SANDCRAWLER
登場作品:スターウォーズ epW 新たなる希望(1977)
STAR WARS EPISODE W A NEW HOPE
全長:36.8m/全高:20m/速度:時速30km/乗員:50〜300名/積載重量:40t
(劇中設定より)
ガルーブ製 アクションフリート
小型宇宙艇が多かったアクションフリートにSW1作目に登場した大型車両が登場。
画像右を見ると比較的初期のラインナップだった様ですね。
日本国内でもツクダより販売されていました。
1996年発売/定価:1980円(日本国内版)
SIDE VIEW
全長:約16.8cm(約1/220スケール)
巨大な箱型車両であるサンドクローラーは元々惑星タトゥーインで鉱物資源の調査・発掘
などを目的に入植者が持ち込んだもので、その後放置されていたものを先住者であった
ジャワが住居兼移動手段&仕事場として利用しているという設定。
ジャワは氏族ごとにサンドクローラーを所有しているそうで、
1台のサンドクローラーに300名(内、操縦要員50名)が生活している様です。
TOP & BOTTOM VIEW
モデルの上部に施されたモールドは側面以上に気合の入ったものに。
この辺はアクションフリートの大きな魅力の1つと言えます。
底部のモールドはそこそこに。
合計8基のクローラーはダミーで、転がし走行用の車輪を装備しています。
FRONT & REAR VIEW
比較的シンプルな平面構成の外装は装甲板という設定。但し武装はありません。
前方上部にあるブリッジは左右180度の視界を確保して広い砂漠を見渡します。
サンドクローラーはケナー時代にも大型ビークルとしてモデル化されていましたが
スタイリング面ではイマイチだったので20年程経って漸く良い感じのサンドクローラーが
登場したといった感じです。後部のモールドもプロップに使用した部品が判りそうなくらい
気合が入ったものとなっており、モデルの外観にメリハリを与えています。
ACTION
ブリッジ上部のパネルが開閉可能。
軽く再現された内部に付属の人形を着座させる事が可能です。
前&横も開きます
画像左の様に前部&側面のパネルも開閉可能で後述のギミックに対応しています。
付属の人形はスカベンジャードロイド(A 4R6)とジャワさんの2体。
内部施設が可動!
車体内部には収容したドロイドの修理施設?が再現されており、
側面のレバー操作でベルトコンベア上のドロイドが動きます。
設定ではドロイドを1500体ほど収容可能だそうです。
ディスプレイ台を…収納?
前部パネルを開き先述のレバーをスライドさせると内部に収納されていたプレートが
顔を出します。 このプレートが人形のディスプレイ台にもなっているのがデザインも含めて
アイデア賞的ポイント。 アクションフリート中でも異色のディスプレイ台となっています。
設定では宇宙船の残骸等、大きなものを収容する時に前部パネルを開く様です。
セニョーバ! ドロイドいらんかね?
砂漠を旅し、拾ったドロイドやジャンクパーツで行商を営むジャワさんズの図。
小さい生りでタスケン以上に逞しく文化的な生活を送るジャワさんズはノボのお気に入り!
画像は他のアクションフリート付属の人形を使用。本家ハズブロの3.75インチ・シリーズ
同様にシリーズを集めていくと遊びの輪が広がってとても楽しいです!
♪タトゥーインの砂漠を遥々とォ〜
後のシリーズでは脚による歩行や車輪で走行するメカも登場しましたが、
基本的に浮いているメカが多いSWの中に於いてサンドクローラーは
キャタピラ(クローラー)を使用して走行する珍しいタイプのメカ。
これに乗ってジャワさん達と気ままに砂漠を旅する生活ってのも悪くないかもしれません。
嗚呼、変なドロイドを拾ったばっかりに…
R2-D2とC-3POを追ってきた帝国軍に襲撃されちゃった可哀相なジャワさんズ。
画像は遺体を火葬してやるオビ=ワンの図。ルークは慌てて家に帰るもオーエン伯父さん
達も既に…退路を断たれたルークが旅立ちを決意するシーンですが結構残酷な出来事を
案外サラッと表現しているんですよね。こんなところもSWの魅力なのかもしれません。