ノーサンバーランド

 

登場作品:セオドール タグボート

 

 

意思を持ったタグボート達の活躍を描く児童向け特撮番組

「セオドール タグボート」(Theodore TUGBOAT)は

ちょっと珍しいカナダの作品です。

 

 

 

 

そのデザイン

 

*  潜水艦fromカナダ!

本作「セオドール タグボート」(Theodore TUGBOAT)19932001年にかけて

カナダで制作・放映された児童向けTV番組で、日本では未放映の作品です。

 

内容は所謂「きかんしゃトーマス」の船版で、登場する船には全て顔が付いており

自我を持ってストーリーを進めて行きます。

当然の様に?未見なので詳細は不明ですが、どうやら全52話が制作された様で

都合8年間に渡ってリピート放映されていたものと思われます。

玩具の著作権表示には‘1989’とあるので、もしかしたらTV化される以前に

絵本等で展開されていたのかもしれません。

 

今回紹介するノーサンバーランド(ノーザンかな?)はサブキャラの一つで、

唯一の潜水艦となっています。主な舞台となる港を夜間パトロールするのが役目ですが

おかげで主人公達と絡む昼間はとても眠そうです。

 

因みにイングランド北東部に同名の州があります。

 

*  アノ作品と勘違い

1989年、英国で「きかんしゃトーマス」シリーズを制作していた会社が

トーマスのシーズンの合間を縫って別作品を制作しました。

意志を持ったタグボート達の活躍を描くトーマスの船版とも言うべき作品で

日本でも「がんばれタッグス」というタイトルで放映、

タカラより玩具展開もされていました。

 

設定等が今回の「セオドール タグボート」と良く似ているんですね。

初めて見た時は「タッグス」と混同していました。

 

余談ですが

「タッグス」は全13話と短く印象も薄いので日本での評価は低いのが現状ですが

トーマス以上に作り込まれたミニチュアが織り成す作品世界&ストーリーは

本国(英国)とオーストラリアでは好評だったらしく、

第2シーズンの制作依頼もあったそうですが第1シーズン終了後に

プロダクションは解散してしまった様です。

 

そう言えば「タッグス」にもグランパスという潜水艦が登場します。

確かタカラから発売されたプレイセットの中に

グリコのオマケみたいな奴があった様な…。

 

 

 

 

…で、玩具

 

ERTL製 ダイキャスト玩具

本作のメイン商品ともいえる合金玩具シリーズの一つで

98年発売らしく台紙の裏をみると全14種がラインナップされている様です。

 

左舷および上部

全長約13.5cm

ミニカー仕様の玩具なので底部にある車輪で転がし走行が可能です。

 

児童向け番組に登場するものなので全体のデザインは

分かり易くなっている様です。

他のキャラ(水上船舶)に比べると情報量が少ないので人気薄かな?

 

殆どが合金なので非常に重たいです。

 

前部および後部

一番の特徴は何と言ってもセイルにある「目」で、

これがノーサンバーランドが生きたキャラである事を強調しています。

ただ主役であるセオドール達には鼻や口がある事を思うと一寸キャラ弱いかな?

 

ミニカーなのでスクリュー等は割愛されています。

 

キャラクターカード

洋物玩具にはよくある台紙裏に印刷されたキャラカード。

 

ノーサンバーランドは夜中に港をパトロールするので

昼間はずっと眠たそうです…といった内容かな?

 

 

 

 

私達の知らない所でも知らない内に

制作され続けられる数々のTV番組。

その中には本作の様に潜水艦が登場し、

商品まで発売されるといったケースも…!

キャラ物潜水艦をキャッチするソナーは

常に感度を上げておかねばなりません(笑)

 

玩具はあんまり眠そうに見えない?

 

入り口へ戻る  ロビーへ戻る

 

 

inserted by FC2 system