ウルトラセブン(1967/TV特撮)
組織名:地球防衛軍ウルトラ警備隊( Terrestrial Defense Forces )
所在地:富士山麓
江崎グリコ製 新タイムスリップグリコ
折からの食玩系フィギュアブームにあって企画の面白さで注目された
タイムスリップグリコは海洋堂のフィギュアプロデュースにより懐かしの
昭和アイテムを中心にキャラクター物も加えたラインナップで第4弾まで展開。
ここで紹介するウルトラ警備隊基地はその第4弾にラインナップされています。
2003年発売/定価:250円(税別)
第4弾ラインナップ
全17種中、ウルトラマン関係は6種。他のラインナップはミニチュアスタイルでの
造形ですが、ウルトラマン関係はイメージを優先した造形となっています。
商品全容
劇中では全容が解り辛かった警備隊の基地を懐かしの秘密基地玩具テイストたっぷりに
立体化。ウルトラホーク1〜3号を始めハイドランジャーや滅多に立体化される事の無い
マックス号、極小ながら道路を走るポインター、裏面にはマグマライザーまで造形されて
おり、画像にあるその完成形はまるで古きよきプラモデルのパッケージの様です。
モデルサイズはマックス号〜ハイドランジャーまで差し渡し11cm程で
真上から見ると警備隊のマークを模ったスタイルである事が判ります。
海洋堂の高い造形力とセンスが光る1品に仕上がっていますと思います。
FRONT & REAR VIEW
島状とした本体部分の直径は約3.6cm。
前方にはホーク1号の発進口とポインターが走る道路を、後部には造形はされていませんが
ホーク2号の発進口とホーク3号が発進する滝がレイアウトされています。
画像では判り易く各ミニチュアは外してあります。
ウルトラホーク1号、発進!
やはりメカ的主役であるホーク1号は最も大きく造形されており、
小さいながらもプロポーション&塗装は満足のいく出来となっています。
ウルトラホーク2号&3号、発進!
1号に比べると大分小さいのですが発進の雰囲気等はシッカリ再現されています。
こちらはバンダイ製フィギュア
ホーク1号の発進口と共に立体化されたホーク2号のサイロ。
台座からの高さは約7.2cmで現在のところ劇中に最も忠実な立体物となっています。
他にも発進口から飛立つタックファルコンや格納庫内のコンドル1号&スーパースワロー、
マッキー3号等が立体化されており、基地ファンには何とも嬉しいシリーズでした。
こんなスタイルでの玩具・プラモ化希望!
ウルトラセブンというキャラクターが懐かしいばかりでなく秘密基地というフレーズや
造形のスタイリングまでもが懐かしい本モデル。タイムスリップグリコだけで終わらせる
には惜しい題材だけにバンダイ辺りがこの方向性で玩具化してくれると嬉しいのですが。
バンダイ製 プラモデル
ウルトラホーク3号秘密基地
再放送などで人気を維持していた所以でバンダイより1〜3号&マグマライザーの
単品版キットにビル型格納庫を加え秘密基地としたキット4種が発売。
画像はそのウルトラホーク3号秘密基地のもので、ビルの前面が開きゼンマイ動力の
3号を格納して遊べます。メーカーオリジナルですが楽しいモデルとなっています。
1972年発売/定価:600円
組立説明書より1
ドアー部品やビル背面には警備隊のマークがモールドされており
完成後の雰囲気を盛り上げますが、デカールやシールの方が良かったかも。
組立説明書より2
劇中では滝から発進する3号ですがウルトラ警備隊の基地は建築物的魅力には乏しいので
キットの様にビルから発進するというのも面白いですね。
実に惜しいです
4つの基地を連結するコントロールタワーを中心とする部品(セットか?)は
結局発売されず。このコンセプトは後にポピーで展開される「ゼロテスター」の
基地玩具シリーズで活かされている様です。
その後、一部改築され…
バリブルーン秘密基地として転生する事に。
それぞれの道を歩む事に
ホーク1号基地はグレンダイザー基地に。マグマライザー基地はゴッドバード基地に。
使い勝手が悪かったのかホーク2号基地は転生せず引退となりました。
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