ドルファー202

 

 

 

登場作品;ウルトラマンティガ

全長;33m

速度;114km(水上)

    69km(水中)

乗員;6名

 

 

 

 

 

1981年にウルトラマン80が終了して以来15年振りに

「国産30分TV特撮としてのウルトラマン」が帰ってきました。

ウルトラ潜水艦としては、レオ以来実に21年振りの浮上です。

 

 

そのデザイン

 

*  伝統のロングノーズも復活

新時代のウルトラマンはかなり大胆なデザインになり、メカデザインも多分にスポンサーである

バンダイ主導のものになりました。メインメカの戦闘機等は如何にも玩具屋の都合的デザインですが

このドルファーに関しては保守的なものと革新的なもの、リアルとファンタジーが実にバランス良く

ブレンドされ傑作の部類に入る出来だと思います。

 

*  変形!…脅威の水上航行性能

 ドルファーはセイル前部から艦首にかけての部分が下方に折れ、水上航行モードに変形します。

注目すべきは水上航行時に水面下にあるのは下面中央にある主機、両翼端の補機、そして艦首のフロート

(兼水中翼?)のみで艦本体は宙に浮いた状態になる事です。

これにより航行時の水の抵抗を劇的に軽減。脅威の高速性能を発揮します。

アメリカの実験船など現実世界にも似たようなシステムを持った船があります。

 

…で、玩具

 

 

 

「ポピニカ」版

 ポピーから引き継いだブランドは今尚健在。(2004年時点)

 80年代以降はリアルなスタイル、変形、合体が玩具の至上価値

 となったが古参の玩具マニアとしては一寸寂しい想いがする。

 1996年発売 ¥1980

 

 

 

 

 

 左舷

 全長約14cm 車輪による転がし走行が出来る。

 ロングノーズが格好良し デザインも自前なので再現度は高い

何となく昔のシューティングゲーム「ダライアス」の飛行機に

シルエットが似てる…?

 

 

 

 

  上面

 画像だと解り難いが、あちこちにモールドが入っていて精密感

 を強調している。

 付属のシールは全部貼ったが

 正直チョットうるさい

そのクセGUTSマークは元から無いし。

 

 

 

 

 

 後方

 真ん中にぶら下がっている丸いのが主機。

 潜水艦でエンジンが外付けってのは中々思い切ってる。

 

 

 

 

 

 

 水上航行モード

 本商品の目玉ギミック

 この状態時にチラッとみえる各部分の接続部品にも

 それっぽいモールドが入っている。

 この辺の仕事はホント、細かい。

 

 

 

 

ウルトラマンティガは円谷的にもバンダイ的にも

 

いつも以上に力の入った作品なのが見て取れます。

 

おかげで(?)ドルファーも実にハイレベルな潜水艦に仕上がりました。

 

だがしかし、この後に続くウルトラ潜水艦は…

 

 

 

 

 

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