コスモノーツ
(ボストーク宇宙船)

COSMONAUTS VOSTOK-1(1961)

 

 

 

 

メディコム・トイ製 キューブリック

 

キャラ物、非キャラ物を問わず幅広く展開していたキューブリックシリーズの1品。

商品名は「COSMONAUTS」ですが、どう見ても人類初の宇宙飛行を成し遂げたソ連の宇宙船

ボストークで、付属の人形もガガーリンが着たSK-1っぽい宇宙服仕様だったりします。

 

2003年発売/定価:5800円(税抜)

 

 

 

 

60年代ソ連メカを結構忠実に再現!

全高:約20.5cm

 

実にそのまんまなんですが、ボストークを名乗らなかったのは大人の事情なんですかね?

球形部分は乗組員用の再突入モジュール、下部は逆噴射ロケット等を装備した機械部で

プラモ等では機械部に打上げロケット最上段が接合された状態でモデル化される事も。

 

本モデルは再突入モジュールの下部に沢山付いている生命維持用の酸素・窒素タンク

(小型の球体)や、横に3本伸びているビーコンアンテナ、その周囲の機械類等を

丁寧に再現。 そのレベルはリアルモデルの域に達していると言えそうです。

 

 

上部にある釣り針状のアンテナは指揮・制御用。

下部にあるクリップ状のアンテナは通信用

下部中央にあるのは逆噴射ロケットになります。

 

ところで…

 

本来は上部にある2つの穴に真っ直ぐな通信用アンテナが付くんですが、箱裏の写真には

何故か取付けられていませんっつーか、それっぽいパーツも新品だったのに1本しか付属

していなかったんですよねぇ…切って使えって事かもしれませんが説明書も無くって(謎)

 

 

 

 

ACTION

 

モデルはハッチが開閉可能で、内部のシートをスライドして取り出す事が出来ます。

この辺、実機に則したギミックなのが嬉しいところで、実機だとパイロットは再突入後に

地上7km辺りで座席を射出してパラシュートを開き帰還という荒技っぷりがまた何とも。

 

 

 

 

人類初の宇宙飛行は1961年4月12

 

勿論、座席には付属するSK-1宇宙服っぽいデザインのキューブリック人形が着座可能。

そのお顔は人類初の偉業を成し遂げたユーリイ・ガガーリン少佐に似ている…かな?

 

人類初の宇宙飛行時間は僅か108分。 ガガーリンの有名な言葉「地球は青かった」は

正しい訳ではなく、「神はいなかった」も言ってなかったみたいですね。

因みに20年後のこの日、1981年4月12日にスペースシャトルが初飛行しています。

 

 

 

 

宇宙犬とディスプレイ台も付属!

 

本モデルには宇宙飛行士以外にもB@WBRICKを使用した宇宙犬のフィギュアも付属。

ソ連は1951年から犬を乗せたロケットによる大気圏外弾道飛行実験を繰り返した後、

1957年に有名なライカ犬を乗せたスプートニク2号を軌道飛行させる事に成功しました。

 

ソ連の宇宙犬は最低でも20匹以上はいた様で、フィギュアもそんな宇宙犬をイメージ

させる宇宙服仕様となっています。 また飛行士のヘルメットはバイザーが可動し

着脱も可能。 画像右にある宇宙船を飾る為のスタンドも付属します。

 

 

 

 

BACK IN THE USSR

 

何かとナゾも多く力技も多かったソ連の宇宙計画。 ライカ犬は始めから生きて還る

予定の無い飛行だったし、その後のガガーリンさんの人生も色々と大変だったみたい。

モデルはそんなソ連の宇宙計画気分を味わえるナイスなセットとなっています。

 

 

 

 

宇宙開発局へ戻る

 

 

inserted by FC2 system