燃えろ!! ロボコン

1999年1月31日〜2000年1月23日(全51回)

ユタカ製 ミニソフビ

 

本作は「カブタック」から始まる‘ニチアサ’コメディ路線の第3弾。 折からの懐キャラ

ムーブメントに乗ったか25年前の大ヒット作「がんばれ!! ロボコン」をリブート、

親子2世代に対して訴求力を期待出来る作品としてスタートしました。

 

玩具はバンダイから発売、採点アクションを盛り込んだプラトイ「スロットロイド」を

主に展開しましたが低価格路線は主に子会社であるユタカからの発売でした。 ここで

展示するミニソフビもユタカ製で、数あるお仲間ロボットの内3種が商品化されました。

 

 

 

 

ユタカ製 トリプルヒーローセット

パッケージサイズ/縦:約27.5cm×横:約17.6cm×厚:約5.6cm

 

ユタカはこの頃、既に馴染みであった「ツインヒーロー」という2体セットのシリーズで

【ロボコン&ガンツ先生】と【ロボコン&ロボボス】の2種を発売。 画像はその3体を

1セットにしたもので、ファンならばオールインワンな本商品でイナフな感じ。

因みに3体とも韓国製、厚紙製のカードが1枚付属しています。

 

1999年発売/定価:980円?(税抜)

 

 

 

 

ロボコン

全高:約8.9cm

 

前作のロボタックが全体的に角張ったデザインだっただけに、ロボコンが持つ先代譲りの

丸っこさが愛らしく見えたり。 モデルはその可愛らしさを良く再現、一部背面の塗装が

割愛されているものの両腕&脚は背部も塗装されているので然程気になりません。

 

 

モデルは定番の4ピース構造、元祖ロボコンのミニソフビはハートマークがシール方式で

ユーザーが付属のシールを貼り足す楽しみがありましたが本モデルでは予めプリント。

まぁ、これで問題無いっちゃ問題無いですね。

 

 

 

 

ガンツ先生

全高:約11cm

 

新ガンツは胸と腹にハートの意匠を設けたデザインですが旧ガンツに比べると時代性なのか

若干薄味な…と言うか冷たさを感じますね、顔も怖めだし。 右手がロボコン達の採点用

コネクターになっているという事で左右非対称性も影響しているのかもしれません。

 

造形は無問題で、背部のロケットも別パーツではなく1発で成型。 色数は少ないですが

ロボコン同様に腕&脚、加えてベルト部も背面塗装されているので特に不満は無いです。

 

 

こちらも定番の4ピース構造、ソフビなんで限界はありますが右手のコネクターを

ロボコンの背部にあるスロット(のモールド)に当てて採点ごっこを楽しむ事が出来ます。

 

 

 

 

ロボボス

全高:約8.5cm

 

ロボット学校のお仲間の内、もう1枠をゲットしたのはパワー系のロボボス。

選定理由は不明ですがロボコン&ガンツ同様に造形は至極良好。 塗装に関しては3体中

最も力が入っており、細かな塗り分けに加え背部も塗装されているという贅沢仕様です。

本音を言えばロボボスよりロビーナが良かったんだけど…

 

 

こちらも同じく4ピース構造ですがデザインの関係上、腕の取付け位置は画像の通りで

動きに関しての面白味は少なめですね。 劇中の着ぐるみも見るからに動き難そうで、

そのせいもあってか元祖に登場したロボワル等と違いキャラが薄かった気がします。

 

 

単体だとアレなんでガンツ先生と絡めてみますか、ロボコンと共に改めて採点!

んー、やっぱ他のお仲間ロボットもソフビ化して欲しかったッスね。

 

 

 

 

25年前のロボコン&ガンツ先生と

 

うわー、小っちゃくなっちゃって…ユタカの標準的ミニソフビよりも小型なんスよね。

因みに新旧ロボコンは1999年発売の東映Vシネマで共演を果たしています。

 

 

小さなサイズにしたのは同じユタカ製のカブタック&ロボタックに合わせたかったから?

こうして並べるとロボコンの高い塗装レベルがよく判りますね。 楽しかったコメディ

路線でしたが翌年からは「クウガ」がスタート、以降20年以上ライダーが続くとは…

 

 

 

 

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1980&90年代等身大特撮ヒーロロビ

 

 

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