(レーシングタイプ)
パッケージ
永大製 1:28ダイキャストカー(シリーズNo.20)
グリップテクニカと銘打たれたこのシリーズ、1:28という少々中途半端な
スケールはダイヤペットやダンディ等の競合他社ではあまり見られない大きさ
で値段も少々高めなのですが、既にキャラ物の合金玩具ではこの位の値段は
当たり前となってきていたので差し詰め「スーパーカーの超合金」的な
位置付けと言えましょうか。当時人気のスーパーカーを中心としたラインナップは
どれも小気味良い造形で、シリーズも結構な数になっていたと記憶しています。
※タイレルP−34等のF1は1:20。また1:43のテクニカシリーズもありました。
1975〜76年ごろ発売?/定価:1800円
SIDE VIEW
全長:約13.5cm
ストラトスの市販車は74年デビューだそうですが、当時児童向け雑誌で初めて
見た時は「宇宙船みたいな車だなぁ、外国にはこんなんが走ってんのか」という
印象を持ったのを憶えています。既にカウンタックやフェラーリ512等で
「スーパーカー」というものを見慣れていたつもりでしたがストラトスから
受けたインパクトは格別なものでした。
モデルはストラトスのレーシングタイプでフロントスポイラーと
リアのウイングが外観的大きな特徴となっています。
TOP VIEW
ストラトスといえばマルボロ・カラー!なトップビュー。
アリタリア・カラーも良いのですが個人的にはラリーのイメージが強いので
モデルの様なレーシングタイプにはやっぱりコレが1番です。
FRONT & REAR VIEW
パッケージイラストと微妙に異なるフロントスポイラーはこのモデル最大の特徴。
当時からこのスポイラーを付けたタイプの実車をみた事が無いので
もしかしたらメーカー独自のアレンジが効いているのかもしれませんが、
当時からこのモデルのスポイラーに大きな魅力を感じていました。
リトラクタブルライトが開閉するギミックはスーパーカー玩具として絶対条件!
ライトは当時良く見かけた輝度を増すダイヤカット仕様となっています。
テールランプにはクリアパーツを使用。
言うこと無しのカッチョ良さ!
ACTION
ライト以外にも左右のドアとリアカウルがオープン!
V6DOHCエンジンも再現されています。
ライトの開閉レバーはパッケージのイラストとでは現物に大きな違いが。
モデルでは開閉レバーが助手席上に乗っかっちゃってます…(汗)
当時の人気漫画「サーキットの狼」で主人公が乗っていた
レーシングタイプも良いですが、自分にとっては市販車のスタイルが
色濃く残ったこのタイプのストラトスの方が思い入れが強いんであります。
余談ですが日東から発売されていたサーキットの狼のプラモは1:28が
メインだったので、グリップテクニカと並べて飾っておりました。
グリップテクニカでは当然の様にラリータイプも商品化していたので
出来る事なら揃えたいのですが…。