、やはり塗装の省略が脚を引っ張っている様です。

 

 

 

 

サターンビット

身長:約12cm

 

毛利亮一が装着するのはC調な性格に反する通信・情報解析に特化したサターンビット。

モデルの造形で残念だなぁと思うのは両肩のレドームが小さい事、ソフビなんで劇中の

展開ギミックは望めませんが本機の特徴なんでもう少し大きく造形して欲しかったです。

 

 

 

 

マーキュリービット

身長:約12cm

 

メンバー最年少である西園寺 治が装着するのは軽量・高機動型のマーキュリービット。

モデルは肩幅があるんで若干頼もしいもののマーキュリーが持つシャープでスピーディな

魅力を限られた中で上手く落とし込んでいると思います。 4体中で1番良いかも?

 

 

 

 

アップで

 

ジュピターのみ二ツ眼、マーズのみ胸に POLICE の文字無し、サターンのみ左右非対称…

って事で標準的なのはマーキュリーのみ? 基デザインがアニメ寄りなんで特撮感は薄い

んですが、見慣れた東映ヒーローとは印象が異なるってのは大きな魅力だったりです。

 

 

マスクの造形は4体共に良く出来ている感じですが…ジュピターとマーズってオッサン顔

なんですね、マーキュリーで顕著なバイザーより奥まった場所に口元を造形するスタイルは

アニメロボのトレンド。 タカラ的には同時期の龍神丸(ワタル)等に見られますね。

 

 

モデルは何れも定番の4ピース構造で4体共に両腕は白成型、その両腕も下半身も

共通デザイン&造形にする事無く専用のものとしているのは美点だと思います。

 

 

因みに版権類の表記は4体共、背面がゴテゴテ造形な為か足裏に集中。

バブル真っ只中のこの時期にして韓国製ってのは一寸以外な感じもしたり。

 

 

ソフビなんでポーズは限られますがその辺は本作のメイン商品であるアクションフィギュア

「サイバービットシリーズ」でフォロー、別売の追加装備・ブラックチェンバーも豊富に

ラインナップされ大型バイク・ブレードライナーも発売…と盛り上がりを見せていました。

 

 

↓ブレードライナーの展示室へはコチラから↓

画像をクリックすると展示室へ入れます。

 

 

 

 

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