カリオストロ城

所在地:カリオストロ公国

関連作品:ルパン三世 カリオストロの城(1979/劇場用アニメ)

 

 

 

 

バンプレスト製 プライズ

DXカリオストロ城

 

そのフットワークの軽さで懐キャラを積極的に商品展開出来る景品業界に於いて「ルパン

三世」は格好のネタで実に様々なアイテムが登場、人気の「カリ城」からもフィギュアを

中心に色々と展開されましたが遂にカリオストロ城そのものが商品化される運びに。

 

商品はカリオストロ城を表側と裏側に分割して2つ揃えれば完成するという仕様。

しかも色&付属品違いで昼&夜ver.の都合全4種、クレーンゲーム等で地道に揃えるのは

至難の業故に当時からセット売りをしている店舗・業者を利用する人が多かった様です。

 

2003年リリース/定価:非売品

 

 

 

 

付属する人形類(各3体×4種)

 

左からカゲA・カリオストロ伯爵・オートジャイロ(昼・表に付属)

クラリスA・ルパンA・不二子(昼・裏に付属)

カゲB・ルパンB・次元(夜・表に付属)

銭形・五ェ門・クラリスB(夜・裏に付属)の全12種。

 

身長は伯爵で約1.3cm(台座込)程なんでNゲージサイズくらい?

 

 

 

 

FRONT & REAR VIEW

高さ:約15.2cm/最大幅:約11.8cm

 

人口3500人と小さなカリオストロ公国の中心地であり摂政・伯爵が住むカリ城は湖の中に

ある尖塔を多く設けた高層スタイルの古城で、古代ローマ時代の水道橋を利用したりする

反面、「大袈裟過ぎる」程のセキュリティ装置を配備する等のアンバランスさを持ちます。

 

本物件はプライズ品故の省略&ディフォルメはあるものの雰囲気を損なう事無く立体化。

本来は正面中央にある風車の下端右側に例の時計塔から繋がる水道橋が掛かかります。

因みに裏手の見映えがイマイチなのは洋城にゃよくあるパターンだったり。

 

 

 

 

SIDE VIEW

奥行:約11.4cm

 

城壁にめり込んだ様な建物部が中々に特徴的。 昔の洋城の中には城の中に街を造る構造

だったものもあったそうなので、そういった事もデザインのヒントになっているのかも?

 

先述した城の裏手には劇中序盤でクラリスを拉致った水雷艇の発着口らしきものが

造型されていましたが、本来は正面から見て右側(画像左)下端に設けられています。

 

 

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

 

ギュッと詰め込んだ中でも忘れずに造型された中庭が良い感じを出している上部。

対して底部は画像右な感じで、本物件の分割線が窺えます。

因みに城本体にギミックは一切ありません。

 

 

 

 

城主の古風な趣味

 

城の正面上部には劇中で活躍するオートジャイロの発着場が再現されています。

人形もオートジャイロも城とはスケールがバラバラですが本物件の持つ性格を考えれば

然程気になりませんね、付属するだけ有難い感じがします。

 

 

 

 

囚われの塔

 

クラリスが拉致られていた塔は独立した構造で、通常の出入りは伸縮する連絡通路のみ。

…なのでルパンは母屋(というのか?)の屋根の天辺から助走の上、大ジャンプで塔に

飛び移るという予定外の荒業を披露する羽目に…劇中に於ける名シーンの1つでしたね。

 

 

 

 

ガシャポン de カリオストロ

 

必ず助けに来ると約束したルパンの置き土産を持つ画像左のクラリスはHGパート3。

そしてオートジャイロから塔に飛び移ってクラリスを救助しに来た図は2002年発売の

300円ガシャポン「カリオストロイマジネイション」の1つ。

 

 

次元、待機中→ 

 

「カリオストロイマジネイション」全4種の内からもう一丁ご紹介。

この頃になるとカプセル玩具の造型レベルも更に上がっていますね。

 

 

 

 

閑話休題

 

礼拝堂周り

 

城の正面側には劇中クライマックスで伯爵がクラリスとの婚礼の儀を執り行おうとして

いた礼拝堂が造型されています。 夜ver.を揃えれば花嫁クラリスとそれを奪取する

ルパン、風車小屋でここぞとばかりに見せ場を披露した次元&五ェ門人形で遊べます。

 

…が、夜ver.は画が地味になるので遊ぶ時は専ら昼ver.を使用したりです。

 

 

 

 

ナイト・イン・カリオストロ城

 

ver.は先述の通り、付属品以外は単なる色違いの雰囲気重視モデルになりますが

全ての窓が消灯状態なので少々寂しさを感じますね…幾つかの窓を黄色に塗ればグッと

良くなるかな? スペースには余裕があるので電飾するのも一興かと思います。

 

 

 

 

集めた玩具が語りだす!

 

2019年現在に至るまで幾つか出ていたカリオストロ城は殆どが高額商品でした。

そんな中に於いて本物件はカリオストロ城の商品として非常に手頃な物件であり、その

造型も付属する人形類との連携性の薄さに目を瞑れるほどの良モデルとなっています。

 

景品類の魅力は何と言っても‘お手頃’な処。 1つ1つは物足りないかもしれませんが

集めた物を色々組み合わせればお互いを補完し合って楽しいミニドラマが展開されます!

因みに画像のフィアットは同じくバンプレスト製、ゼニブルはコカ・コーラのおまけ。

 

カリオストロ関係は以下でも展示中!

画像をクリックすると→←展示室へ入れます。

 

 

 

 

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