登場作品:緊急発進セイバーキッズ
原作にモンキーパンチ氏を迎えたアニメ、「緊急発進セイバーキッズ」は
91年から約1年間に渡って放映されたメカアクション物なのですが、
毎年毎年爆発的に量産され続けるアニメ作品の中にあっては
残念ながらその存在を強くアピールする事が出来ずに終ってしまった様です。
セイバーキッズ
…なんですが未見なんですよ、これが。
当時はアニメなどから遠ざかっていた時期でもあり、次から次へと登場する
新作アニメ(や特撮)をマメにチェックしていなかったんです。
不味い事にどうも本作は未だにビデオ化されていない様で
再放映の機会も減ってしまった昨今、CS等にも加入していない身としては
ひたすらレンタルにならないものかと期待するばかりです(涙)。
見た感じではメカアクションなので0テスター〜テクノボイジャー路線なのかな?
だとすると結構ツボにハマッていた作品だったのではないかと思えてなりません。
(こうして潜水艇も出てるワケだし)
それにしても何故モンキーパンチ氏が絡んだのか…ナゾです。
PX―03―RS ランセイバー
世界の破滅を目論むDr.バグの陰謀に立ち向かい平和を守るのがセイバーキッズだ。
メンバーの1人、天神林ランの操縦する「ランセイバー」は偵察・攻撃を得意とする
小型ジェット機である。通常は2号機の機首に装着され、事件現場まで空輸されたのち
分離して活躍する。水空両用エンジンを搭載し、燃料の混合比を変化させることで
潜水艇にもなる水空両用機である。
…以上は、ここで紹介するプラモデルのパッケージ横に記載された文章で、
劇中で活躍している写真と共にセイバーキッズやランセイバーを知らない人に
対しても分り易く紹介しています。後述にもありますが、
この辺のバンダイ商品のトータルパッケージングには毎度関心させられます。
バンダイ製 プラモデル
の、パッケージと中身。
背景の無い箱絵はザブングルの頃は何か淋しいなァと思ってましたが
馴れてくれば「これはこれで…」なんて思える様に(笑)
付属のフィギュアは‘立ち’と‘座り’の2種でサービス満点!
セイバーキッズの立体商品は、これを含めるバンダイ製プラモ3種しか見当たりません。
80年代が終わり90年代に入ると一般向けキャラクタープラモ市場は
ほぼバンダイの独占状態にあり(というか、ガンプラの?)、
ガンプラで培い続けたノウハウは他の商品にもフィードバックされ
プロポーション・ギミック・作り易さ等々、非常に高いレベルを誇っています。
1/35スケール 定価 ¥400
左舷
全長約11cm
ある日ふらっと 必殺!やりかけ人 氏からプレゼントされた完成品。
自分のプラモを作っている片手間に作ってくれたみたいです。
ただ組んだだけの状態ですが以前のパッケ&説明書の写真だけよりは
商品が判り易いと思いリニューアルしてみました。
ギミック
底部のフィンを動かすとシースルーカメラがポップアップ(画像左上)
キャノピー開閉(画像右上)
スライドするエンジンブロック(画像左下)
先端部は取り外し可能(画像右下)
※左下と右下は箱や説明書にプリントされているものを使用。
カメラを出してエンジンをスライドさせると大分印象が変わりますね。
上部および底部
軽四並みの小さな機体ですが密度は割りと高め。
前部および後部
空海兼用のメカなので潜水艇として見るとアレですが
1個のメカとしては中々良く出来たデザインだと思います。
内部図解
説明書の裏にプリントされたもの。
ここまでくると説明書そのものにも商品価値がありますね。
‘セイバーキッズのプラモ’としては文句無い商品だと思います。
キャリアセイバー
ランセイバーや各種レンタルロボを運搬する所謂サンダーバード2号。
1/144 定価¥800
ランセイバーは操縦席の直下に。(ミニランセイバー付属)
ご覧の通りプレイバリューはシリーズNo.1!
バンダイがスポンサードする作品の中には
プラモだけで一般玩具が発売されないケースが
あったりするのですが(その逆もまた)、
セイバーキッズのメカに関しては玩具として
発売した方が良かったのでは?と、何処か
玩具的な内容のプラモを見るとそう感じます。
キャリアセイバーのキットには2種類のレンタルロボが付属する。
当然、ダイバーロボがお気に入り!