登場作品:スタートレック ファーストコンタクト(1996)
クラス:ソヴェリン級/全長:685m/重量:320万5000t
デッキ数:24/乗員:845名/最高速度:ワープ9.985
(劇中設定より)
プレイメイツ製 プラトイ
当時スタトレ玩具を大々的に展開していたプレイメイツ社が「ファーストコンタクト」
公開時に発売したモデルで、その仕様は定番ともいえる手馴れたものになっています。
ただ何故か劇中とは異なる造形となっておりファンを当惑させる事に。
因みに日本国内に於いてもツクダホビーより輸入販売されていました。
1996年発売/定価:7800円?
SIDE VIEW
全長:約45.5cm(約1/1505スケール)
前作「ジェネレーションズ」で大破したD型に代わって登場のE型ですがそのシルエットは
D型と違って先祖帰りしたかの様な懐かしさを感じるスマートなものに。この辺は劇場の
スクリーンに合わせたのかもしれませんね。第1・第2船体を繋ぐドーサルネックを廃し
力強さを得た船体や艦隊最速を誇る長大なエンジンナセル等、TVで長きに渡って慣れ
親しんだD型に負けない格好良さを誇っていると思います。
TOP & BOTTOM VIEW
第1船体を縦長の楕円形としてスマート感を増した上・底部。
第1船体に多数ある六角形は「ファーストコンタクト」で脱出ポッドとして描かれていました。
先述の通りモデルの造形・デザインは何故か劇中とは異なっており、モデルの第1船体後部
にあるインパルスエンジンは劇中では格納庫となっていてエンジンはその左右にあります。
またワープエンジンナセル先端の形状も異なっておりファンにはウ〜ンな処なのですが
この辺に拘る向きには後年発売されたプラモやダイアモンドセレクト社のプラトイが
解消してくれるのでこのプレイメイツ版は後述のシールを貼らずエンタープライズではない
ソヴェリン級の1艦として楽しむのもアリかなと考えます。
FRONT VIEW
ギミックの関係でしょうか第1船体のブ厚さが気になりますが本モデルは‘玩具’なので
無問題ですね。俯瞰で見ると非常にカッコ良く纏まっていると思います。
REAR VIEW
後方から見るとエンジンナセルを繋ぐパイロンはD型の様な形状ですが劇中では
V字型となっていて、この辺も本来の格好良さを削いでいる様な感じがします。
電源セット!
第2船体底部のカバーを外すと電池ボックスが。単4電池×3をセットし第1船体上部後方
にある小さな3つのボタンを押す事により定番のライト&サウンドギミックが楽しめます。
左右のワープエンジンナセル先端と中央のインパルスエンジンが一定時間音と共に発光します。
ワープエンジンナセル上部の青い部分や「ファーストコンタクト」劇中でスポットが当たった
デフレクターも光って欲しかったのですが残念ながら両方とも塗装処理に。
あと個人的には発光状態を維持して欲しいのですが…
付属のディスプレイ台
電池ボックスのカバー部は付属のディスプレイ台を取り付け可能なものと
形状を重視した物の2パターンが付属と良心的。
付属のシール
さて、モデルにはシールが付属するのですが画像右の説明図を見ても一部を除いて何処に
どう張って良いのか判らないんですよね。シール番号3や4はモデルの造形とシールの形状が
一致していないし9〜16、19、20なんかはそもそも劇中とは船体形状が異なるので位置や向き
が図を見ても不明だったりします。メーカーもそれを知ってか知らずかパッケージ裏に
使用している商品写真にもシールを貼っていないんですよ…ズルイなァ〜
ソヴェリン級6番艦 エンタープライズ
「ファーストコンタクト」「叛乱」「ネメシス」と登場したE型エンタープライズ。
プレイメイツ版の形状は大きく異なりましたが作中でも形状のマイナーチェンジがあった
様です。映画故か、なんか荒っぽい使われ方ばかりされていた様な気がする本艦。
「ネメシス」以降、ピカード以下新メンバーを乗せたE型の冒険譚も見てみたかったです。
Rock'n roll!
ボーグとの緊迫した戦いを展開するピカードら艦内組とは反対にシブるコクレーン博士を
なだめながら予定通りフェニックスの打ち上げを進めるライカーら地上組の暢気さが何処か
可笑しかった「ファーストコンタクト」のクライマックスシーンをイメージしてパチリ。
画像のフェニックスはフルタ製の食玩になります。