ヤッターワン

登場作品:ヤッターマン(1977

 

重量:1t/最高速度:時速300km(劇中設定より)

 

 

 

 

ユニファイブ製 超真合金

ユニファイブが立ち上げた合金玩具ブランド「真合金」。 その第1弾として発売された

メカブトンに続いて商品化したのがこのヤッターワンでした。 2弾目にして早くも

ブランド名を「超真合金」に変更した辺り一寸?でしたが、以降タツノコメカを中心に

ラインナップを増やしていきました。 他メーカーの合金玩具より玩具色を少々強めた

商品内容だっただけに個人的には事実上のユニファイブ消滅が残念でなりません。

 

1999年発売/定価:9800

 

 

SIDE,TOP & BOTTOM VIEW

全高:約16cm

 

ガンちゃんの父・高田徳兵衛が途中まで造り、ガンちゃんとアイちゃんが仕上げた

ヤッターワンは基本的に犬型ロボットなんですが犬のスタイルに囚われない直立型で、

腕と脚を個別にデザインする事によって人型ロボット的なキャラクター性を獲得。

 

モデルは丁寧な造型でヤッターワンを再現。

足裏には金属製の車輪を装備しているので転がし走行が可能です。

 

 

FRONT & REAR VIEW

シンプルでコミカル、尚且つ力強さも持ち合わせた名デザイン!

戦闘用の装備としては鼻の穴から鉄球を打ち出す「チンジャラ砲」なる

飛び道具を装備していましたが残念ながらモデルでは反映されず。

 

プロポーション&ディティール共に大変良好な造型ぶりを見せる本モデルは

合金がふんだんに使用されているので、その重量感&質感はかなりのもの。

また要所要所に使用されたメッキパーツが‘玩具らしさ'を好演出しています!

カラーリングと共に消防車の意匠が組み込まれたデザインは

当時にして如何にも子供ウケしそう。

 

 

ACTION

本モデルにはヤッターマン1号&2号のフィギュアが付属し

劇中同様、ヤッターワンに乗せる事が可能。

その下準備として画像にある足首のステップを取り外します。

 

 

♪仮面に隠した正義の心〜

 

左サイドには1号(ガンちゃん)、右サイドには2号(アイちゃん)が搭乗!

おォ、キマってますね〜!

 

 

 

残念ながらオモッチャマは付属せず(涙)

…なので、バンプレスト製のプライズ品(合金製キーホルダー)に塗装したもので代用。

贅沢な望みなのかもしれませんが、ここは是が非でも付属させて欲しかったです!

 

 

サイレンの音、高らかに!

背部には電池ボックスがあり、ボタン電池(LR44)×3をセットします。

額のエンブレムを押せばサイレン音と共に頭部のパトランプが点滅するのですが

このサイズにしては音も光も少々控え目な感じ。 

 

画像右はパトランプが点灯している瞬間なんだけど…目立ちませんね。

 

 

今週のビックリドッキリメカ、発進!

尻尾をグイっと倒すとお腹のハッチが開き、ファンファーレメカが現れます。

折角のサウンドギミックならサイレン音だけでなくファンファーレも

鳴らしてくれると嬉しかったんだけどなぁ。

 

 

♪テ〜レテ〜 テ〜レテ〜

開閉する口の中には伸縮式の梯子を装備。口の中には歯もありますが犬歯じゃないのね。

ヤッターワンの態勢を整えて付属のゾロメカを並べれば気分は劇中のクライマックスへ!

 

便宜上「ビックリドッキリメカ」と記しましたが説明書などでは「ゾロメカ」と

表記されています。 どうも昨今はこちらの方が一般的みたいですね。

 

 

付属のゾロメカ+メカのもと

左からカバ、アリ、ワニ、ネズミ、手前がメカのもとで各1個ずつ付属。

オール未塗装のPVC製となっています。

 

 

ヤッターマン出動だコロン

同じくユニファイブから発売されていたPVC製トレーディングフィギュア

「テキコレ」の中からダイドコロンメカを使用して第1話を再現!

記念すべきゾロメカ第1号はワニメカでした。

 

 

表情も変更可能

ゴーグル部は目の表情が異なる3種が付属し交換可能。

また左顎の基部に付属の旗を取り付ける事も可能です。

 

左からノーマル目、怒り目、笑い目ですが怒り目の瞼の色が薄いので少々解り難い気も。

個人的にはロンパってる目も欲しかったかな?

 

 

エンジン ブルブル 絶好調!

シリーズ第2弾として発売された超真合金ヤッターワンは昨今よくあるスタイルである

‘出来の良いフィギュア'ではなく、嘗てあった合金玩具の黄金期を髣髴させる

玩具としての楽しさを詰め込んだ名作トイだと思います!

 

 

ヤッター、ヤッター、ヤッターマン!

OVA等を挟んで2008年にはTVアニメとしてリメイクもされた「ヤッターマン」。

タイムボカンシリーズ2作目にして早くも頂点を極めちゃって、以降マンネリ芸で

5作も続けちゃった感のある同シリーズでしたが年月が経った現在でも

楽しかった当時の記憶が消える事はありません。

「ヤッターマン」とタイムボカンシリーズ、いやぁ〜名作だわ。

 

 

 

 

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