(タック基地)
関連作品:ウルトラマンA(1972/TV特撮)
組織名:TAC( Terrible-Monster Attacking Crew )
所在地:富士山麓
ブルマァク製 プラモデル
秘密TAC(タック)基地
パッケージサイズ:約35×47×10.5cm
ブルマァクは前作「帰マン」に続き本作でも基地プラモを発売。 前作のMAT基地は
4種の中型基地を合体させる方式でしたが本作ではより大型の一括方式に変更、
MAT基地と同様にオリジナル要素強めな構成となっています。
1972年発売/定価:1800円
ベース部
ベース部のサイズ:約23×33.5×10cm
一体成型なベース部は画像の通り塗装済み。 大きなパッケージに対して半分程のサイズ
なんで若干小ささを感じるかな? 所在地が富士山麓っ事で富士山が造型されているのは
嬉しいんですが、山頂の雪は良い感じなのに山体が茶色だと何か違和感があるなぁ。
裏側は→
こんな感じ。
付属のメカ&ソフビ人形
基地から発進する3機のメカが銀メッキのパーツで付属。
サイズはタックアロー&スペースで約6cm、タックファルコンで約8cmになります。
また、同社から単品販売されているソフビ製ウルトラマンAもタグ付きで付属。
全高は約15.5cmなんでミドルサイズになるのかな? このA人形は
只のオマケではなく基地のギミックに寄与するものとなっています。
組立説明図 その1
ギミックを作動させる為のゼンマイは大小2種が付属。 この内、小ゼンマイは基地用
ではなくメカを載せて走る台車用のものになります。 この台車ギミック、ブルマァクの
ウルトラ系キットには度々見られますね。 因みにデカールやシールは付属しません。
組立説明図 その2
先ずはメカの発進用カタパルト(3基分)の製作から。
射出用とスイッチ用でスプリングを2本使用しています。
組立説明図 その3
25番からは格納式のレーダー棟を製作。
地下基地という設定を活かしたギミックですね。
カタパルト同様、取り付けはビスなのでメンテナンスは楽そうです。
組立説明図 その4
富士山内部に動力用ゼンマイを取り付けます。
山頂付近に突き出るリューズはレーダー型で、これを回して手を離すとレーダーが回転。
と、同時に同じく突き出たアームの先に取り付けたA人形が基地上空を旋回します。
完成品をイメージ!
平時に於いては発進口やレーダー棟が岩盤でカモフラージュされているのが良いですね。
出来ればもう少し劇中に即した構成にしてくれると個人的には有難かったんですが…。
台車でメカを走行させるのはブルマァクのサービス精神と捉えましょうか。
本モデルの造型&構成はどちらかと言うとプラモより玩具寄りな感じですね。
改めてパッケージより
「A」のプラモは万創やマルサンからも出ていたんですが、この様なカッチリとした形で
TAC基地をキット化したのはブルマァクだけだったのでその辺有難かったりです。
その分?次作「タロウ」では結構な数の基地玩具が出る事になるんですが。