マッハスラッガー

ミクロマン ロードスパルタン・シリーズ

 

 

 

 

タカラ製 プラトイ

4台のバイク型メカが合体するロードスパルタン・シリーズの1品。

この時期、既に脂に乗った展開をみせていた新世代ミクロマンですが人形&乗物のセット

というフォーマットは往時のファンにも強く訴えるものがありました。

 

2005年発売/定価:1600

 

 

SIDE VIEW

全長:約20cm

 

自由な発想でのデザインが魅力のミクロマンメカ。

合体メカ・ロードスパルタンの一部であるマッハスラッガーですがリーダー機だけあって

その形状、カラーリングにはそれなりにリーダー的格好良さを求めた感じです。

でもタイヤの側面にMADE IN CHINAとか入れちゃう辺りは一寸センス無いかな。

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

一連の画像は安定した地上走行を可能とするノーマルライドと呼ばれる形態。

上・底部共に左側が前なのですが左右の赤いユニット(エンジン?)にある翼や

底部に見えるエキゾースト?を見ると格好良さを感じつつ違和感もアリアリですね。

 

 

FRONT & REAR VIEW

飛行能力も備えているだけあって飛行機の様な前後のシルエット。

前を2輪とした辺りがデザイン的なアピールポイントです。

全体的なフォルムは良しとしてもディティール面に於いては大雑把感が否めませんね。

基本デザインは悪くないだけにやはり細部の練り込み度を深めて欲しかったところです。

 

 

ミクロマン カイト

モデルには災害救助のエリート部隊ロードフォースのリーダー(候補生)・カイトが付属。

身長:約10.3cmのボディに32箇所の可動ポイントを設けたのはスゴイのですが

付け替え可能な手首がポロポロ取れるのには少々閉口。15歳以上向けという事もあり

ユーザーがほんのチョット手を加えれば改良は出来るのですが仮にも一般商品なのです

からここは設計的欠陥を指摘したいんですよね。手首のシャフトの先端形状を

ストッパー状にするだけで解決しそうな感じですし。

 

 

RIDE ON!

脚を前に投げ出すライドオン・スタイル。左右独立した縦型グリップのハンドルは

かなり手前にあるので肘を深く曲げた状態での窮屈そうなライディングポーズとなります。

カイト頭部のバイザーが可動するのがカッコイイですね。

 

 

ACTION

マッハスラッガーは画像左の様にパーツ単位で分解可能。

銀メッキ部分は武装パーツで画像右の様に風防と共にミクロマンに装着させ

「スパルタンフォーム」として楽しむ事も可能です。

(両手に持っているのはエアスライサー、背中にあるのがスラッガーウィング)

 

フライトライド形態

パーツを組み換える事により飛行重視の形態に変形可能。

スパルタンフォームでの乗車なのでうつ伏せ状態でのライドオンになります。

フライトライド形態で別売となる3台のバイクと合体すればロードスパルタンの完成。

…なのですが個人的にはマッハスラッガー以外興味を惹かれなかったんですよね…。

 

 

ちょっと組み換えてみる

ロードスパルタンとなる以外、拡張性の低い設計としたのは正直疑問。

多数のパーツに共通ジョイントを設けユーザーが自由に遊べたオリジナルシリーズを

思うと何となく感じていた新世代ミクロマンの物足りなさが浮き彫りになってきます。

アムドライバーやアッセンブルボーグ等の他社製品がその辺を受け継いでいる分、余計に…

 

 

 

 

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