登場作品:ウルトラマンギンガS(2014)
バンダイ製 ウルトラチェンジミニカー
「新ウルトラマン列伝」内での放映という変則的な形ながら晴れて地上波ウルトラマンの
仲間入りを果たした「ギンガS」。 2005年の「マックス」以来、実に9年ぶりとなる
防衛隊車両の玩具化という個人的ビッグニュースも呼び込んだのですが、その実体は
以前より展開されていた簡易変形ミニカー玩具「VOOV(ブーブ)」のフォーマットに
沿ったものとなっており、そういった意味でも簡易的な玩具化となりました。
2014年8月発売/メーカー希望小売価格:900円+税
SIDE VIEW
シュナウザー(画像左)/全長:約7.2cm
マラミュート(画像右)/全長:約7cm
価格の割に食玩レベルな簡易造型の2台。
側面のカラーリングも塗装ではなくシールで処理するお手軽仕様となっています。
‘UPG'は本作に登場する防衛隊の名称で「 Ultra Party Guardians 」の略。
TOP & BOTTOM VIEW
シュナウザーにはルーフに造形的アクセントが。
シャーシには2011の刻印があり、更にお手軽商品化度が高まります。
FRONT VIEW
両車共、造形的に最も力が入っているのがフロント部で
日産のロゴも綺麗に印刷されています。
REAR VIEW
商品の構成上、造形的に最も割を喰っているのがリア。
ブーブFRシリーズが基になっているので変形を支える部位は黒い塊でしかありません。
せめてVSシリーズだったら…と思うのですが、これもコストの関係でしょうか?
ACTION
リアを支点にボディをクルッと回転させるVOOVお馴染みのギミックで
それぞれのベース車に変形します。
シュナウザーはリーフに、マラミュートはe-NV200に変形完了。
ウルトラ車両に日産車ってのは新鮮ですね。
共に電気自動車である辺りエコ的なメッセージも?
付属のシール
順番が逆になりましたが上で展示したモデルは画像のシールを貼った状態になります。
この辺もコストカットの一環かもしれませんね。
個人的にはもっとシッカリした形でモデル化して欲しかった両車ですが
それを許さないのが現在の状況なんですかね。
「出してくれただけでも有り難い」というフレーズが最近よく頭に浮かぶのは
良い事なのか悪い事なのか…