ゴーテル邸
(ラプンツェルの塔)

Rapunzel Tower

関連作品:塔の上のラプンツェル(2010/劇場用アニメ)

Tangled

 

 

 

 

ディズニーパーク製 プラトイ

Rapunzel Tower Play Set

 

ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」公開時に発売されたもので、画像だと解り難い

ですがパッケージの縦サイズは40cmオーバーという大型のプレイセットになります。

 

当時の日本での販売事情や販路は確認が取れなかったんですが、主にディズニーランド

等で販売されたものらしいので日本国内でもそれに倣った感じかと思われます。

 

2010年発売/定価:?

 

 

 

 

付属する人形&小物類

 

左から主人公・ラプンツェル、フリン・ライダー、馬のマキシマス、育ての親ゴーテル。

何れもPVC製の無可動人形で顔の造型も正直イマイチという少々残念な仕様に。

劇中よりオバちゃん顔なラプンツェルの身長は約6.9cmになります。

 

また、人形以外にも後脚が畳めるイーゼル、パレット、椅子、ギター、

フライパン、ティアラ、それにカメレオンのパスカルも付属します。

 

 

 

 

塔の周囲をぐるっと

高さ:約43cm/家屋部の直径:約17cm

 

本物件は劇中の塔に玩具的アレンジを施しながらも巨大なサイズが齎す迫力は満点。

塔の低さも気になりませんが、ラプンツェルにとって世界の全てである塔上部の居住区は

付属する人形のサイズもあって大きめに造られているので少々アンバランスな感じも?

 

 

 

 

展開!

 

玄関?の鍵穴に付属するハート型の鍵を挿して右に回すとロックが解除、上部の家屋が

左右に展開し3つの部屋が現れます。 展開時に於ける左右の最大幅は40cm程と、

かなりワイドなんですが展開状態でのロックは不可なんで左右の部屋がフラつく事も。

 

 

 

 

 

広間&キッチン

 

3つの部屋の内、中央の部屋は広間としましたが劇中と違ってかなり手狭。 劇中にある

屋内の美術設定が活かされていると良かったんですが…ただ、劇中にもあった階段が

設けられているので立体的な遊びは可能。 意味深なカーテンの向こうは後述します。

 

向かって右側の部屋はキッチンでノーギミックですが天井には劇中にあったラプンツェル

が描いた天体図を再現。 因みに画像左でラプンツェルが持つギターは劇中序盤のシーン

で登場、キッチン棚に入れたフライパンは劇中に於ける最強の武器だったりします。

 

 

 

 

2階にはバルコニーが

 

階段を上った先には外の世界を窺えるバルコニーが。 人形とのサイズ差がお洒落な造り

を台無しにしている様な気がしてなりませんね。 ところで劇中の2階にはラプンツェル

が寝るベッドがあったので2階はラプンツェルの部屋だと思うんですが…

 

 

 

 

ラプンツェルの部屋

 

モデルだと向かって左側にラプンツェルの部屋を再現、人形の都合で窮屈な感じですね…

備え付けのベッドとチェストに適当さを感じつつも天体図同様、劇中でラプンツェル自身

が描いた‘自分の誕生日の夜空に舞う無数の光の絵’を再現する辺りは良ポイントです。

 

因みに劇中だとラプンツェルは壁面等に直接絵を描いていたので付属品にある

パレットは使っているものの、イーゼルは使っていなかったりします。

 

 

 

 

カーテンの向こうには…

 

広間の中心にあるカーテンの向こう側には小部屋があり、ここには秘密のギミックが。

小部屋の外壁側にあるレバーを引くと小部屋の床面がスライドして落とし穴になります。

 

玩具オリジナルのギミックですが劇中終盤でそれ迄隠されていた下へ降りる梯子が床から

現れ、本性剥き出しとなったゴーテルがラプンツェルをそこへ引き連れようとするので

そのイメージかな…それにしてもゴーテルは何処へ連れて行くつもりだったんでしょう?

 

 

初めは地下室?に閉じ込めるんだと思ったんですが、助けに来たフリン(ユージーン)を

追ってこられない様に縛りつけ「誰にも見つからない所へ2人で…」的な台詞を言う辺り

やはりその梯子を降りて塔から出るつもりだったんではないかと…う〜ん。

 

 

 

 

でも、大丈夫

 

土台部分にある立派なドアから脱出成功! これはゴーテルだけが知っていた秘密の出入

口なんでしょうね。 ラプンツェルの幼少時はまだ髪が短いんで髪を使った塔の出入りは

不可だろうし、何よりこの塔はラプンツェルが産まれる前からあった訳ですしね。

 

 

 

 

記念すべき50作目の長編作品

 

本作はディズニーアニメって事で例の如く原作をアレンジしまくった内容となっています

が、婦女子のマーケティングに長けているだけあってヒット作となり続編作品やTVシリ

ーズも製作される事に。 個人的にゃ諸々雑に感じちゃってイマイチだったんですが…

 

モデルは外観の雰囲気やデカさは良しとしても人形のサイズからくる‘遊びの狭さ’が

気になるところ。 人形がポーリーポケットサイズであれば劇中ベースの相当凝った内装

に出来たと思うんですが…当初からそんなコンセプトの物件では無かった様で残念無念。

 

 

 

 

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