オタスケアシカ

 

 

 

 

 

 

登場作品:タイムパトロール隊

オタスケマン

 

 

 

 

 

タイムボカンシリーズ「タイムパトロール隊 オタスケマン」は

普段は悪玉トリオもタイムパトロール隊員として登場させる等、

マンネリの中にも新しいアイデアを練り込んだシリーズ第4弾として

1980年2月2日にスタートしました。

 

 

 

そのデザイン

 

*  ♪歴史を守るため!タイムパトロール

オタスケマンはシリーズで初めて主人公が巨大な組織の一員となった作品で、歴史を改ざんしようと企む

トンマノマントから地球の歴史を守る為に星野光、三ヶ月ナナの両隊員の班とアターシャ、セコビッチ、

ドワルスキー隊員の2班でこれに立ち向かうのだが…。

実はヒカルとナナは「正義の助っ人オタスケマン」、アターシャ達はトンマノマントに送り込まれた

「悪のオジャママン」だった!

オタスケマンもオジャママンもお互いの秘密を知らず、タイムパトロール本部もまたこの事を知らないまま

ストーリーは進行してゆく…「オタスケマン」はこれまでにない基本設定を与えてギャグ路線ながらも

チョットした緊張感を醸し出す事に成功しています。

 

*  ヒカルとナナと7つのメカが!

ヒカルとナナ隊員は指令を受けるとサンデー号で出動、その直後にオタスケマンに変身します。

サンデー号も‘オタスケサンデー号’に変化し、現場へと向かいます。

コウノトリ型のサンデー号にはクチバシからぶら下がった小型メカの格納庫があり、オジャママンと

いざ決戦という時にはここから6種類のメカが発進します。

サンデー号と合わせて7つのメカは1週間の曜日に準えてあり、オタスケアシカは水中メカなので「水曜日」

という事らしいのですが、「火曜日」がオタスケサイなのはチョット‘?’です。

因みに「月曜」はオタスケタヌキ、「木曜」はオタスケウータン、「金曜」はオタスケキンタ、

「土曜」はオタスケガエル、そして「日曜」」がオタスケサンデー号となっています。

ここで紹介するオタスケアシカは自立型の水中メカ(というかロボット?)で、見た目はそのまんまアシカ

なのですが水族館などで行われるショーに出てくるアシカの如く口元にはボール、前足(ヒレか)にはタルを

配置して見る者に「馴染み易さ」を提供しています。

 

 

…で、玩具

 

 

タカトク製 合金玩具(Zキャラクター)

 タイムボカン以来、順調に製品化を続けるタカトクは

 オタスケマンの7つのメカもスタンダードサイズ合金で発売。

 「Z合金、Zキャラクター」といったブランド名を掲げて

 合金玩具を展開していたタカトクでしたが、この頃になると

そのブランド名もあまり目立たなくなりました。

定価は恐らく¥1600ほどだったと思います。

 

 

 

四面図

全長約17.5cm

 

タツノコお得意の動物型メカを非常に良く再現しています。

この頃になるとタカトク側も手馴れたもんで、

プロポーションとギミックの両立も過負荷無くこなしています。

 

色使いがとても鮮やかですね。

 

 

ギミック

パッケージ裏にある説明図。

 

口先にあるボールは引っ張った後に手を放すと元へ戻る仕組み。

パッケージに使用されているのは試作品らしく細かい仕様が製品とは違います。

 

首の関節が2ヶ所で可動。

 

ボール部は車輪としても機能するので図の様な体制でも走行可能。

 

背中のミサイルは金色の台座を回転させると1発ずつ連続で発射可能。

 

 

マーク製 プラモデル

定価¥100の簡易キット。

全4種。注目すべきは敵であるオジャママンのメカ、

アンドロメダマ号がラインナップされた事だろう。

(他はオタスケ指令本部とオタスケサンデー号)

 

 

歴史を守って過去未来!

タカトク製のミニソフビ。

アニメ作品はメカ以上にキャラの魅力で押しているケースが多いので

こういった商品はファンとして大変有難い!

 

 

前作「ゼンダマン」では敵メカである

「裁判メカ」が合金化されたのに、

本作の敵メカ「アンドロメダマ号」は

残念ながら合金化されませんでした。

少しずつ世情が変化してきたのでしょうか、

次作「ヤットデタマン」では思い切った

方向転換が図られる事になりました…

 

真の主役はこっち。()

 

 

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