超人機 メタルダー

1987年3月16日〜1988年1月17日(全39回)

ロビン(バンダイ)製/身長:約12cm

 

世界征服を企む巨大組織・ネロス帝国の存在を知ったロボット工学の権威・古賀博士は

これに対抗する為、自らが第二次世界大戦末期に完成させた‘超人機’を起動させるも

直後に殺害される。 戦闘回路と自省回路で人間らしさを身に付けた超人機は剣 流星を

名乗り人間社会に溶け込むがネロスと対峙する時、戦闘形態「メタルダー」に瞬転する。

 

展示モデルは標準的ミニソフビで単体以外にも敵キャラであるクールギンとの2体セット

や、これにバルスキー・タグスキーを加えた「対決セットDX」が発売されていました。

他にサイズアップして何故か剣が付属する「ビックキャラ」も発売、剣はどうやら同じ

様なシリーズのレッドマスク(マスクマン)に付属するものを流用した様です。

 

 

キカイダー的な色合いでシリーズ恒例のギラつきから脱却したメタルダー。 特徴である左

右非対称でハードなディティールをモデルは頑張って再現、マスクの造形も大変良く出来て

いると思います。 塗装が制限されるだけにこの造形力は本モデルの大きな魅力だったり。

 

デザインに新機軸を持ち込んだメタルダーですが背中に設けた2つの張り出し部は

ジャスピオン〜スピルバンの流れを汲んだものに、デザイナーの好みなんでしょうね。

 

 

下半身にも及ぶキカイダー以上のメカメカしさをモデルはしっかりとモールド。

個別名と版権類は尻に、漏れた「 BANDAI 1987 JAPAN 」は足裏に表記されています。

 

 

左右非対称&バイザー廃止の甲斐あって表情が豊かに見えるメタルダー、モデルはその辺

良く出来ていて煽りや俯瞰で見るとその表情は更に豊か。 ジャスピオンやスピルバンより

画になる立ち姿が定番の4ピース構造によるポーズの限界を補佐してくれています。

 

それにしても12cmクラスって揃いませんなぁ、宇宙刑事の3人はロビン名義でも

見つけられませんでした…ジャスピオン以降も画像下な感じで体形がマチマチだったり。

バンダイって戦隊とウルトラ以外はホント、行き当たりバッタリなんスよねぇ…

 

 

メタルヒーロー第6弾の玩具はこれ迄と異なり「ゴーストバンク」と銘打った小サイズの

アクションフィギュアを主体に展開、故か低価格商品であるソフビはロビン名義の商品しか

確認出来ませんでしたが終了2年後の1990年に「 HENSHIN HERO SERIES 」でソフビ化。

 

同シリーズは約17cm。 所謂80年代からのバンダイ・スタンダードサイズで、バロム1

・ロボット刑事・イナズマン・ギャバン・シャリバン・シャイダー・メタルダーの全7種。

面白いシリーズでしたが続かなかったのはファンのパワー不足? 後年のソフビ魂も…

 

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