CMX-01 BLADE LINER
登場作品:電脳警察サイバーコップ(1988/TV特撮)
全長:2.835m/最大幅:1.17m(サイドホイール展開時・3.0m)/全高:1.17m
最高速度:時速 400 km(ブースター使用時・時速 600 km)
(劇中設定より)
タカラ製 プラトイ
パッケージサイズ/縦:約24cm×横:約34cm×厚:約10.3cm
サイバーコップの商品は専用に開発されたアクションフィギュアがメインで
別売りの武装システム、ブラックチェンバーも多数発売されたのが魅力でした。
ブレードライナーは主人公であるジュピタービット専用の特殊車両で件のアクション
フィギュアに対応した大型プラトイとして発売、フィギュア遊びに彩りを与えます。
単品商品の他、ジュピタービットとのセット箱も発売されていました。
1988〜89年発売/定価:3500円
SIDE VIEW
全長:約31cm(約 1/9スケール)
非常にスマートで未来的なデザインが魅力のブレードライナー。 車室と見做せそうな
カウルのデザインやビッグスクーター的な乗車スタイルはこの時期辺りから空想バイク界
に普及してきた感じかな? モデルは基本オールプラ製で良好な造型を見せます。
↑この時期の空想科学バイク4台、金田のバイクの影響はデカそう。
TOP & BOTTOM VIEW
宇宙船的フォルムの上部、前方のスタビライザーが良いアクセントになっている様です。
前後のタイヤはプラ製ですが勿論、転がし走行が可能。 左右側面にある計4輪の
サイドホイールも回転可能で、底部を見ると折り畳まれたアームの様子が窺えます。
FRONT & REAR VIEW
重心を下に置く安定感のあるスタイルは格好良いですがこれじゃ曲がれないかな?
劇中の走行シーンはビデオ合成なのが残念な処です。 モデルの造型はクリアパーツや
メッキパーツは無いものの割と上品な色使いをしているんで安っぽさは余り感じません。
ACTION
前輪の左右には7.7mm高エネルギー機銃を装備。
画像の様にカウルが上に開き、側面のレバー操作で機銃が迫り出します。
サイドホイール展開!
サイドホイールはアームにより伸縮可能で壁面にバイクを固定しビルの谷間も上れる…
といった設定。 モデルは1基のサイドホイールに対し3ヶ所で可動する2本のアームで
ボディと接続、左右個別でフレキシブルにホイールの位置を変える事が可能です。
加速ブースター展開!
後輪の左右には加速ブースターを装備、画像の様にノズルが展開します。
フロントカウルが前方にスライド
フロントカウルはフィギュアを乗せる為に前方へスライド可能。
お、オープン状態でも結構格好良いッスね。
カウル内にあるインパネはシールで再現されています。
RIDE ON!
本機は別売のアクションフィギュア「サイバービットシリーズ」を乗車させる事が可能。
ここはやはりジュピタービットを乗せたい処ですが残念ながら持っていなかったんで
マーキュリービットで代用、肩が少々キツいんでやっぱジュピター専用設計だったかも?
マーキュリービットは身長:約20.2cm/定価:2400円
タカラが同年発売した「サムライトルーパー」の人形よりスタイルも構造も良好で別売の
ブラックチェンバーを装着可能というプレイバリューも楽しい好アイテムとなっています。
夢へ 明日へ 自由へ走り出せ!
東宝と日テレによる新しい映像表現を採り入れた画作りは創成期故に荒削りな部分も
ありましたが、そのデザインワークと玩具の完成度は当時にしてかなりの高レベル!
こういった格好良い人形&メカ玩具がもっと増えると嬉しいんですが…