ジェットクレーン車

MOBILE CRANE

登場作品:サンダーバード(1965

THUNDERBIRDS

 

 

 

 

デアゴスティーニ製

週刊サンダーバード2号&救助メカ

 

2016年1月より全国販売を開始したデアゴスティーニの週刊電動サンダーバード2号。

80号だったので第7879号で完成するジェットクレーンは最後の救助メカになる

筈だったんですが、95号まで延長するに伴いこの後にXカー等が加わる事に。

 

2017年7月25日&8月1日発売/定価:各1750円(税抜)

 

 

 

 

SIDE VIEW

全長:約11.7cm(アーム含む)

 

移動しながら救助作業が可能なジェットクレーン車のデザインに奇抜さは無いものの

その巨大な車体からは劇中で語られなかったポテンシャルを予感させます。

 

モデルの造型は例によって良好なんですが一寸気になるのはクレーンの折り畳み具合で、

劇中を見るとクレーン収納時は上下がもっとピッタリくっついているんですよね。

 

 

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

 

左右非対称な車体のディティールは必要最小限な感じのシンプル仕様。

高速エレベーターカー譲りのダブルタイヤ計12輪は気持ち良く回転します。

 

 

 

 

FRONT VIEW

 

右に運転室、左にインテークを配したフロント部。 運転室のウィンドウに使用された

クリアパーツのスモーク度は同シリーズの救助メカの中では若干薄めなのが地味に嬉し

かったり。 ディティールはシンプルですが形状は複雑なんで汚し塗装で化けるかな?

 

 

 

 

 

REAR VIEW

 

迫力はあれどフロント以上にシンプルなディティールの後部。 実際、撮影用モデルも

こんなもんかと思うので余計なモールドを増やさなかったのは正解かもしれません。

 

 

 

 

 

質実剛健さが魅力です

 

余計な物が無い、機能美溢れるシンプルデザイン。 ところで当時から子供心に

気になっていたんですが、これって‘クレーン'じゃない様な気が…感覚的には

「移動式高所作業車」と言った処ですが「ジェットクレーン車」の語感には負けるか?

 

 

 

 

ACTION

 

アームは折り畳み部で画像左の位置まで可動させる事が可能なんですが、ユルユルなんで

任意の位置で固定出来ないのが難点。 アームは本来、後部ピボットに接着するんですが

接着しなければ画像右の様に基部で可動させる事も可能となります。

 

ただアーム基部のターンテーブルに旋回ギミックは無く、作業員が乗る先端のプラット

ホーム基部も可動しないので遊び甲斐は皆無、何とも中途半端な設計に思わず溜息が…。

 

 

 

 

兎に角、デカイ

 

暴走する超大型メカ、クラブロッガーと呼応する様に大型化したジェットクレーン車。

劇中のイメージと本モデルを比べると、もう一回り小型化した方がシックリくる感じ

なんですが…1つ前のアナスタ湖探索車もそうでしたが何でこのサイズにしたかなぁ?

 

 

 

 

他の救助メカと

 

スタイルが似ている高速エレベーターカーも結構デカイんですが、こうして相対的に

見るとジェットクレーン車のデカさが際立ちますね。 加えてジェットモグラと

比べた場合に見られるディティール面の弱さもデカイ故に気になったりです。

 

 

 

 

 

コンテナ内で待機中

 

広い車幅がフロアを圧迫、コレ1台でコンテナ内はパンッパンすな。

 

 

 

 

出動!

 

ん、やっぱもう一回り小さい方が良かったゾ!

デザインも活躍ぶりも地味だったジェットクレーン車の立体物は結構貴重。

デアゴの同シリーズは存在価値の高い立体物が多いのが嬉しいところです。

 

 

 

 

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