登場作品:快傑ズバット(1977)
パッケージ
ユニファイブ製 超真合金(1:32スケール)
バンダイの向こうを張りつつも王道からほんの少しズレたラインナップで
楽しませてくれたユニファイブの超真合金に遂に東映メカが登場!
カルトとは云え、人気のある「快傑ズバット」に登場するズバッカーが
21世紀の今日に至っても商品化されたというのは誠にもって幸運でした。
2001年発売/定価:5800円
SIDE VIEW
全長:約12cm
放映当時はタカトクから合金玩具が発売されていたズバッカー。
タカトク版も結構出来の良いものだったのですが、どうもポピーがスポンサーに
付かない東映作品のメカってのはバタ臭さが1段階アップしてる様な…。
ズバッカーも割と単純にベース車を切った貼ったした感じがして
トータル的なバランスはイマイチな印象を受けます。
TOP & BOTTOM VIEW
シートに座るズバットは下半身がボディと一体になった半身フィギュアですが
造形と塗装が細かくてシール処理のコンパネと共にイイ感じです。
底部にメカ的モールドはありませんが表面から流れる白黒ラインが
シッカリと印刷されています。飛行モデルがベースなのかな?
FRONT & REAR VIEW
実車の片側丸型2灯ヘッドライトをクリアパーツで巧みに再現。
ボンネット、コクピット左右の飛行用エンジン、後部の大型ファンの3点が
見た目的に大きな特徴となっているのですが…マッハロッドの線を
狙ったのかもしれませんが、まとめ方は「う〜ん」な感じかなァ…
ドアにもZマークがあると印象が変わっていたかも。
若干ミニチュア寄りな玩具なので造形的な問題は特に無い様です。
ACTION
「フライトスイッチ オン!」…な感じで助手席を押すと
ボンネットに収納されていた翼が展開。(画像上/左・中)
飛行用エンジンは根元で角度が変更可能。(画像左下)
後部ファンは手動(息吹きかけ)で回転!(画像右)
付属のフィギュア3体
中央にいるのが敵の組織「ダッカー」の首領‘L’で、脇はダッカーの戦闘員。
ズバット人気がこういったオマケまで付属させてしまう。(笑)
これにプラ製のケースが付属するセット内容だが、ケースの台座に
ズバッカーやフィギュアを固定出来ないという致命的な欠点が…。
バンダイ製 キャラウィール
全長:約7.4cm
本館ではお馴染みのキャラウィールのセット「アルティメット・エディション」。
先行して発売された単品版に決めポーズのフィギュアが付属します。
ズバッカーの造形はファン後部等に差異が見られるもののファンが手動回転
出来たりヘッドライトにはクリアパーツが使用される等の見どころも。
2003年発売/定価:4286円(税込で4500円)
※ ズバッカー単品版は2001年発売/定価:600円
男は独りでゆくものさ
先述のタカトク・Zキャラクター版ズバッカーは大小の2種が発売。
永大からもグリップキャラクターシリーズやプラモが発売されていました。
流石70年代、商品化に恵まれていますね。