追跡戦闘車

(SPV)

登場作品:キャプテンスカーレット(1967

 

 

 

 

パッケージ

VIVID製 ダイキャストカー

 

90年代にサンダーバード、スティングレイの新商品が本国イギリスで

発売され話題になりましたが、これに続いてキャプテンスカーレットも

新商品が発売されました。前2作はマッチボックスからの商品化でしたが

今回はビビッド・イマジネーションという一寸聞きなれないメーカーから。

新興メーカーだったのでしょうか、この後ジョー90も商品化されましたが

期待された謎の円盤UFOの商品化は成らなかった様です。

 

画像は発売されたダイキャストモデル5個をセットにしたもので

台紙にブリスターパックされた単品版も発売されていました。

日本国内での一般販売はありませんでしたが一部輸入業者を介して

コレクター向けショップを中心に出回っていました。

 

1993年発売/定価:?円

 

 

SIDE VIEW

全長:約14cm

 

キャプテンスカーレットに登場するメカの中でも恐らく

1番人気の追跡戦闘車(以後SPV)

モデルは玩具色をやや強めた造形ですが流石90年代の玩具だけあって

基本的なスタイルは概ね良好となっています。

ただ気になるのは上部にあるギミック用ボタンで、本来ここの形は翼状なのに

真四角となってしまっているのが大きなマイナスポイントになっています。

 

TOP & BOTTOM VIEW

特に大きな問題点の無い上部。

本来はダブルタイヤなのですがモデルでは画像の通り。

因みにSPVとはSpectrum Pursuit Vehicleの略。

 

FRONT & REAR VIEW

大変複雑な三次曲面構成のボディが良く再現されていると思います。

 

ACTION

フロント部を下方へ押すとハッチがオープン。

予め装填しておいたミサイルを発射させる事が可能です。

 

上部のスイッチを押せば右側の搭乗用ハッチがスライドオープン。

スカーレット人形が乗っています。

 

上部後方のアンテナは左右中央にあるダイヤル操作で前方に倒す事が可能。

 

後部キャタピラを倒し接地させる事が可能。

構造上、キャタピラは回転可能なのですが造形がブ厚いので飾り程度に。

 

 

そのギミック等に於いて嘗て発売されていた名品ディンキー版を

強く意識したであろうVIVID版SPV。

この後音声ギミックを売りにしたプラトイやミニチュア感を強調した

アオシマ製(海外輸入品)新世紀合金なども発売されましたが、手頃な大きさの

ダイキャスト玩具としてVIVID版の存在意義は大きいかと思います。

 

 

コナミ製 食玩

全長:約9.6cm

 

サンダーバードから始まったSFムービーセレクション。

謎の円盤UFOに続いての商品化で、食玩という限られた条件の中でも

過去のシリーズ同様の高い造形レベルを見せてくれます。

ただこのサイズで車輪が回転出来ないというのは個人的にNGだなぁ…。

 

2003年発売/定価:300

 

 

バンダイ製 キャラウィール

全長:約7cm

 

お馴染みのキャラウィール。サンダーバードのFAB1に続いて

キャプテンスカーレットからはSPVが商品化されました。

少々力不足な造形と省略されたスペクトラムマークが何とも残念。

 

2001年発売/定価:600

 

 

 

 

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