所在地：ファニット村
関連作品：森の陽気な小人たち ベルフィーとリルビット（1980／ＴＶアニメ）
トミー製 プラトイ リルビットのおうち
パッケージサイズ／縦：約３０ｃｍ×横：約２０．４ｃｍ×奥：約１５．５ｃｍ
本作の玩具を展開するトミーはベルフィーのおうちと共にもう１人の主人公である
リルビットのおうちも発売、ベルフィーのおうち同様に劇中を基に玩具ならではの
遊べるギミックを盛り込んだアレンジ物件でした。 （因みに Made in Hong Kong ）
1980年発売／定価：？
全景
全高：約２０．５ｃｍ
ベルフィーのおうちと同様にツリーハウス・スタイルとした当物件、右へ左へと湾曲する
幹は劇中に倣った感じですが、それ以外は玩具オリジナルの構成となっています。
正面の窓に画かれているのはリルビットの母であるマールおばさん。 リルビットは
他に父・ロック＆妹・チュチュナとの４人家族なんですが玩具に於いては都合上、
リルビット１人の家といった感じで作られているのが少々残念だったり。
付属のリルビット→
当物件には未来の家主？である身長：約４．６ｃｍ（もしかすると1/1スケール？）の
ＰＶＣ製・塗装済みのリルビット人形が付属しますが、キャラクターデザインを手掛けた
下元明子（現・河井ノア）氏の画く可愛らしい絵柄とは少々距離のある造型で…
ここで一寸、他アイテムをご紹介。
トミー製 集まれ！ファニットファミリー
パッケージサイズ／縦：約１８．３ｃｍ×横：約２４．４ｃｍ×厚：約４．１ｃｍ
1980年発売／定価：1800円
同じくトミーより発売されていた塗装済みＰＶＣ人形８人セットに含まれるリルビットは
当物件に付属するものよりは劇中に近くて良い感じなんですが（画像右の右側）サイズが
異なったりして当物件と連動出来ないんですよね…何とも勿体無い話です。
別売の８人セットにはマールおばさんと劇中よりでっかい印象のピョン（ハリネズミ）、
劇中よりちっちゃい印象のモンガー（ムササビ）も含まれているので合わせてパチリ。
尚、画像のベルフィーは「ベルフィーのおうち」に付属する人形を使用しています。
では、改めてリルビット邸を順にご紹介。
ブランコ
向かって左側の枝に付属のブランコを設置すれば手動でブランブラン遊べますが、
加減しないと人形が落下するので要注意。 付属のリルビットはまだ良いんですが
「ベルフィーのおうち」に付属するベルフィーはグラつきが大きい感じです。
玄関のドアからは同居人が
玄関前にある階段の一段がスイッチになっていて（白い部分）、これを押せばドアが
開くと同時に中から動物（としか表記されていない…リスかな？）が顔を出します。
ドアは幹に沿って右上方にもあり、手動で開閉可能ですが此処は開けても誰も居ません。
…ってゆーか、これドアじゃなく窓か？
２階部分
向かって左に湾曲した幹の先にある白いレバーをスライドすると画像中の様に木の上部が
開き、同時に正面の窓が前方に倒れる事で‘リルビットのお部屋’が展開されます。
リルビットのお部屋
前方に倒れた壁のスペースはバルコニーチックに使用、基本プレイとして椅子とテーブル
を配置して食べ物（のシールを貼った）を乗せた皿をテーブルの上に置いてみます。
（皿は２枚付属）
メインルームはスペースの関係もあって基本的にシールでデコレートな仕様ですが、
食器棚を倒すとベッドに早変わり…といったギミックを備えています。
メインルームから階段を上った先にあるシーソーは中央に人形を乗せる事が可能。
また、手前のボタンを押して放してを繰り返せばシーソーが左右に揺れます。
シーソーにいる動物は向かって左がムササビのモンガー、右がハリネズミのピョンで
２匹共ベルフィーと行動を共にするケースが多い様です。 因みに劇中でのモンガーは
シーソーのイラストよりもかなり大型で背中にベルフィーを乗せたりしていました。
リンゴ・カー、発車！
向かって右側の枝にぶら下がっている大きなリンゴは枝から外して転がし走行が可能。
リンゴの上半分を外せば人形を乗せる事も出来、画像の様にベース右側にあるスロープを
ボタン操作により滑り降ろす事も可能というプレイバリュー高めな設計になっています。
付属のプレイマット
プレイマットの寸法／縦：約４９．８ｃｍ×横：約６１．４ｃｍ
当物件には別売の「ベルフィーのおうち」に付属するものと同じファニット村の
ビニール製マップが付属、ここに両物件を置けばプレイ気分が盛り上がります。
♪ヤッホッホ ヤッホ ヤッホ…（一寸怖い？）
やや小規模な物件なんでその設計に若干の物足りなさを感じない訳ではありませんが
「ベルフィーのおうち」と合わせればユーザーの感情をファニット村へ誘うにゃ充分かと。
出来ればマップにあるナポの家も発売して欲しかったんですけどですね。
タカラの代表的玩具の１つである「こえだちゃん」の亜流と言ってしまえばそれ迄ですが
劇中の雰囲気が伝わるマスコミ商品という事で＋αの魅力が加わって…いるかな？