(ペネロープ号)
登場作品:サンダーバード ARE GO(2015)
THUNDERBIRDS ARE GO
最高速度:時速320km(陸上)/マッハ0.92(空中)/43ノット(水上)
(劇中設定による)
タカラトミー(VIVID)製 サウンドビークル
タカラトミー製 サンダーバードトミカ07
サウンドビークルの第2弾アイテムとしてS号と共に発売されたFAB1。
程好いサイズとスタイリングにサウンドギミックが嬉しい基幹アイテムとなっています。
一方、タカラトミーオリジナルのARE GO玩具として展開しているトミカシリーズでは
5号やS号などVIVID系玩具では初弾での商品化が見送られたアイテムもラインナップ。
自動車だけにシリーズ中、最もトミカらしいトミカとなっており、後に画像右下にある
メタリックカラーバージョンもセット売りですが発売されました。
2016年3月末発売/メーカー希望小売価格:2500円(サウンドビークル)
2015年10月2日発売/メーカー希望小売価格:700円(トミカ)
2016年2月発売/メーカー希望小売価格:2400円(メタリックトミカセット)
(価格は共に税別)
それではサウンドビークル(以下SV)とトミカを比較形式でご紹介!
基本的に画像上がサウンドビークル、下がトミカになります。
SIDE VIEW
全長:約14.4cm(サウンドビークル・画像上)/約7cm(トミカ・画像下)
ピンクの6輪車というのはオリジナル版以来、外せないスタイル。
2004年版ではアレンジがキツめでしたがARE GO版ではオリジナル版にかなり近い
デザインとなり、往時のファンにも受け入れ易いものになっています。
TOP & BOTTOM VIEW
ボンネットからリアに掛けてツートンカラーとしたARE GO版のFAB1。
SV、トミカ共に再現された内装が大きなキャノピー越しに見えます。
SVのタイヤには複数の○模様という変わったトレッドパターンが施され、後部には
電池ボックスを装備。 トミカの底部にある四角い穴は1号等の別商品に付属する
スタンドを差し込む為の物で、飛行状態っぽい感じで飾る事も可能となっています。
モチロンSV、トミカ共に転がし走行が可能。
FRONT VIEW
ラジエターグリルの幅の取り方等で印象の異なる2台。
オリジナル版では正式にロールスロイスだったんですがARE GO版のフロントグリルにある
エンブレムには「RR」ではなく「IR」(International Rescue)とある様です。
モデルのフォルムに関しては全体的に丸みを強めたSVの方が、ディティール面では
トミカの方に軍配が上がりそう。 この辺はお国柄が出ているみたいで興味深いですね。
REAR VIEW
リアの形状はオリジナル版以上に絞り込まれたものとなっていますが、
優雅さよりもワイルドさが強いデザインなので少々‘色気'を欠いた感じに。
モデルの造型に関しては印象こそ違えどSV、トミカ共にストレス無く纏まっています。
ACTION
SVはキャノピーを押すと底部の主翼が展開! なんちゃって飛行モードになります。
また先述の電池を入れて後部のトランク?を押すと数種類のサウンド&台詞を発します。
台詞はペネロープとパーカーの2人分なのが嬉しいところ。
ギミックが楽しいサウンドビークル
FAB1のボディ側面は底部に向かって幅が狭くなっているんですが、SVの造型では
アールが内側に抉れる様に絞り込まれているんですよね。 実際は外側に向かってボート
の様なアールが付けられています。 ここがスタイリング的に最も気になるところですが
全体的にはSVにして上等なプロポーションだと思います。
そのサイズが嬉しいトミカ
対するトミカは日本玩具らしいカッチリした造りが気持ち良い一品となっています。
もう少しフォルムに丸みを与えてグレー部分はもっとシルバーっぽくすると良かったかな
とも思いますが、トミカと言う事を考えるとこれで充分かもしれませんね。
その後に発売されたメタリックカラーバージョンはゴージャスさ抜群ですが
セット売りってのが少々まいっちんぐでイヤンな感じ。
タカラトミー製 サンダーバードトミカ12
FAB1 フライトモード
劇中、飛行モードに変形するFAB1。 流石にトミカに変形ギミックは仕込めず
当然の様に上で展示した車両形態でのモデル化となった訳ですが、タカラトミーが本気を
出したか通常形態のFAB1発売から約半年を経てフライトモードが発売されました。
2016年5月21日発売/メーカー希望小売価格:700円(税別)
SIDE VIEW
全長:約7cm
特徴的な6個のタイヤが下方へ倒れスラスターとなる為、
本モデルでは転がし走行が廃されましたがこれは已む無し。
タイヤをこの様に変形させるパターン、結構ありますね。
TOP & BOTTOM VIEW
変形時にボンネットが左右に割れるという地味な動きがあるんですが、その意味合いに
説得力は余り無さそう。 底部から見るタイヤはスラスターっぽく塗装、また主翼は
折り畳み可能なのですが、これは箱へ収納する際に便利という理由の方が強そう?
FRONT & REAR VIEW
基本的に小規模変形なので前・後部のシルエットも大きな変化は見られませんね。
本モデルは飛行メカだけに他の飛行メカ系アイテムと共通のスタンドが付属します。
ラジエターグリルも変形しているんですが…地味ですねぇ。 2004年版FAB1では
リアカウルが割れて飛行用エンジンが出たんですが、もしかしてオマージュ?…な訳ない
わな。 何れにせよもっと思い切って飛行機っぽく変形させた方が良かったと思います。
正直デザイン的に惹かれる部分は少ないんですが、モデルの造型的にはトミカにして問題
無いレベル。 サウンドビークル版で再現出来なかったタイヤの状態も非変形とはいえ
再現してますし。 2つのモードを無理なく別商品として発売してくれた事に感謝です。
オリジナル版FAB1と
画像のオリジナル版FAB1はバンダイ製キャラウィール。
そう言えば2004年版FAB1もキャラウィールで出る予定だったんですが…
ともあれ他のメカと異なり自動車だけにこのサイズでのモデル化は嬉しいですね。
てなこと書いてたら5月には飛行形態のFAB1もトミカで出るとの報が!
パーカー、車を戻して
インターナショナルレスキューからお仕事よ
其々異なる性格を持った2台のFAB1。
ファンであれば黙って両方買いですが、やはりもう1ランク上のクォリティを
持たせたモデルが欲しい処ですね。 DX版か本格的なミニチュアカーを熱望します!