グラタン

グランディスタンク(カトリーヌ)

登場作品:ふしぎの海のナディア(1990

 

 

 

 

ツクダアイデアル製 プラトイ

放送当時にひっそり発売されていた玩具で同時期に同社が発売していた

ノーチラス号のプラトイよりも豪華な内容となっています。

ツクダアイデアル製ってのがミソですね。

 

1990年発売/定価:3500

 

 

ノーチラス号の展示室へはこちらから

ナディア版ノーチラス号の展示室へ!

画像をクリックすると空想科学潜水艦博物館内にある

ノーチラス号の展示室へ入れます。

 

 

SIDE,TOP & BOTTOM VIEW

全長:約16cm

 

ユーモラスな6輪車スタイルのグラタン。

玩具という事でモデルのスタイリングにはアレンジが入っているのですが

それでもグラタンの持つ可愛らしさは充分表現されていると思います。

タイヤはゴム製で勿論転がし走行が可能。

 

 

FRONT & REAR VIEW

ギミックの関係もあってボディ下半分のアレンジが激しいですね。

シャーシの幅が広過ぎ、タイヤ径も小さいところが違和感を与えています。

後述しますがタイヤは取外し式なのだから、もう少し径の大きなものにした方が

劇中イメージに近くなって良かったかもしれません。

 

元がシンプル目なデザインなのでモデルの基本造型もそんなに悪くはないですね。

 

劇中を見るとタイヤは6輪共にダブルのスパイク仕様みたいですが

玩具的には遊び易さ等を考慮するとこれで問題無い様に思えます。

 

 

ACTION

上部にある砲塔は左右にそれぞれ45度ほど旋回可能。

付属のBB弾を最上部の穴から入れ、後部のレバー操作で発射となります。

設定では60mm榴弾砲との事。

(BB弾は20発付属)

 

 

アームが展開!

左右のハッチが開閉し内部に収納されたアームを引き出す事が可能です。

ハッチがもう少し水平位置近くまで開くと嬉しかったんですけどね。

 

アームは蛇腹式なので画像の様に色々と表情をつける事が可能。

ただ一寸短いのが残念無念。

 

 

4本のシリンダーが展開!

前後にある4本のシリンダーが画像の様に展開可能。

シリンダー基部にはクリック機構があるのでカチカチと位置固定出来るのは良いのですが

クリックする間隔がやや大きいので思い通りの角度には中々ならなかったりです。

 

 

シリンダーは伸縮可能!

やや短いですが劇中を再現! 嬉しいギミックですね。

 

 

歩行モードに!

6本のタイヤを外してホイールをボディ内に収納。

伸ばしたシリンダーをセットすれば歩行モードになります。

 

 

水上モードに!

砲塔後部の排気(吸気?)塔を引き出し、伸ばした後部シリンダー先端に付属の

スクリューを取り付ければ水上モードの完成です。

因みにパッケージ表記だと排気塔は潜望鏡という事に。

 

劇中ではバラストタンク等の追加装備を施し潜水艦として活躍した事も。

 

 

19世紀製です

「タイムボカン」のイメージを当て嵌めたグラタン(とグランディス一家)は

ある意味ノーチラス号以上に活躍したとも言える名脇メカ。

 

展示した玩具は色々と荒い部分もありますが、積極的にギミックを盛り込んだ

メーカーの姿勢が嬉しい実に遊び甲斐のあるナイスなモデルとなっています!

飛行モードがあったら傑作玩具と言って良いかも!?

 

 

 

 

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