THUNDERBIRD 1
登場作品:サンダーバード ARE GO(2015)
THUNDERBIRDS ARE GO
最高速度:15000 mph/150000 feet
(劇中設定より)
タカラトミー(VIVID)製 プラトイ
サウンドビークル サンダーバード1号
程好いサイズにサウンドギミックを搭載したサウンドビークル(以下SV)シリーズは
ARE GO玩具の中核アイテムで元は海外VIVID社による商品。 タカラトミーによる
日本展開に際して流れる台詞の日本語化等、一部仕様変更されて発売されました。
2015年10月2日発売/メーカー希望小売価格:2500円
SIDE VIEW
全長:約15.5cm
パッと見、シルエットやカラーリングはオリジナルと変わらないARE GO版の1号ですが
各部のディティール面に於いては現代風に追加、アレンジが施されています。
モデルの造型は5歳以上向けの玩具としては可も無く不可も無く…といったところ。
TOP & BOTTOM VIEW
主翼の位置はオリジナル版よりも後方にズラされ翼面積も縮小されています。
初見で1番引っ掛かるポイントだったんですがこれも‘慣れ'で解消されました。
オリジナル版からの最大の変更点としてガラス張りの機首底部が挙げられます。
この辺、2004年版1号を意識したのかもしれませんね。
FRONT & REAR VIEW
劇中では主翼に下反角が付けられており機首底部と共に大きな特徴を成しているのですが
本モデルでは残念ながら再現されておらずオリジナル版1号同様、水平翼に。
機体後部ノズル周りのディティールに関しては中々凝ったものとなっていますが
円筒部の外周がつんつるてんだったり右サイドから見ると‘TB1'の文字が
逆さになったりしている辺りに感じるストレスは中々のものだったりします。
煽りでパチリ
ARE GO版1号はオリジナル版1号の欠点を補う様に外観に細かなポイントを与え
どの角度から見てもそれなりに画になる様、工夫されているのがモデルでも解ります。
ACTION
機首底部に電池ボックスを配置。 ボタン電池LR41×3を使用しますが本モデルには
テスト用電池がセットされているので買って直ぐ楽しむ事が出来ます。
機体後部「1」の前にあるスイッチを押せば飛行音やパイロットである
スコット・トレーシーの台詞が数種類発せられます。
主翼開閉!…ん、あれ?
機体後部、V字尾翼のあるサブエンジンユニットを捻ると主翼が開閉します。
尾翼部の回転に関しては劇中でも行われている地味なアクションなんですが、
劇中では翼を閉じた待機状態での尾翼部が十字、翼を広げ着陸する際に尾翼部がX字
となる印象が強いのでモデルを見るとモヤモヤ感が拭えなかったり。
ディスプレイ台や着陸脚が無いので基本直立状態でしか飾れないのに
翼がキッチリ収納出来なかったりする辺りにもストレスポイントが…。
2004年版サンダーバード1号と
以前バンダイより発売された2004年版1号と2ショット。
コクピットに透明部分を設けたり尾翼部に動きを加えたりしたのは
2004年版1号のアイデアを受け継いだ?
色々と残念な
SV版1号はアチコチに見受けられる詰めの甘さが残念無念。
サイズ的にはシックリくる大きさなのでガッカリ感も増し増しです。
DX版かタカラトミーオリジナルで出ないかなぁ?
タカラトミー製 トミカ
タカラトミーから発売された日本オリジナル商品は現在(2015年)のところトミカのみ。
しかしながら初弾で1〜5号、S号、FAB1がリリースされるという充実ぶり。
通常の単品版に加えて画像にある3機をパッケージングしたギフトセットも登場。
中身は単品版と同じですが紙製のジオラマベースが付属します。
2015年10月2日発売/メーカー希望小売価格:2300円(単品版は700円)
全長は約7.4cmとSV版のほぼ半分で、モデルは主翼が開閉可能となっています。
SV版と異なりディスプレイ台が付属するので飛行状態でディスプレイする事が可能。
V字尾翼がフニャフニャなんでパッケージの中で変形必至です。
画像右は別売りのアクションフィギュア、スコット・トレーシーと。
このままで終わらせるには…
CGとなって表現の幅が広がりオリジナル版以上の画作り&活躍が期待されるだけに
スタンダード的な玩具であるSV版の残念さが重ね重ね…ホントに…好きなだけに…
第2シーズンを見据えて1号の新商品、期待しています!