登場作品；イエローサブマリン
1960年代は史上最高のロックバンド、「ザ・ビートルズ」の音楽が
世界中でリアルタイムに流れ続けました。
映画「イエローサブマリン」は1968年に公開されたビートルズをフィーチャーした
アニメーション作品ですが、映画の最後に本人達もチラッと出演しています。
音楽以外でも世の中をリードした「ザ・ビートルズ」はこの時期、
世界の中心にいたのかもしれません。
ペパーランドのイエローサブマリン
ある日、海底にある王国「ペパーランド」が悪者ブルー・ミニー達によって襲われます。
彼らの攻撃で「音楽」や「愛」といったものが次々と奪われる中、
「サージェントペパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」の指揮者、オールド・フレッドは
地上に助けを求めに行きます。その時に乗込むのがこの【イエローサブマリン】で、
助けを求められたビートルズはこれに乗ってペパーランドへとやって来ます。
♪青い空、緑色の海、そして黄色い潜水艦♪
作品の雰囲気はサイケとシュールが入り混じったこの時代ならではのもので、
イエローサブマリンのデザインにも良く現れています。
（セイル部のマークはフラワームーブメントの象徴でしょうか？）
また「黄色」というのはサイケカラーの最たるものなのですが、小型潜水艦にはナゼか良く似合います。
リンゴ・スターが歌うテーマソングも手伝って小さい頃は「小型の潜水艦は黄色いものだ」と思い込ん
でいました。
♪ＡＬＬ ＴＯＧＥＴＨＥＲ ＮＯＷ♪
主役はあくまでビートルズなので、イエローサブマリンの見せ場は地上でビートルズを乗せて
ペパーランドに戻るまでの間なのですが、イエローサブマリンに拘らず60年代の空気を感じるには
なかなか良い映画だと思うので未見の方で当時の雰囲気に興味がある方はゼヒ一度ご覧になってみて下さい。
コーギー製 合金玩具（復刻版）
英のミニカーメーカー、コーギー社が当時発売していたものを
97年に復刻再販したもので箱等を変え何度か再販しています。
スタイルはミニカー風に若干アレンジされていますが（ミニカ
ーメーカー故？）、気になる程ではありません。ギミック等も
カッチリ造ってあって、ひとつだけコレクションするのなら
本商品はオススメです。コーギーは他にもビートルズのＴＶ映
画「マジカルミステリーツアー」のバスも製品化しており、本
商品と同じ頃に復刻しています。
五面図
全長約１３ｃｍ 転がし走行可能
変形の４輪で、中央の２輪と連動して潜望鏡が回転する。
ビートルズ故に潜望鏡も４本なのがご愛嬌ですね。
方向舵はありますが潜舵は見当たりません。
機能性よりキャラクター性を重視しているで
そういった意味では大成功なデザインと言えるのではないでしょうか。
ビートルズがやって来た！
左舷２箇所のスイッチでハッチオープン！
ビートルズの４人の半身フィギュアが顔を見せます。
これが最大のセールスポイント！
前後に２人ずつ、それぞれ左右を向いていて
左舷側を向いているのはリンゴとジョン。
リンゴが先頭なのは楽曲「イエローサブマリン」を歌っているから？
4人はアイドル！
右舷側
前にジョージ、後ろにポール。ポールが1番似ていないかな…？
ポールがジョンの両肩に手を掛けているのが微笑ましい。
マクファーレントイズ製 プラトイ
全長約１６ｃｍ（イエローサブマリン）
４種類発売された中の１つでジョージとセットされている。
なんとゼンマイ動力により航行可能！
99年発売だったが最近パッケージを変えて再販されました。
他にも同じコーギーからはミニサイズの合金が、
amtからはプラモデルが発売されています。
イエローサブマリンは潜水艦としての魅力よりも
時代を映した様なそのデザインと、ビートルズを
含めた作品そのものに大きな魅力があると思います。
