登場作品:ウルトラマンメビウス(2006)
全長:5m/全幅:2.2m/全高:2m
(劇中設定より)
ガイズマシンのコクピットを構成するガンスピーダーはそれ自体が攻撃能力も持った
小型ビークルとして活動可能で劇中では潜水艇としても活躍。
深度4000mの海底で怪獣ツインテールと対峙しました。
戦闘機のコクピットは超小型潜水艇!
ガンスピーダーは第6話「深海の二人」でリュウとマリナが潜水艇として使用。
前席のリュウが操縦&射撃、後席のマリナが各種ナビゲートといった布陣でした。
限界深度は不明ですが少なくとも第6話を見る限り現場である深度4000mまでは
問題なく潜水可能であるとガイズは判断していた様です。
艇首の探照灯は深海でも明るく照らし基本的に有視界航行である本機を助け、
機体両サイドに装備されたフォノンメーザーでツインテールの三半規管を攻撃、
見事にダメージを与える程の威力発揮しウルトラマンメビウスを援護しました。
他にも底部からサイズミックエコーウェーブを照射し海底岩礁をスキャン。
スキャン内容は遠く離れたフェニックスネストでもリアルタイムに受信していた
事を考えるとガンローダーを中継していたとしてもガンスピーダーの
通信能力は相当に高いものであると思われます。
ウルトラサブマリンの変り種!
全長5mのガンスピーダーは潜水艇としてみた場合、ウルトラサブマリン史上最小で
ありその機体のデザインも元は車的なものを目指していたというだけに独特なものに。
劇中では残念ながら車として扱われる事は無く、フェニックスネストから
ガンフェニックスへの搭乗シーン以外目立った活躍は見られませんでしたが
ガンスピーダーの外形をミニチュア撮影でこなせた第6話は同機に与えられた
多くの可能性を感じる事の出来たエピソードでした。
前作の「ウルトラマンネクスト」には潜水艦が出なかった事もあって
このデザインにして取って付けた様な設定とはいえ、ガンスピーダーに潜水能力を
持たせ劇中で活躍させたのはファンとしては大変有難いところです。
バンダイ製 ポピニカ
ガンフェニックス付属品
ここで展示しているガンスピーダーはオリジナルビデオの発売に合わせ再販された
ガンフェニックス‘テレビカラーバージョン’に付属する物で、本放送時に
発売されたガンフェニックスストライカーに付属した開閉可能なクリアキャノピーに
付属の人形を内部の座席に乗せる事も可能とした改良版が元になっています。
2008年発売/定価:6000円
左舷
全長:約6.5cm(約1/77スケール)
デザインアイデアの源泉である車っぽさが色濃く出たスタイルなので
おおよそ潜水艇らしくないのは仕方のないところですね。
上部および底部
前方のオーバーフェンダーっぽい部位にはフォノンメーザーを、
底部には海底をスキャン可能なサイズミックエコーウェーブを装備しています。
モデルはシャーシが金属製で車輪も装備。転がし走行が可能です。
前部および後部
スタイリングは割りと落ち着いた感じですね。
クルーガイズが使用するガンスピーダーは機首の色違いで3機あるのですが、ここで
展示しているのは本編第6話に因んで機首が黄色いガンスピーダー2になります。
ギミック!
クリア成型のキャノピーが開閉可能で内部に付属の人形を乗せる事が出来ます。
付属の人形は4体で、内1体は白襟の隊長だったりするのが芸コマ!
通常はガンローダーのコクピットに
ガンローダー後方のハッチを開けガンスピーダーを挿入。
劇中のイメージが再現されています。
ガンスピーダー射出&リローディング!
第6話を再現してみる。飛行中のガンローダーからガンスピーダー2を前方に射出。
ガンスピーダー2はそのまま海中に突入していきます。
ガンローダーにはガンスピーダーを直列に2機まで搭載可能で、それまで操縦ユニット
だった前方のガンスピーダーを射出後は後方に控えていたガンスピーダーが前方に
スライドしてガンローダーの操縦を引き継ぎます。
因みに第6話で使用された2機目のガンスピーダーはその後ガンブースターの
操縦ユニットとなる機首が銀色のガンスピーダー3でした。
後にはガイズオーシャンなる別動隊も登場、
本格的な潜水艦も所有していた様なのですが
残念ながら商品的にはガンウインガーの
色替えであるシーウインガーの発売のみに
終わってしまいました。商業的には難しい
のでしょうがバンダイや円谷には今一度、
本格的なウルトラ潜水艦というのを
登場させて頂きたいものです。
ガンフェニックス(&ストライカー)はノボランド内で展示中!
画像をクリックすると展示室へ飛びます。