ジェットブルドーザー
(ファイアフライ)

FIREFLY

 

登場作品:サンダーバード(1965

THUNDERBIRDS

 

 

 

 

デアゴスティーニ製

週刊サンダーバード2号&救助メカ

VIVID製 プラトイ

アクションアドベンチャーセット

 

2016年1月より全国販売を開始したデアゴスティーニの週刊電動サンダーバード2号。

6月に発売された2022号でジェットブルドーザーが完成します。 2004年にタカラが

展開した1/144モデルでは立体化されなかっただけに今回のモデル化は吉報でした。

 

もう1つ展示するのはVIVID製の小型プラトイ。 画像は単品販売されたものをセットに

したもので造型は玩具として割り切ったものですが、コンパクトながら付属の人形で遊べる

プレイセット仕様とした楽しいモデルとなっています。 正統派な海外玩具の形ですね。

 

2016年発売/定価:各1750円(デアゴ版・税抜)

1999年発売?/定価:?(VIVID版)

 

 

 

 

それでは方向性の異なる2種のジェットブルドーザーを比較形式でご紹介!

基本的に画像左/上がデアゴ版、画像右/下がVIVID版になります。

 

 

因みに車体にも記されるオリジナルの名称‘ファイアフライ'(ホタルの意)が

日本に於いて浸透しなかったのは個人的にゃ残念なところ。 ジェットモグラの影響が

少なからずあったのかもしれませんね。 あれは‘モール'じゃイマイチだしなぁ。

 

 

 

 

SIDE VIEW

 

全長:約10cm(デアゴ版:画像上)/約7.7cm(VIVID版:画像下)

 

 

デアゴ版はその方向性の最新モデルだけあってスタイル、ディティール共に良好。

注目すべきは金属部品を用いて3本のアンテナを再現した点で、これにより

それまでのモデルよりも1ランク上の完成度を演出する事に成功しています。

 

対するVIVID版は玩具として割り切った思い切りの良いアレンジが楽しいモデル。

しかしながらこちらもアンテナを再現する等、意外な?拘りを見せたりもしています。

 

 

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

 

既存のブルドーザーとは異なる密閉型ボディが特徴的なジェットブルドーザー。

丁寧に再現された表面の細かなデコレーション部品がデアゴ版の見所の1つです。

同シリーズで先にモデル化された磁力牽引車と共通のゴム製クローラーも高ポイント。

 

VIVID版のボディラインは非常にユーモラス。 先述のアンテナ以外のデコレーションも

それなりに再現されていてこのモデルにして過不足無い感じです。 残念ながら底部の

クローラーはダミーですが、代わりの車輪により転がし走行が可能となっています。

 

 

 

 

 

FRONT VIEW

 

両モデル共ドーザーブレードが上下に可動するので上げた状態でフロント周りをご紹介。

ボディもそうですがフロント周辺は特に曲面主体の有機的フォルムを有していますね。

 

先端部には障害物除去用にニトロ砲を装備。 砲身を伸ばしてドーザーブレード越しに

使用するのですがデアゴ版でもそこは再現されておらず何とも残念。 他にも折角

キャノピーにクリアパーツを使用しているのに深い塗装で台無しなのも残念な点です。

 

VIVID版のフロント部は完全オリジナルなんですが、これはこれで遊園地の

乗物みたいな可愛らしさがあって個人的に結構お気に入りだったりします。

 

 

 

ドーザーブレードを下げると…

 

デアゴ版はドーザーブレード全体をクリア成型にする事で覗き窓を再現しています。

尚、VIVID版はニトロ砲使用時に車体を守り切れない模様。

 

 

 

 

REAR VIEW

 

一寸グラマラスなヒップが魅力の後部には牽引フックも装備。

プロポーション&ディティールで魅せるデアゴ版に対してアレンジの激しい

VIVID版ですが返って既存のブルドーザーっぽい感じが出ているかも?

 

 

 

 

 

デアゴ版のスタイルはバツグンなんです…

 

が、これを手に出来るのは定期購読者、しかも完成する3冊分(2号用パーツもあるとは

いえ)合計5670円もするかと思うと…定期購読者はこういう事を考えちゃイカンですな。

でも全号発売後に救助メカだけ単品販売してくれたらもう1個ずつ買ってもいいかな!

 

 

 

 

ACTION

 

デアゴ版のギミックはクローラーによる転がし走行とドーザーブレード可動のみですが

1/144と銘打ったスケール感からくるスタイリングとディティール、同時に組み上がって

いく同スケールの2号(とコンテナ)との合わせ技でその魅力を発揮します。

 

 

 

VIVID版は人形が搭乗可能!

 

VIVID版はコクピットカウルが開閉、内部のシートに付属の人形を乗せる事が可能です。

人形は脚部2ヶ所とバイザーが可動。 画像では耐火服を着たバージルを使用しましたが

本来単品版に付属するのは隊員服のスコット&耐火服のブレインズの様です。

 

先述の通りドーザーブレードも可動、車輪による転がし走行が可能となっています。

 

 

 

 

コナミ製 食玩と

 

ジェットブルドーザーに先んじてモデル化された高速エレベーターカーや磁力牽引車と

同様にデアゴ版の救助メカの基本造型はコナミ製食玩SFムービーセレクションの

ものに準じている様ですが、部分的にコナミ版の方が細かかったりもします。

 

コナミ版は全長:約8.4cmでドーザーブレードが可動。

2001年発売?/定価:300円(税抜)

 

 

 

 

耐火能力も高い超大型ブルドーザー!

 

初期ブーム時からプラモやリモコントイ等の商品が出ていたジェットブルドーザーですが

同列に扱われる事の多い磁力牽引車に比べると若干商品力が落ちる感じがするのは

‘基本ブルドーザー'からくるSF色の薄さが災いしているからでしょうか?

 

 

バンダイ製DXサンダーバード2号の展示室へ→←画像をクリック

こちらに付属のジェットブルドーザーもブレードが可動するゾ!

 

 

 

 

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