(東京ビッグサイト)
所在地:東京都江東区有明3丁目11番1号
竣工:1995年10月竣工/総敷地面積:265751.63u/総工費:1985億円
アオシマ製 1/750 ペーパークラフト
シートサイズ/縦:約29.7cm×横:約20.9cm(表紙1・部品5・説明書3)
冒険心と柔軟性に富む老舗プラモメーカー・アオシマ文化教材社が放つ変化球アイテムに
ペーパークラフトが登場。 お題としたのは奇抜な形状でサブカルチャー界に於いても
馴染深い通称・東京ビッグサイトの会議棟、1/750のスケールモデルになります。
透明のビニールに封入された合計9枚のシートの中で部品は5枚、その内4枚が
共通となっています。(画像中) 部品には切込みと折り目が入っており付録感覚で
組み立てられますが接着式なんで木工用ボンド等が別途必要になります。
2013年2月発売/定価:900円(税別)
全景
モデルサイズ/縦:約13.6cm×横:約13.6cm×高:約9.2cm(台座含)
逆四角錐を4つ組み合わせた様な特殊なデザインを手頃なサイズで雰囲気良く再現。
屋上にあるヘリポートのマーク以外、基本的に前後左右で共通の造型となっていますが
本来は4面の内、1つの面から下方に向けエスカレーターが張り出ています。
モデルの組立ては4つの逆四角錐と柱と排気塔を組んだ後に中央構造物で挟み込む格好
なんですが、サイズがサイズだけに注意しないと紙の厚みが生む段差や折った後に戻ろう
とする力、組立てた各ブロックの‘膨らみ’等が完成度に大きな影響を及ぼす事に…
実際の処、ペーパークラフトの敷居が高く感じるのはこの辺が影響してる様な気が。
自分も基本的に不器用なんでモデルの出来はかなり荒くなってしまいました。
サイズが大きければもう少し楽になると思うんですけどね…
上部構造物
建物部のサイズ/一辺の最大幅:約12.3cm(実物は約94m)
会議棟のメイン構造物は地上58mの高さがあり、三層構造になっています。
2つの正方形を45度ずらして重ねた様な最上部のユニットを見るとヘリポート下方の
四方に窓が見えます。 ここは建物的には8階に当り、5つの会議室が設けてあります。
逆四角錐の裏側に見えるのが7階部分と6階部分。
7階中央には1000人収容可能な国際会議場を中心に大小22の会議室や
レセプションホールが、6階には中小10の会議室が設けられています。
また、6階部分の一辺には会議棟の外部にある2階部分(西展示場側)と繋がる
エスカレーターが張り出しているんですが本モデルでは割愛。 尚、3〜5階部分は
モデルには無い西・南展示場&東展示場に配するという複雑な構造になっています。
ちょっとしたオマケも
部品シートの余白には同スケールで画かれた人間のイラストが。
折角なんで、この気の利いたオマケを添えてパチリ!
サブカル界のメッカ!
L字(と言うかV字というか)型の敷地の中央角に鎮座する会議棟、本モデルは諸々の
都合で外部エスカレーターを割愛したり1&2階部分は台座としてアレンジしたり…と
残念な点もありますが、そのシンボリックなイメージは良く伝えてくれます。
思えば当展示場最大のイベントと言えるコミケやワンフェス等で何度か訪れたっけか。
今となっては暑ぃ夏、寒ぃ冬の遠く楽しい想い出です。