サンダーバード S号

THUNDERBIRD S

登場作品:サンダーバード ARE GO2015

THUNDERBIRDS ARE GO

 

 

 

 

タカラトミー(VIVID)製 サウンドビークル

タカラトミー製 サンダーバードトミカ ギフトセットA

 

ARE GO」の隠し玉とも言えるS号ですが劇中での本格的な活躍はシリーズ中盤以降と

いう事もあってか本家VIVD系玩具では初弾での商品化を見送られていましたが

2016年春、晴れて基幹アイテムとも言えるサウンドビークルで商品化されました。

 

翻って日本国内ではバルキリーでお馴染みの川森正治デザインという話題性も手伝い

日本オリジナル玩具であるトミカシリーズでいち早く商品化。 画像は1号、3号との

ギフトセットですが勿論単品での販売もされています。

 

2016年3月末発売/メーカー希望小売価格:2500円(サウンドビークル)

201510月2日発売/メーカー希望小売価格:2300円(トミカセット)

(トミカ単品版は700円・何れも税抜き価格)

 

 

それではサウンドビークル(以下SV)とトミカを比較形式でご紹介!

基本的に画像上がSV、下がトミカになります。

 

 

SIDE VIEW

 

全長:約16cm(SV・画像上)/約7.3cm(トミカ・画像下)

 

 

所謂、戦闘機スタイルのS号はサンダーバードメカと思うと少々の違和感も。

両モデル間にあるサイズ差&玩具的性格の差がスタイリングにも出ていますが、

参考資料が異なるのか共通項である筈のマーキングにも違いが現れています。

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

 

SVに見られる縦横の寸詰まり感が劇中と異なるシルエットを与えているんですが

これが案外ストレスを感じる程ではないんだよなぁ…纏め方が上手いんでしょうね。

トミカのフォルムも結構独特なんですがSV同様、これはこれでという感じ。

 

マーキング類は主翼の‘TBS'の角度とボディ中央に走る銀の横ラインはSVが正解で、

コクピット右側の‘THUNDERBIRD S'はトミカの様に無表記なのが正解みたいです。

 

 

 

FRONT VIEW

 

劇中のCGを見るとコクピット周りを中心に上下にメリハリのあるデザインとなっており、

この辺トミカでは諸般の都合なのか少々潰れた感じに造型されています。

何でも聞いた話だと特徴的な機首はキウイをイメージしたとか。

 

 

飛行機として見ると大変興味深いデザインではありますが惜し気も無く滲み出る川森色は

結果的に非サンダーバード的な、良く出来たゲストメカ的スタイリングを選んだ様です。

 

 

尤も先方からオファーがあったという事はアチラのスタッフもバルキリー的なものを

求めた訳でしょうから格好良さを含めた真の評価は劇中での活躍如何といったところ。

 

 

 

REAR VIEW

 

アーチ状の尾翼は特徴の1つで嘗てのアンダーソンメカにもチョイチョイ見られました。

この尾翼にエンジンがぶら下がってたりすると一気にそんな感じに見えますね。

SVは材質の関係からなのか尾翼の形状と造型が甘めになっています。

 

 

コクピット後方に記された機体名THUNDERBIRD Sの‘S'は複数形THUNDRBIRDS

混同しそうで何かモヤっとするんですが意図的なものなんでしょうか。

 

 

因みにS号のSはシャドウのS。 またパイロットであるケーヨが担当する

セキュリティ(Security)のSや6(Six)番目のメカのSにも

掛かっていますがこれは意図したものではないかも?

 

 

それにしても主翼や尾翼にある略称‘TBS'…なぁんかモニョるよなぁ〜

因みに劇中モデルでの尾翼横の文字はSVの‘International Rescue'が正解。

 

 

煽りも画になる

 

上下に薄く翼長大きめなS号のシルエットは俯瞰や煽りで観ると画になります。

氏の人心を掴むデザイン力はここでも発揮されている様ですね。

大型モデルになればその辺の魅力がもう少し再現出来ると思うのですが。

 

 

 

ACTION

 

SVは右エンジンが電池ボックスになっており、ここにボタン電池LR41×3をセット。

コクピット後方左右にある三角形のボタンの右側を押すとサウンド&台詞が流れます。

左側を押すとロックが外れコクピットを構成するシャドウバイクが分離します。

 

シャドウバイクは全長:約4.6cmで転がし走行が可能。

省略の激しい造型ですがこれで充分でしょう。 嬉しいギミックです。

 

 

 

トミカにはディスプレイスタンドが付属

 

トミカの底部に開いた四角い穴は付属するスタンドの差込口。

スタンドは1号や3号のものと共通になります。

 

 

トミカセットにはペーパージオラマも付属

ギフトセットには画像のペーパージオラマが付属するのですが絵柄は完全に2号仕様なので

別売りの2号をディスプレイ。 2号にディスプレイスタンドは付属しませんが

差込口はあるのでそのまま流用する事が可能です。 11月にはトミカ版ジェットモグラの

発売に合わせて2号、4号にジェットモグラをセットしたギフトセットBも発売。

A付属の裏側がデザインされたペーパージオラマが付属し、組合せて遊ぶ事が出来ます。

 

 

サンダーバード6号に非ず!

 

SVは決して玩具向けとは言えないデザインを上手く纏め上げたなぁという感じ。

シャドウバイクの分離ギミックも再現した中々の良アイテムだと思います。

手頃なサイズと値段が嬉しいトミカと合わせてコレクションするのが吉です!

 

 

 

 

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