シュレック邸
(スワンプハウス)

SHREK'S SWAMP HOUSE

関連作品:シュレック(2001/劇場用アニメ)

SHREK

 

 

 

 

ハズブロ製 プレイセット

 

ドリームワークスによる2001年公開のCGアニメ「シュレック」はその後「2」、「3」、

「フォーエバー」と続編が制作される程のスマッシュヒットぶり。 本物件は2004年公開

の「2」時に発売されたものですが、内容的には「1」準拠な感じとなっています。

 

海外製品ですが日本国内でも「株式会社ユー・エス・ジェイ」が発売元となり日本仕様の

シールを貼り販売、恐らく大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン等で売られていたと

思われます。 因みに対象年齢12才以上とありますがオリジナルは3才以上だったり。

 

2004年発売/定価:?

 

 

 

 

付属する人形&小物

 

左から主人公・シュレック、ロバのドンキー、三匹の子豚、それにスケートボード。

基本PVC製の無可動人形で足下にはベース等に固定する為の台座が造型されています。

身長はシュレックで約3.4cm(台座込み)、スケボーは転がし走行が可能です。

 

 

 

 

3つのパーツで構成

メインである家屋部の左右幅:約23cm/高さ:約10.8cm

 

沼の畔にある折れた大木の根元に建てられたシュレック邸。 本物件では家屋部以外に

板壁?とギミックを仕込んだミニベースが付属、其々に設けられたジョイントにより

任意で接続可能となっています。(家屋部には複数のジョイントが設けられています)

 

家屋部正面の造型は玩具的アレンジが施されているものの基本的に劇中の外観をトレース

しており、劇中だと上部の折れ口は暖炉の煙突になっているらしく煙が出ていました。

 

 

 

 

COME IN!(入ったらええがな)

 

本物件は玄関のドアが開閉可能、押して開けるというのに少々の意外さを感じたりです。

劇中では自らの境遇を憂いつつ森の中で静かな独居生活をエンジョイするシュレックでし

たが、ファークアード卿に住家を追われた御伽噺の住人達に家の前を占拠されるハメに。

 

本物件にはそれ以前に押し掛け友人となったロバのドンキーに加えて劇中にも登場した

御伽噺キャラ代表として三匹の子豚の人形が付属。 ドンキーやフィオナ姫に絆された

結果、社交性を身に付けたシュレックが両者(4者か)を招き入れます。

 

 

 

 

シンプル・イズ・ベスト

 

本物件を裏側から見るとシンプルな屋内が再現されています。

椅子やテーブルは床と一体成型で床には人形を固定する為の穴が4ヶ所設けられており、

壁に貼られたシールが殺風景な部屋に彩りを与えています。

 

 

 

 

人形で遊ぶ

 

で、その床の穴に人形を置いてみる。

人形はポーズが固定されている事もあって遊びの幅が少々制限されるかな?

お、裏手には何やら怪しげな梯子があるので上ってみると…

 

 

 

 

底なし沼が!

 

梯子を上った先にある小さな沼は水面が軟質素材で造型されており、中央の切れ目から

人形を沼底に沈める事が可能。 沼底にある秘密の洞窟では何やらドワーフ達がダイヤ

らしきものを採掘している様子がイラストで表現されていますがここは玩具オリジナル。

 

 

 

 

ベッドルームには…

 

劇中だと平屋なんですが本物件では都合により2階建てに。 2階はベッドルームで、

劇中通り「赤ずきん」に登場する狼がシュレックのベッドを占拠しています。

 

 

 

 

スケボーアクション

 

2階には階下へのスロープが設けられており、付属のスケボーで滑り降りるという

アクションが楽しめます。 先述の板壁と家屋を同じく付属する蜘蛛の巣ネットで

繋げばスケボーでのアクションに彩りを添える事が可能となるんですが…

 

パッケージにもあるこのアクション、実のところ全く機能しません。

何しろスロープの幅よりスケボーの車輪幅の方が広いのでまともに滑らせられない状態、

ひっくり返ってネットでキャッチといった理想形には程遠い仕上がりに涙を隠せません。

 

 

 

 

飛べるよ!

 

先述したミニベースを家屋横のジョイントに接続、ベース側面のダイヤル操作でベース

中央とドンキーを載せた半透明のロッド、それに木の幹の中に居る妖精達が回転します。

 

これは劇中序盤、ファークアード卿による‘御伽噺キャラ狩り’のシーンで「喋るロバ」

として連行されてきたドンキーが妖精の力で宙に浮く…という場面を再現したものです。

 

 

 

 

HOME SWEAT HOME

 

画像は家屋部の裏側にあるジョイントにミニベースを接続したところ。

本シリーズは全3種+城となっており、ユーザー各自でジョイントを活用し

自分だけのシュレックワールドを構築しようという趣向になっています。

 

本物件は玩具的なアレンジ構成は兎も角、精度の低さが遊びの幅を狭めているのが

何とも残念…劇中に似ている外観が嬉しかっただけに口惜しかったりです。

 

 

 

 

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