トレーシーアイランド

トレーシー島/サンダーバード秘密基地

サンダーバード(1965

 

組織名:国際救助隊

所在地:南太平洋上

 

 

 

 

タカラ/VIVID製 プラトイ

サウンドテックシリーズとして「サンダーバード」や「キャプテンスカーレット」を

展開していたVIVID社からトレーシーアイランド、所謂サンダーバード秘密基地が登場。

嘗てVIVIDはマッチボックスから発売されていた基地を手直ししたものを発売して

いましたが、より劇中の楽しさを追求したギミック満載のモデルとなりました。

日本国内でもタカラより画像の日本語版が発売、サウンドギミックで流れる台詞も

ファンには懐かしい日本オリジナル声優によるものとなっています。

 

2003年発売/定価:4500

 

 

FRONT & REAR VIEW

本モデルは島内部にあるドックの再現に注力された設計なので島の外観を表現した画像の

通常モードは正直不恰好なものとなっていますね。島として楽しみたい場合はイマイ製

(イマイ倒産後はアオシマより再販されている)プラモデル等がお勧めです。

島の外観は我慢のしどころ…?

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

モデルサイズ:約19cm×26cm

 

トレーシー邸と3号用ラウンジハウスがコンパクトに纏められた島上部。

底部には電池ボックスがあり、単4電池×3を使用します。

 

 

居住区全景

島の上部にある3つの建物はシールで助けられてはいるもののトレーシー島の住人気分を

味わうのに充分な基本造形をしており、その外観だけでもユーザーを楽しませてくれます。

1960年代のデザインですがトレーシー邸は現在の目で見ても良いデザインだと思います。

トレーシー邸と3号用ラウンジハウスは島に載せてあるだけなので簡単に取り外しが可能。

 

 

伝統のアレンジ?

トレーシー邸から3号用ラウンジハウスを屋外で繋げるのはトレーシー島玩具の

パイオニアであるイマイ製プラモデルから続く伝統のアレンジ。

本モデルで面白いと思ったのはプールの面から繋がる通路の先に階段を設け、そこから

ラウンジハウスに入れるという造形的演出は感情移入を誘う良いアレンジだと思います。

 

 

ACTION

トレーシー邸の後方にある山肌にカモフラージュされたボタンを押せば(画像左上)

内蔵されたゼンマイにより島の上部がゆっくりとスライドします。(画像左下)

スライドが終了すると島の下部が三方に自動で展開。(画像右)

この時、効果音と共に「THUNDERBIRDS ARE GO」の台詞が流れます。

内部に畳まれたパネル類を手動で展開すればトップ画像にもある完成状態となります。

 

 

付属のサンダーバードメカ

やや簡易造形で2号以外はギミック無し。5号も付けて欲しかったですね。

 

 

サンダーバード1号、出動!

床にある赤いダイヤルを回せば発射台が奥から手前の発射位置に移動します。

画像右の発射位置で1号を台から外すとエンジン音と共に台詞が流れ、

再び台に乗せると発進時とは異なるエンジン音と台詞が流れます。

直上にあるプールは飛び込み台を捻る事でスライド可能。

 

 

サンダーバード2号、出動!

付属する2号の着陸脚は折り畳みが可能。ドックで遊ぶ際には前部の着陸脚のみを立て

背面パネルにあるピンにノズルを差し込み機体を固定すれば準備完了。

ところで機首底部にある「2」が逆なんですが…

床面のダイヤル操作でコンテナが左右に移動します。

スペースの都合かコンテナは1・3・5の3個のみなのが残念。

ダイヤルの傍にある2つの赤いボタンを押せばそれぞれ台詞が流れます。

 

 

コンテナを装備!

背面パネル上部にあるボタンを押すと定位置にあるコンテナ台が上昇して2号にセット

されます。画像右は解り易く2号を外した状態で、3つのコンテナ台全てに上昇機能がある

のですが2号とコンテナのサイズ関係が結構キツキツなのでスムーズにセット出来ません。

本来は2号がリフトダウンしてコンテナがセットされるのでモデルは劇中と逆になりますが

これはこれで結構楽しかったりするので玩具的にナイスアレンジと言えそうです。

 

 

サンダーバード2号、発進します!

ドック前方の滑走路脇にあるヤシの木は傍の赤いレバー操作で劇中通り倒す事が可能。

滑走路先端はカタパルトになっており、側面のレバーでカタパルトがせり上がります。

 

 

サンダーバード3号、発進!

3号のサイロには1号同様のサウンドギミックが。

3号を台から外した時と嵌めた時にそれぞれサウンドが流れます。

 

 

サンダーバード4号、発進!

ここは玩具オリジナル。

岩山の内部に4号を格納する事が出来ます。

 

 

ブレインズの研究室も

本モデルには国際救助隊の頭脳であるブレインズの研究室も設けられており、

背面パネルにはブレインズの姿も描かれています。ブレインズが商品に反映される事は

非常に稀なので(基地に於いては特に)この演出は結構嬉しかったりします。

 

 

国際救助隊出動せよ!

島の外観を犠牲にしてサンダーバードメカの発進シークエンスの再現に特化。

アレンジ具合も玩具らしくて良い感じになっていると思います。メカもセットされた

オールインワン仕様で流れる台詞も懐かしいオリジナル声優によるもの…と、

基地玩具としてかなりの完成度を持ったモデルと言えそうです。

欲を言えば上空を旋回するギミックで5号も付けて欲しかったかな?

 

 

各サンダーバードメカも展示中!

画像をクリックすると展示室へ入れます。

 

 

 

 

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