グランドーム

地球平和連合 ( Terrestrial Peaceable  Consortium ) 総合本部

所在地:日本・中央山岳地帯

登場作品:ウルトラマンダイナ(1997/TV特撮)

 

 

 

 

バンダイ製 プラトイ

TPC総合本部基地 グランドーム

パッケージサイズ/縦:約32cm×横:約52cm×厚:約10.7cm

 

平成ウルトラ第2作の「ダイナ」は好評となった前作「ティガ」の7年後が舞台。

メカ関係の玩具展開は基本的に「ティガ」に倣ったものとなっており、その流れに沿って

基地も玩具化。 前作のダイブハンガーより高額という攻めの姿勢を見せていました。

 

尚、パッケージはBOX仕様ではなく発泡スチロールの内箱に上箱を被せるという仕様。

同社直近の基地玩具、重甲基地・ビートルベース・ダイブハンガーが直方体BOXだった

だけに一寸以外でしたが次作エリアルベースの後は再びBOX仕様に戻るという流れに。

 

1997年発売/定価:7800円(税別)

 

 

 

 

FRONT,SIDE & REAR VIEW

アタックモード

モデルサイズ 全高:約34cm/全幅:約27.8cm/奥行:約25.5cm

 

グランドームは下部にある構造物と上部のドームを支柱で繋いだタワースタイルですが

劇中では山肌から直接支柱が突き出ているので下部構造物は玩具オリジナルという事に。

 

玩具化に際してアレンジされる事は多々あるんですが当基地に関してはこの時代の玩具に

して相当大胆なアレンジと言えそう…とはいえ、玩具先行だと思うので劇中では作劇的に

反映出来なかったのかも? 個人的には如何にも建築物的なところが高ポイントです。

 

 

 

 

ディフェンスモードへ

 

グランドームは緊急時になると上部のドームが下降しディフェンスモードになります。

宇宙船の様にも見えるドッシリとしたこのスタイルはアタックモードより好みだったり。

モデルでは流石に伸縮機能は盛り込めなかったか支柱部分を取外す仕様となっています。

 

 

 

 

FRONT & REAR VIEW

ディフェンスモード

モデルサイズ 全高:約19.5cm(アタックモード共にアンテナ最上部まで)

 

支柱が無くなった事で安定感が増した感のあるディフェンスモード。

円盤型の上部と平面を主体とする下部の構造物は思いのほか調和が取れている感じ。

因みにモデルは付属のシールを全て貼った状態になります。

 

 

 

 

SIDE & TOP VIEW

ドーム部の直径:約18.5cm

 

台形を基本とした下部構造物の側面はアタックモード時に於いても安定感を与えます。

設定だとこちらが基地本体である上部のドームは広いメッキ部分が玩具的魅力を発揮。

下部構造物の上部を見ると単独で行動可能っぽく…あれ、ドルギランっぽい?

 

 

 

 

ここで付属する6種のS-GUTSメカをご紹介。

 

ガッツイーグル&ガッツイーグルα号

ガッツイーグル:約7.5cm/ガッツイーグルα号:約6.6cm

 

3機合体する主力メカ・ガッツイーグルとその分離状態の1機・ガッツイーグルα号は

後部に別部品の‘発射筒’を挿入する事で後述するカタパルトからの発射に対応します。

ガッツイーグルが合体分離不可なのは残念ですがこの辺は仕方なしですね。

 

 

 

 

マシンゼレット&マシンボッパー

マシンゼレット:約8.1cm/マシンボッパー:約7.8cm

 

プレリュードベースのゼレット、CR−Vベースのボッパー共にカッチリした造型が

心地良く、ゼレットはルーフのゼラレリアン砲が上下に可動。 ボッパーはバウンティ砲

が左右個別に、加えてアンテナも可動…と転がし走行以外にもギミックを有しています。

 

因みに他のメカと異なりホイールやゼレットのドアミラー等、一部組立式という仕様に。

 

 

 

 

ガッツマリン&ガッツディグ

ガッツマリン:約8.9cm/ガッツディグ:約10.7cm

 

先述の4機は派手なメッキ仕様でしたがマリン&ディグのメッキは要所に使用、な感じ。

ギミックは転がし走行のみですが問題はありませんね。 尚、戦闘機以外の4種は

付属のシールを貼る仕様で、モデルは全てのシールを貼った状態になります。

 

 

 

 

ACTION

 

ドーム上部にある司令塔は画像左の様に立ち上げる事が可能。

ディフェンスモードに於いてはドーム部が固定されないので展望レストランの様に

旋回させる事が可能、接続は緩めなんで画像右の様にクル〜ンと回して遊ぶ事も…!?

 

 

 

 

ガッツイーグル発進準備!

 

ドーム前部の扉が左右に開閉可能、内部は格納庫となっており床面のカタパルトを前方に

引き出す事も可能です。 カタパルトの移動に関してはドーム後部外縁の一部がレバーと

なっており、これを立ち上げ押し込む事で移動させるという一寸凝った玩具的演出も。

 

 

 

 

 

カタパルト確認、発進!

 

先述のガッツイーグル又はα号に発射筒を挿入した後にカタパルトへセット、後部右側に

あるスイッチで発射!…となります。 多少不恰好にはなりますがその反面、発射筒を

採用する事でカタパルトの空撃ちを不可とした当時の安全設計っぷりに関心もしたり。

 

 

先述しましたがドーム部は下部構造物に固定されていないので発射する方角を

任意で設定可能。 尚、カタパルトは仰角を付ける事も可能となっています。

 

 

 

 

下部格納庫

 

下部構造物にも格納庫を装備、中央はガッツマリン専用ですが左右はゼレット・ボッパー

共用となっており、其々レバー操作で床面がスロープとなり前方に滑り出てきます。

 

ゼレット&ボッパーは中央格納庫にも格納可能ですがボッパーは車高の関係で

スロープが作動しません。 また、サイズが似ているのでキャラウィール版の

ゼレットも格納&発進可能というのが偶然とはいえ良い感じだったりします。

 

 

 

 

 

後部格納庫

 

格納庫は後方にも装備。

ここにはガッツディグを格納し、同じくレバー操作で発進可能となります。

因みにガッツディグ以外だとゼレットが格納&発進可能、ボッパーは格納も不可でした。

 

 

 

 

玩具らしさのある基地です

 

画像中央は劇中イメージなんですが…ん〜やっぱ安定感も無く少々物足りない感じかな。

 

グランドームの玩具は劇中との差異やメカとのスケール差など気にならず、アタック&

ディフェンスの両モード共に建築物的デザインも良く、且つ遊び甲斐のある優良物件!

玩具にもリアルさが求められる昨今、少し懐かしい香りのする基地玩具でした。

 

 

 

 

うたかたな感じで記念写真

TPCの秘密兵器? 火星の勇者・マウンテンガリバー5号とパチリ。

 

当時、ノボの周囲は「ティガ」を礼讃する向きが主だったんですが個人的には其処まで

乗れなかったんスよね…ところが一転、「ダイナ」はノリノリで視聴しておりました。

きっと作品が持つ‘子供に向けた明るさと楽しさ’が心地良かったんでしょうね。

 

 

各メカ個別の展示室へはコチラから↓

↑画像をクリックすると展示室へ入れます。

 

 

 

 

防衛軍総司令部へ戻る

 

 

inserted by FC2 system