ムーンエクスプローラー

MOON EXPLORER

 

 

 

 

メーカー不明 プラトイ

‘月面探査'とあるものの、何処かで発表されたショー・カーな感じのするデザインで

タグのイラストも月面でなく地球の空を飛んでいるイメージで不思議感満載というか

当時の大らかさが伺える商品となっています。 元は別の玩具だったのかもしれませんね。

詳細は不明ですが香港製で、恐らく海外で販売されていた玩具だと思います。

 

?年発売/定価:?

 

 

SIDE VIEW

全長:約14.2cm

 

宇宙船っぽい船形ボディは如何にもSFチック。

前輪をボディ外とする思い切りの良いスタイルで、基本チープ造型なんですが

前輪のフェンダー?後方に上下二段のエア抜け用??スリットを設ける等、

不思議な拘りを見せたりもしています。

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

極端とも言えるロングノーズスタイル。

ルーフ全面に及ぶキャノピーはギミックの関係もあって上部が開口されています。

スペアタイヤも装備している辺りが微笑ましいですね。

底部はシンプルそのものです。

 

 

FRONT & REAR VIEW

前後から見るとUFOっぽいユーモラスさがありますね。

フロントにはラジエターグリルっぽい部位があり、その上にある左右の窪みは

ライトと見て良さそう。 リアに見えるのは…マフラーなんでしょうね。

ナンバープレートっぽい部位にある‘GT200'が元玩具のヒントかな?

 

月面探査車としてみると?ですが、5060年代のモーターショーなどで展示された

未来世界を提示するショー・カーだと思えば合点のいくデザインです。

 

モデルは要所に使用されたメッキパーツが効果を発揮しており、

単なるチープトイでは終わらない締まった造型っぷりを見せてくれます。

 

ボディカラーを柔らかいグリーンとしたのも個人的に好みだったり。

とても可愛らしく仕上がったレトロフューチャー・カーだと思います。

 

 

ACTION

キャノピー周りの後部カウルがガバッと開閉可能。

フロントバンパーを押すと助手席にセットした人形が飛び出すギミックがあるのですが

何と本モデルでは人形が行方不明で詳細を紹介出来ず…(涙)

 

因みに先述した様にキャノピー上部が開口されているのでカウルを閉じた状態でも

人形を飛ばす事が可能です。 この辺、やっぱり007の影響なのかな?

 

モデルは更にフリクション走行が可能となっています。

 

 

月面イメージで

こういった車が軽快に走れるほど月面が優しくないのは周知の事実な訳ですが

昔の人が描いた無邪気で本気な夢は現代人には足りない大切なものだったり…なんちて。

 

色々と調べてみたんですが元となった玩具、或いは元とした実車は解らず仕舞いでした。

この時初出の完全オリジナルなのかなぁ?

 

 

 

 

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