サンダーバード 4号

THUNDERBIRD 4

登場作品:サンダーバード ARE GO2015

THUNDERBIRDS ARE GO

 

最高速度:160ノット(水中)/最大潜航深度:30000 feet

(劇中設定より)

 

 

 

 

タカラトミー(VIVID)製

DXサンダーバード2号&4号

サンダーバードトミカ04 サンダーバード4号

 

ARE GO玩具のフラッグアイテムとして発売されたDX2号にセットされた4号は

単体でも成立しそうな程のギミックが搭載されたモデルで、現時点(2015年)での

最高位モデルとなっています。 日本オリジナル玩具であるトミカシリーズでは

他のメカと共に単体商品として発売されました。

 

201510月2日発売/メーカー希望小売価格:6500円(DX)・700円(トミカ)

 

 

以下、DX版とトミカ版を比較形式でご紹介

 

基本的に上がDX版、下がトミカ版になります。

(トミカ版に腰掛けているゴードン人形はDX版に付属するもの)

 

 

SIDE VIEW

全長:約17.4cm(DX:画像上)/約6.5cm(トミカ:画像下)

オリジナル版4号から船首の探照灯を外した感じのARE GO版4号。

DX版は船首の形状をトミカ版よりもシャープに造型、各部のエッジも立たせたものに。

対するトミカ版は合金製の船体にDX版以上のモールドが走っており精密感を好演出。

船体のメインカラーである黄色の濃度の差も2者の印象を異なるものにしていますね。

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

2者の上・底部を見比べると船首を始めとしたアウトラインのアールの付け方、

解釈の仕方の差が興味深いところ。 トミカ版の方は重厚感がありますね。

 

底部にはどちらも転がし走行用の車輪を3つ装備。

劇中では前輪部にパイロットが船外に出る為のハッチがあります。

因みにDX版の底部にある「4」は劇中通り。

 

 

底部のポイントとして

 

DX版はガラス張りの船首をシールで再現。 艇内の様子が伺えるのが楽しいですね。

トミカ版には小さな四角い穴が開いており、別売りの1号等に付属する

ディスプレイスタンドをそのまま使用する事が可能です。

 

 

FRONT VIEW

オリジナル版4号にあった両舷下部のインテーク部はARE GO版ではマジックハンドの

収納箇所や魚雷発射管だったりします。 トミカ版はこの辺のディティールも細かく

コクピットのウィンドウにはクリアパーツを使用。 よく見ると操縦席なども

再現されている様なのですが窓が小さくて確認し辛いのが残念。

 

 

REAR VIEW

ARE GO版4号では後部に搭乗用ハッチが設けられました。 救助した人をここから艇内に

運び込むというオリジナル版4号では見られなかった演出はARE GO版4号の大きな魅力。

トミカ版の細かいディティールはノズル内にある小さなフィンにも至っています。

 

 

DX、トミカ、どちらも格好良いッス

ディティール面に於いてはトミカ版の方が1ランク上かなと思いますが

トミカ版の格好良さは劇中から少し離れた独特なものの様に感じます。

全体の雰囲気はDX版の方が劇中に近い感じかな?

 

因みに劇中では後部ノズルが発進直前に後部に伸びるという細かなアクションも。

DX、トミカ版の造型は共に伸びた状態になります。

 

 

ACTION

トミカ版は転がし走行以外のギミックは無いのでDX版のみご紹介。

DX版にはバージルと共に4号の専任パイロット、ゴードン・トレーシーの人形も付属。

コクピットがガバッと開閉し内部のシートに乗せる事が可能です。

商品のメインである2号と異なりサウンドギミックはありませんが

4号にもプレイセットならではの楽しさを詰め込んだ設計は嬉しい限り。

画像右で操縦席に座る潜水服の人はVIVID社の過去アイテムから

オリジナルのゴードン・トレーシー人形になります。

 

 

後部ハッチ開閉!

 

後部搭乗用ハッチは劇中通り上下に開閉可能。

艇内には脚を曲げればゴードン1人が入れる位のスペースがあるゾ!

因みに劇中ではテンポが速いので注排水・減圧処理などのシーンは端折っている模様。

 

 

ドライチューブ再現

両舷の張り出し部には劇中でも使用されたドライチューブが収納されています。

ドライチューブは救助した人をいち早く水上に運ぶ為の物で見た目は棺桶っぽかったり。

劇中では艇内から乗込み後に後方へ射出、そのまま水上まで浮上していきます。

 

 

ゴードンくん、遊ぶ!

 

別売りのアクションフィギュアで発売されているゴードンくんを使って‘超大型玩具で

遊んでる図'を表現。 トミカ版はサイズ的にはDX2号と相性が良さげかな?

 

 

ところでゴードンってオリジナルと比べて相当性格変わりましたねぇ。

明るくなったというか煩くなったというか幼児化したというか…

人命救助より行方不明になった親父の手掛かり入手を優先しちゃう辺り何ともかんとも。

 

 

求ム! DX以上の単体玩具!

 

2号と共に手に入る遊び甲斐のあるDX版とカッチリした見た目が嬉しいトミカ版。

玩具的には2号とセットで見られる事の多い4号ですが艇内描写が充実し、外観以外にも

見せ場が増えただけにもう少し豪華な単体玩具の登場を心から期待したいものです。

 

◆ゴードンの足下にある4号はサウンドビークル版2号の付属品◆

 

 

その後トミカ版にニューバージョンが!

トミカ版を一部仕様変更、アームを展開させた‘作業モード'が発売されました。

2016年4月16日発売/メーカー希望小売価格:700円(税抜き)

 

 

アーム可動が楽しいモデルです

 

本体上部は通常版と共通で底部とアームが新造形。 底部のガラス部が塗装されている

ところが良いですね。 アームは基部と‘肘'の2ヶ所で1軸可動します。

その形状故、車輪はありませんが代わりに通常版には無いスタンドが付属します。

 

 

 

 

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サンダーバード展示室

 

 

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