プーさん達の家

(プーさんの家・オウルの家・ピグレットの家・ティガーの家)

関連作品:くまのプーさん(1966〜/劇場用アニメ)

Winnie The Pooh

 

 

 

 

マテル製 ミニコレクション

 

ディズニーの代表的キャラの1つ「くまのプーさん」を英国ブルーバード社のヒット商品

「ポーリーポケット」のフォーマットで商品化。 物語の舞台である100エーカーの森を

蜂蜜壷の中に凝縮してパッケージング、プーさん達のドラマが小さな世界で展開します。

 

画像のパッケージは英語表記オンリーなんで初めは海外商品かと思ったんですが、

中にマテル・ジャパンによる日本語の説明書が入っていました。

 

1998年発売/定価:?

 

 

 

 

付属する100エーカーの森の仲間たち

 

左からプーさん・ピグレット・ティガー・イーヨーの4体と小物が3種。

プーさんは両腕が個別に、両脚が一体で可動。 ティガーは両脚が一体可動、

イーヨーは首が上下可動します。 尚、身長はプーさんで約2.9cmほど(台座込)。

 

因みにプーさん、ピグレット、ティガーの足の下に造型された台座は

本体に数ヶ所あるポイントに挿し込んで人形を立たせる為のもので、

基となったポーリーポケットから受け継いだ構造だったりします。

 

 

 

 

ハチミツの壺が展開!

壺本体の直径:約10cm/高さ:約11cm

 

「プーさん」の象徴的なアイテムの1つである蜂蜜壺を画像の様に展開すると

物語の舞台である100エーカーの森が中央の可動する仕切りを含め都合4面で展開、

先ずはプーさんの家が再現された左側の面から順に紹介していきます。

 

 

 

 

プーさんの家

 

木の幹にある玄関には‘ミスター・サンダース’の表札が。 昔の和訳本に「プーさんの

本名」と表記されたのでそう覚えた人も多そうですが、サンダースはプーさんの本名では

なく嘗てサンダース氏が住んでいた家にプーさんが住んでいるという事らしいです。

 

ドアではなく幹ごとガバッと開くとソファのあるリビング?が。 幹の裏側には棚が

3段分作られていますが構造上、幹の開く角度が限られていて余り見えない感じに…

 

 

 

 

地下室

 

玄関前の穴を降りると蜂蜜の貯蔵もしている地下室が。

梯子の裏には食べ物が載ったテーブルもありますが画像だと見難いですね…

穴と梯子はリンクしていないものの穴の演出は玩具的に重要なポイントだと思います。

 

 

 

 

ベッドルーム

 

2階のベッドルームはベッド以外にもソファとチェストを配置…と、1階よりも賑やか。

プーさんの家にある3つの椅子は全て造型が異なるという細かな演出も嬉しい処です。

ベッドは画像左下の様に可動、これによりプーさんを寝かせる事も可能となります。

 

地下室と異なり2階に上る手段を演出出来なかったのは残念ですが

一応クマなんで外壁を登って…てな感じで脳内補完。

 

 

 

 

食料調達

 

プーさんが住む木の天辺にある蜂の巣から蜂蜜をゲットしようとしたら住人に気付かれ…

本物件にはハチと赤い風船を左右に配置したアームが付属。 プーさんを風船にホールド

してアームを蜂の巣の上で回転させればハチに追いかけられるという演出が再現可能に。

 

蜂の巣の下には先述の人形を固定するポイントが設けられています。(画像左下)

 

 

 

 

友達の家へ行こう

 

左右に展開させた壺の真ん中にある可動式の仕切りにはオウルの家を再現、木を模った

仕切りを捲るとオウルの小さな家の内部が現れます。 オウルは絵ですが屋内にある

ロッキングチェアは画像下・右の様に動かす事も可能という‘細かな演出’はここにも。

 

 

 

 

 

ピグレットの家

 

壺の右側下部はプーさんが親友と呼ぶピグレットの家。

ドアは開閉可能で壺の外に繋がるんですが部屋の手前にも森の風景が広がるという

少々不思議な感じのする構成ですがここは気にしない方向で。

 

 

 

 

ティガーの家で かくれんぼ

 

壺の右側上部はティガーの家。

床の中央にある人形の固定ポイントは壺外側にあるレバー操作で左右に動きます。

 

左側一杯に動かすとタンスの戸が、右側一杯で玄関のドア?が開くというギミックが

あるんですが、玄関ドアのギミックが作動しない事が発覚…壊れているのかと思って

よく見たらどうも構造上の欠陥、若しくは組み立て間違いを犯している様でした(涙)

 

 

…なので玄関ドアは手動で。

説明書には「タンスの中に入ってかくれんぼが出来る!」とあるんですが、

ここに入れるのは身体の小さいピグレットのみだったりします。

 

 

ティガーの家にある階段を上がった先にあるのは…えっと、風呂?

 

 

 

 

みんなでピクニック

 

ピグレットの家の前には森の風景の一部が再現されています。

画像は橋が掛かった小川の畔でピクニックの図で、ピグレットとティガーの位置には

固定ポイントが設けられています。 尚、橋や食べ物は全てベースに固定されています。

 

 

 

 

大人になっても遊ぼう

 

アニメを観ているとプーさん達が縫ぐるみである事を忘れがちになりますね。

 

1983年に英国のクリス・ウィッグスが娘の為にコンパクトのケースを小さなドールハウス

にしたのが始まりで1989年にブルーバード社が商品化、その後マテル社によって世界展開

される事になったポーリーポケットは大型商品やキャラ物も加え一大シリーズに。

 

マテル主導の為か本物件にポーリーポケットの名はありませんが壺の底部にはシッカリと

ブルーバード社の刻印が記されています。 尚、100エーカーの森に関しては本物件より

かなり大型のプレイセットが同じポーリーポケット仕様で発売されていました。

 

 

 

 

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