P1ー0号

 

 

 

 

 

 

登場作品:海底少年マリン

 

 

 

 

 

 

1965年に3回だけフジで放映された「ドルフィン王子」をベースにして

1966年、TBSが「がんばれ!マリンキッド」を13回に渡り放映。

「海底少年マリン」はこれを更にベースとして1969年に再びフジで放映されました。

「マリンキッド」分を含めた全36回と、少々複雑な過程を経た作品でした。

 

 

 

そのデザイン

 

*  未見なのですが…

「海底少年マリン」が放映されたのは昭和44年なのですが、少年期にも再放送を見た憶えがありません。

海を舞台にしたSF活劇モノ…といえば僕の世代だと「海のトリトン」ですか。調べてみると海底少年〜にも

「ホワイティ」なるイルカが相棒として登場するとか。富野喜幸氏あたりも参加している様なので僕が見ても

多分楽しめる内容なのではないかと思っています。

DVDが発売されているのですが…レンタル無いかなァ(笑)

※その後ネットテレビで視聴する事が出来ました。第1話でP1−0号が2隻出てきてビックリ!

 

*  古き良きSFメカ

P1−0号ですが、5060年代によく見られた典型的なSFメカ然とした風貌です。

それは得てして宇宙船だったりする場合が多く、TV作品等のメカデザインにも反映される事もありましたが

(グレートマジンガーに登場するクイーンスター等はその典型か)

潜水艇に転用した例は結構稀ではないでしょうか。

もっともこの時期は海に潜れば空も飛ぶ万能メカだったりする事が多いのですが(笑)

 

*  P1−0号

全体的には「空飛ぶ円盤」っぽいデザインですね。

面白いのは操縦席の後方にもう一つ座席があって、こちらもキャノピーで被っているところです。

普通で考えれば前方部分だけで良いと思うのですが、後部座席にもキャノピーを設ける事によってデザインに

「透明感」が出てとても良いのではないでしょうか。ここを外装と同じ流れにすると間延びしてしまうと

思われます。それにしてもヒーローメカとしては操縦席が並列複座の3人乗りなんて珍しいですね。

因みに主役のマリンキッドの声は先日のび太クンを引退した小原乃梨子さんみたいです。

 

 

…で、玩具

 

 

イマイ製 プラモデル

 これは80年代に再販されたもので本来はゼンマイで走行可能

 でしたが、オミットされて転がし走行モデルになりました。

 半身ですが人形も座っていて完成後には透明部品のキャノピー

 越しに覗く事が出来ます。細かく塗装しないといけませんが、

この辺は嬉しい配慮ですね。トップが箱絵で定価¥300です。

100のミニプラモも発売され、同じ様に再販されています。

 

 

 

 

組立説明書!

左右の小さな翼が開閉、ミサイル発射がギミック。

 

単純な部類のキットですが、これで充分と言えるでしょう。

 

 

完成写真!

せめて雰囲気だけでも…(笑)

 

 

P1−0号に限らず「海底少年マリン」は

立体玩具系の商品があまり見当たりません。

その分、プラモがカバーしてくれていたんですね。

作品と玩具の歯車がガッチリ噛み合うのは

もう少し先の様で少し残念です。

 

 

 

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