THE TUBBYTRONIC SUPER DOME
所在地：テレタビーランド ホームヒル
関連作品：テレタビーズ（1997）
TELETTUBBIES
ゴールデンベア製 ホームヒルプレイセット
GOLDEN BEAR Products Ltd：Teletubbies Home Hill Playset
イギリス発の幼児向けＴＶ番組「テレタビーズ」は見た目以上に造り込んだ内容もあって
全365話（＋2014年に新シリーズ60話を制作発表）に渡って放送、日本でも放送された
ものの海外ほど人気は出ず2018年現在、放送数は半分以下の156本に留まっています。
海外では大人にも人気だそうですが一応、幼児向け番組だけに関連商品も幼児向け中心に
展開。 玩具類に於いては縫ぐるみ系が多かった中に於いて画像のプレイセットが発売、
劇中世界を再現出来る良玩具ですが残念ながら日本では輸入販売されなかった様です。
1997年発売？／定価：？
全景
直径：約２１．５ｃｍ 高さ：約１３．５ｃｍ
テレタビーズ達の家はファンタジックなテレタビーランドの丘にあるハイテクドーム。
周囲の環境に馴染んだ半球状の建物は前後にドアを、窓を等角に４つ配置したスタイルで
モデルはハウス玩具らしく持ち運びに便利なキャリーハンドルを装備しています。
ドアが開閉 ドアが開閉
正面のドアが左右に開閉可能、後部のドアも同様に開閉可能です。
展開！ 展開！
ドーム前部を左右に開くと内部が展開、付属品を任意で配置すればプレイ準備完了です。
展開時の最大幅は約４７．５ｃｍと大人の目で見てもかなり大型なんで、対象年齢である
３歳児の心をテレタビーランドに入り込ませるには充分過ぎるサイズと言えますね。
ここで改めて付属する４人の人形（本体：プラ製、アンテナ：ＰＶＣ製）をご紹介。
左からティンキーウィンキー（♂）：約７．２ｃｍ、ディプシー（♂）：約６．６ｃｍ、
ラーラ（♀）：約６．４ｃｍ、ポー（♀）：約６．１ｃｍでポーズは固定となっています。
各人形のサイズ差は劇中の身長差を再現しており、身長と名前の長さは比例しています。
各人の性格差は勿論、性別や人種の違いをも盛り込んだ教育的意味合いのある
キャラクター設計には関心至極。 タダの幼児番組ではありませんな。
付属品で遊ぶ 付属品で遊ぶ
本物件には劇中にも登場する設備が付属、これらを自由に配置して劇中世界に浸ります。
ティンキーウィンキーの前にあるのは彼らのおやつであるタビーカスタードを作る機械。
ディプシーの前にあるのは彼らの主食であるタビートーストを作るタビートースター。
ポーの前にあるタビーテーブルも含めてギミックはありませんが雰囲気はバッチリです。
画像右にあるのはドーム内を清掃するロボット掃除機・ヌーヌーで、
底部の車輪で転がし走行が可能となっています。
スーパースライドで遊ぶ スーパースライドで遊ぶ
ドーム中央にはリフトを装備、横のレバーを下げてテレタビーズの１人を上部の穴から
中に入れれば準備完了。 レバー下にある緑のスイッチを押せばゼンマイ動力により
リフトが上昇し最上部まで上がればテレタビーズが滑り台を滑り降りてきます。
リフト内部にある台座の形状が斜めになっているのがミソで、これによりテレタビーズが
スムーズに滑り降りる設計…のハズなんですが身長の低いポー以外は余りスムーズに滑ら
なかったり。 特に身長の高いティンキーウィンキーはカーブで引っ掛かり易いです。
お昼寝タイム お昼寝タイム
本物件にはタビーベッドも人数分付属。 各々専用のベッドという設定なんですが形状は
共通なんで劇中では偶に間違える事も。 因みにテレタビーランドにも太陽があって番組
の終わりに沈むんですが、夜という設定は無いので彼らの睡眠は大概「お昼寝」に。
ドーム内にベッドを配置すると一寸狭さが目立つかな？
ベッドを始めとする付属品はドーム内に全て収納可能です。
Teletubbies Say Eh-Oh!
初めて観た時はそのキャラクター造型とやたら２回繰り返す台詞回しに「これヤバイ番組
なんじゃないか!?」と思ったもんですが、よくよく観てみると幼児向け教育番組としての
練り込みぶりに気が付きオトナの穿った感覚で観た事が恥ずかしくなっちゃったりです。
本物件は外観とは相反する内装としたデザインワークを幼児向け玩具として余すところ
無く再現、欲を言えば付属の人形は首や手足が動くプレイモービル的なものの方が
遊びの世界が更に広がって良いと思うんですが…この辺は仕方なしですかね。