藤ノ宮邸

所在地:静岡県浜松市近辺

関連作品:きんぎょ注意報!(1991/アニメ)

 

 

 

 

バンダイ製

わぴこちーちゃんのうちにとまりにいく!

 

1989年に雑誌なかよしで連載開始した猫部ねこ原作の漫画「きんぎょ注意報!」が

1991年にアニメ化。 人気を得た本作はまだバブルの残り香が強かったのもあって

スポンサーを勤めたバンダイから3種ものハウス系玩具が発売されました。

 

ここで展示する物件はシリーズ最高額アイテムなんですが主人公・わぴこの家ではなく

もう1人の主人公とも言うべき藤ノ宮千歳の家にわぴこがお泊りするという設定で、

商品名もその行動を謳ったスタイルとなっています。

 

1991年発売/定価:6000円(税抜)

 

 

 

 

付属品一覧

 

高額物件らしく付属品は多めですが結構な数の部品がランナーに付いた状態なのでこれを

切り出す作業がまず大変。 また、壁や床に貼るシールの位置はユーザー判断となるので

何処に貼ろうかと悩みまくり…こうした長い準備時間もまた楽しかったりです。

 

 

 

 

全景

外形:約32.5cm×約52.3cm

 

本物件は平屋2LDKを間取ったスタイルで壁の高さは低め。 人形のサイズを考えると

かなりの大型物件で、建具類を外した状態でパッケージ一杯一杯に収納されています。

3種類の床ボードと建具を付け、前庭ボードと家具類を配置すればプレイ準備完了!

 

 

 

 

付属の人形

 

左から田中山・加藤高広(タカピー)・葵・北田秀一・藤ノ宮千歳(ちーちゃん)・ぎょぴ

わぴこ・菅平由梨香・不良牛・ペンギンの郵便屋の10体が付属…と、実に豪華ですね。

身長は千歳で約5.3cmになります。

 

人形の造型は…→ 

 

この時期流行の?プラ製ペラペラ造型でスタンドも含めた一体成型。 画像の通り背面の

造型も無いという残念設計に…同年のミンキーモモ(発売はユタカから)や翌年のみかん

絵日記のハウス玩具付属人形もペラペラでした。 印刷技術の実験台だったんですかね?

 

因みに足元に造型されたスタンドが若干心許なく立たせ難いな…と感じる事も。

その反省からかミンキーモモ・みかん絵日記ではスタンドが別パーツとなりました。

 

 

 

 

玄関〜リビングルーム

 

ボードに印刷された門扉を通り玄関へ。 豪華な造りの玄関ドアは出窓や家具類等と共に

後発であるミンキーモモやみかん絵日記のハウス玩具へ流用される事になります。

 

玄関を入ると即リビングルーム。 諸々省略が要求されるハウス玩具では玄関の内側が

再現される事は稀で、こういった洋風様式なのが一般的ですね。 パッケージを参考に

家具類を配置しましたが、床ボードに印刷されたカーペットに色々と制限を感じたり。

 

L字ソファにテーブル・TV・ステレオ・ピアノと中々豪華なんですが、パッケージ写真

準拠だとソファからTVが見えないのでここではステレオと位置を交換してみました。

オトナになるとヘンに拘っちゃうんですよね(笑)

 

 

 

 

ゲストルーム

 

正面から見てリビング左手にはゲストルームが。 付属の家具類はユーザーが自由に配置

してOKなんですが大体限定されますね…ゲストルームではベッドとドレッサーを配置

する流れに。 壁に貼るシールは家具の位置に依るんで、位置決めには結構悩んだり。

 

 

画像の様に前庭ボードによって外側からも楽しめる様になっています。

 

 

 

 

千歳の部屋

 

リビングの右手は千歳の部屋。 豪華仕様のベッドとドレッサーに加えて小サイズの

テーブルセットを置いても余裕を感じる広さは流石、千歳お嬢様の部屋といった感じ。

ここでは更に場所を選ばぬ掃除機と電話(ダイヤル式!)も置いてみました。

 

 

前庭ボードの千歳の部屋側には千歳の花壇も。

 

 

 

 

ダイニングキッチン

 

リビング奥にあるダイニングキッチンにはL字のシステムキッチンに冷蔵庫、テーブル

&イスを配置。 システムキッチンの位置もパッケージ写真準拠だと違和感があったので

画像の様な感じに。 シンク前のカーペットはシールなのでキッチンはここで固定です。

 

 

 

 

洗面所

 

ダイニングキッチンから廊下を奥に進むと左手には洗面所が。

ここには乾燥機付き洗濯機と洗面ドレッサーを配置、床ボードに印刷されたカーペットで

位置は指定されている感じなので壁に貼るシールでユーザーの個性を出す事に。

 

 

 

 

バスルーム

 

廊下の突き当りにはバスルームが。 ハウス玩具には在りがちなユニットバス仕様で、

千歳のベッド同様にバスタブも一寸古風な感じ。 便座の蓋は開閉可能となっています。

ゲストルームと千歳の部屋にある出窓は任意の位置に取付け可能…ん、良い感じですね。

 

 

 

 

パーティーやるからぜひきてね!

 

パッケージにある千歳の台詞に従い、わぴこ&ぎょぴと共にお出迎え。

由梨香&タカピーに加え田中山まで招待する辺りは金持ち故の余裕が成せる業か。

 

 

 

 

 

 

パーティーの準備だよん

 

本物件には人形と同技術で見事に印刷された8種類の料理が付属、いや実に美味そう!

加えてスプーン&フォークにカップ&ソーサー、ポット&ピッチャーにワゴンまで付属。

因みにこれらの付属品もミンキーモモやみかん絵日記のハウス玩具へ流用されました。

 

 

ダイニングキッチンにも出窓を付けてみる…う〜ん、出窓は数が欲しいですね。

ダイニングテーブルの位置も色々考えたんですが結局この位置しかないって感じかな。

 

ワゴンで料理を運び、不良牛&ペンギンの郵便屋さんも加えてレッツ・パーティー!

広いダイニングキッチン&リビングが活きますね。

 

 

 

 

ラインナップ

 

おうちあそびシリーズと名付けられた3点の内、「わぴこ学校へいく」は後にユタカから

「ミンキーモモハウス」として転生したんですが他の2点は…どうだったかな?

 

 

 

 

わぴこ、ちーちゃんのうちにとまる

 

パーティー終了後、わぴこは予定通り千歳の家にお泊り。 千歳は父親を亡くし、

母親も(一応、飽くまで一応だけど)スイスで療養中という事で何時も騒ぎの中心にいる

とはいえ、(一応、ホント一応だけど)寂しい身の上なので今宵は楽しい一夜に。

 

 

 

 

わぴこ、ペンギンの郵便屋が来る頃に帰る

 

わぴこの憧れ、将来の夢はペンギンの郵便屋になる事。

後番組として同じなかよし連載の「セーラームーン」が決まった事もあって好評ながら

1年で終了した本作。 もう少しちーちゃんの家でパーティーを続けたかったですね。

 

 

 

 

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