XABUNGLE TYPE
登場作品:戦闘メカ ザブングル(1982)
全高:17.8m/全備重量:113t/速度:時速117km(歩行)/乗員:最大4名
(劇中設定による)
ウォーカーマシンへ!
ブングル・スキッパーとブングル・ローバーが合体変形、
戦闘タイプのウォーカーマシン・ザブングルに!
ここからはバンダイ製ハイメタルR・ザブングルのウォーカーマシン形態をご紹介!
…と、その前に変形用の翼を固定翼に換装
ブングル・ローバーの主翼のままでも個人的には気にならないんですが、本モデルには
見映え重視の小型翼が付属するのでこれと交換してみます…うん、やっぱ気にならない。
FRONT,SIDE & REAR VIEW
全高:約17.8cm(約1/100スケール)
スリム過ぎずマッチョ過ぎない、クセの少ない造型によるスタイリングは流石2017年製。
頭部が小さめなのが気になるところですが変形合体を考えると仕方なし、ですね。
カラーリングはかなり明るいブルーとしており、この辺で印象を異にする向きもあるか
と思いますが個人的にはクローバーを想起させるに丁度良い塩梅かな?…と思ったり。
頭部(コクピット)
頭部はボールジョイントで可動。 俯きよりも見上げの方が可動域は高めな感じです。
スキッパー&ローバーでも触れましたがコクピットサイズは変形の都合もあって
1/100にしては小さめ。 画像右にある1/144人形で丁度良い感じかな、と思います。
バイザーや胸の投光器?には当然の様にクリアパーツを使用、顔の縁にある白ラインも
バッチリです。 因みに取れ易く破損の可能性も高いであろう耳のアンテナは
本体に装着されているもの以外に予備でもう1セット付属しています。
後頭部&背中
背部にあるスキッパーのコクピットを外し、羽をジロン用の折れたものに換装可能。
熱心なファンは2個買いか?
胸部・腹部・腰部
腹部の青い部分はダイキャスト製で、腰部とはボールジョイントで接続。
前後の動きに関しては屈みよりも反りの方が大きく可動します。
胸部と腹部の境に於ける可動に関しては申し訳程度なものに。
左右のスイングに関しては腹部下方にあるグレーのパーツが腹部と独立して旋回します。
スイング時に左右の車輪が干渉する場合は接続アームを調整して対応。
尚、横方向への可動は画像右の通りになります。
肩部・腕部
肩関節は変形の都合に合わせた2重構造となっており、他のロボットフィギュアに
よく見られる肩ブロックの前後スイングは残念ながら採用されていませんが
遊んでみた感じは…まぁ無問題かな?
腕部は上腕の途中にロール軸を装備、肘の可動は画像の位置まで。
変形の都合で前腕部の外側には隙間が出来ちゃうんですが、モデルにはこれを埋める
オプション部品が付属(画像右上)。 車輪で隠れるんで個人的には気になりませんが。
その車輪ユニットですが、前腕から伸びる接続アームとの相性がどうもイマイチで
腕との隙間が大きいわ、ユニットがフニャフニャ緩いわ、ユニットがポロポロ取れるわ、
アーム自体は基本的に取り外し不可だわ…で、小さなストレスがどんどん溜まって(泣)
付属の手首は計10個
購入時に付いている手首は変形に対応した若干小型のグーで、それ以外に4組が付属。
左から通常グー、武器持ち手、パー、4連装キャノンのトリガーグリップ用になります。
因みに何れもPVC製。
股関節
股関節パーツは脚部との接続部とボディとの接続部を別にした構造で、ボディとの接続部
を軸に後方に90度近くスイングさせる事が可能。 腰アーマーの可動と合わせ、これに
より通常よりも高く脚を上げる事が可能となります。(画像左下から画像右の位置まで)
この眼鏡状の股関節パーツは樹脂製で脚部側の接続パーツは合金製。
個体差かもしれませんが本モデルは脚部側パーツとの接続具合がキツイので、脚部を
動かす際は樹脂パーツが割れない様に注意が必要だったりするところにもストレスが…
開脚具合はこんな感じ。 相変わらず凄い進化ッスね。
ところで右胸の上にある赤い三角形ってアニメでは無かった様な気がするんですけど
ザブングルの立体物には必ずある感じですよね…ま、あった方が納まりが良いか。
脚部
重量の掛かる膝関節と足首にもダイキャストを使用しており安定感は◎。 爪先の内側に
ある白いラインが嬉しいですね。 膝は二重関節により90度以上曲げられるんですが、
これも個体差なのか本モデルでは太腿側の膝関節が硬くて曲げるのに苦労しました…。
足首のデザインは一昔前なら設計者泣かせだったと思うんですが流石21世紀のモデル、
ボールジョイントにより左右の捻りは通常でも画像左から2番目の様に。 足首関節は
引出し式となっているので見映えを気にしなければそのポテンシャルは相当高めです。
ライフルを装備!
ザブングルの標準装備とも言えるライフルは左右どちらの手でも持たせる事が可能。
ライフル後部にある前腕部への固定具は画像左の様に可動するんですが、
遊びの妨げになる場合もあるので余り拘らなくてもよいかな?…と思います。
モデルにはスキッパー、ローバー用に加えて魂STAGE ACT.5に対応したジョイント部品
が付属。 これを用いればアクションポーズでのディスプレイが可能となります。
4連装キャノン装備!
荒っぽいデザインの4連装キャノンも左右問わず装着可能、それに伴ってスコープ
も可動します。 因みに右腕に装備する場合、トリガーグリップの部品が前後逆になって
しまうという設計上の凡ミスが…まぁ、握らせてしまえば目立たないんですけどね。
画像右が右手仕様。 左と比べるとトリガーグリップの向きが前後逆になっちゃう…
3連バズーカ&9連装ミサイルポッドも!
スキッパーのコクピットを一旦取り外し、挟み込むようにして装備。
バズーカ、ミサイルポッドのどちらか片方だけ装備する事も可能です。
また、それぞれの武装は基部で角度を調整する事も可能となっています。
背中の羽はあっても無くても良い感じ!
ザブングルの新モデルが出る場合、これらの武器も半ば標準装備ですね。
フル装備!
うん、格好良いッス!
ザブングルの世界では適当な武装を付けたり持たせたりしても違和感が無いんで
余り拘りを持たずに遊ぶのが吉かもしれませんね。
遡る事12年前の超合金魂やチョイ前のスーパーミニプラと比較すると付属品や
造型・設計的演出面で若干負けてるんじゃないの?と思う点もあるんですが、
約1/100スケールというサイズ感から来る迫力は有無を言わせぬものがあります。
ザブングルは男の子!
夢にまで見た新時代造型の(約)1/100ザブングル!…と、くれば手放しで
喜びたかったんですが、大好きな故に感じるストレスも無視出来なかったりします。
取り敢えずスキッパー&ローバーへの分離合体はオマケ程度に考えますか。
前に購入した同シリーズのダグラム同様、ノボにとって思い出深いロボットが復権した
のは嬉しい限り。 早々に同じハイメタルRでガバメントタイプがリリースされるという
朗報もあって、まるで当時のワクワク感が蘇った様な気分を味わせて貰ってます!