西東京市田無 5階建てマンションの1室(3LDK)
関連作品:あたしンち(2002/アニメ・1期)
セガトイズ製 きてきて あたしンち
「クレヨンしんちゃん」、「ちびまる子ちゃん」が90年代を代表するホームコメディなら
「あたしンち」は2000年代を代表するホームコメディ作品で、途中でローカル枠に降格
されながらも都合2期・計356話(2017年現在)と、結構なロングラン作品でした。
玩具はセガトイズから画像のバッグタイプのハウス玩具が発売。 メインキャラ4人の
人形も付属するオールインワン仕様ですが誠に残念ながら展示モデルは諸々欠品している
中古物件…本来パッケージの窓からは付属する人形が顔を覗かせています。
2003年発売/定価:3980円(税別)
展開〜全景
バッグのロックを外し本体を展開すると室内が現れます。 パッケージに倣ってL字に
展開し、付属のフローリングマット×2&キッチンマット&家具類を配置してみましたが
若干窮屈な感じかな? 冷蔵庫とTVの位置もやや不自然な感じがしますね。
この状態に於けるモデルの床面積は約36×32.5cmになります。
間取り&家具の配置をアレンジしてみる
やはり基本形だと狭く感じるので180度展開して2部屋に分ける感じに。
うん、これなら余裕を持って遊べそうです。 因みにアニメの舞台は西東京市田無にある
5階建てマンション3LDKという設定なんで、かなり割愛してのモデル化という事に。
立花家の人々
左から母・父・長女みかん・長男ユズヒコで、母の身長は約8.3cmになります。
頭部とボディはプラ製、手足はPVC製で両手足が個別に可動。 母以外は首も可動し
手首は物が掴める仕様。 クリア成型の台座も付属するので立ちポーズも決まります。
充実のキッチン
本作の実質的主人公である母の居城であるキッチンはシンクや電子レンジを始め生活臭の
ある小物類が充実、イラストだけに頼らぬ立体感が嬉しい処です。 しかもシンク下には
収納スペースを設けるという凝り様、母の18番「♪情熱の赤いバラ」が聞こえてきそう?
電子レンジ&冷蔵庫
電子レンジと冷蔵庫のドアは開閉可能。 冷蔵庫は2ドア式となっており中に皿や食材と
いった小物類を収納可能なんですが、残念な事に食材類は厚紙にイラストという仕様。
やっぱこのサイズであれば食材類も立体で欲しかったところですね。
ダイニングで食事を
父の給料日前には母の得意技であるイージー料理が炸裂する立花家。
中でもマスト食材であるちくわもバッチリ付属しています。
みかん曰く「我が家のお袋の味はちくわだね」は、けだし名言?
リビングで憩う
家族が憩うリビング用にはTVにテーブル、ソファに座布団が用意されており、
これらを自由に配置して楽しめます。 TVの画面は3種類の中から選べるんですが、
其々のツマミ部がTV上部にあるティッシュケースの模様になっているのが芸コマです。
窓の景色も3種類
TV同様、サッシ窓も画像の3種類から選んでセット。
入れ替え用のツマミ部はエアコンと、こちらでも細かい芸を見せてくれます。
ダイニングで朝食を
母を中心に個性豊かな家族ですが、それでも俯瞰で見れば標準的な家庭である立花家。
「あたしンち」は家族の人となりやその生活様式、そこで繰り広げられる見る者にとって
比較的身近なドラマ等々、如何にも2000年代らしいホームコメディだと思います。
モデルは中古故に母のフライ返しや、みかんのテディベア等々が欠品してたんですが
それを踏まえても2部屋に絞った商品構成には正直物足りなさを感じたり。 もう少し
人形を小型化して間取りを完全再現する方向にした方が良かった様な気がします。